ナスダック100の投資信託のおすすめは?
特徴・コスト・リターンを比較すると、結局どれがいいの?
毎月5,000万円超の株式投資をしているわたしも、ポートフォリオの約30%がナスダック100関連株!
実は、ナスダック100、大好きです(*´▽`*)
毎月積立でナスダック100に継続投資しているサラリーマン投資家の枝豆が、ナスダック100のおすすめの投資信託について、わかりやすく解説します。
▼本記事の内容
・NASDAQ100への投資は、どんな方法があるの?
・NASDAQ100指数に連動する投資信託のおすすめは?
・筆者のNASDAQ100投資のこれまでの実データ公開!新NISAはどうする?今後の見通しは?
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
ナスダック100(NASDAQ100)ってなに?
そもそもナスダック100(NASDAQ100)とは、いったいなんのことを指すのでしょうか?
昔あったカメラの会社にコダックってあったよね…。
…ん?いや、まったく関係ないです。笑
NASDAQ(ナスダック)市場とは?
NASDAQ(ナスダック)は、世界最大級のベンチャー企業向け株式市場のことです。
NASDAQ(ナスダック)
=全米証券業協会が運営している世界最大級のベンチャー企業向け株式市場
シリコンバレーのハイテク株や、IT関連の新興企業などが上場を狙う、活気のある市場で、世界中の企業家がNASDAQ(ナスダック)への上場を目指しています。
最近は、日本のベンチャー企業もNASDAQ(ナスダック)上場を目指しています。一人乗りドローン「XTURISMO」などの開発を手掛ける国内ベンチャーA.L.I.TechnologiesもNASDAQ(ナスダック)上場を実現し、ニュースになりました。
しかし、NASDAQ(ナスダック)市場は、決して超新興企業だけのカオスな市場ではありません。
今や世界的大企業となったGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)はもちろん、最近話題の半導体企業のエヌビディアや、注目の世界メディア企業となったネットフリックス、もはや自動車の企業とは言えなくなってきたテスラなど、成長がまだまだ期待できる、先進的な大型企業が多く含まれています。
これまでの常識を覆す新しい技術とか、人々がびっくりするような未来を作る会社に投資したい人にとっては、とても魅力的な市場なんです!
そんな、先進的な企業に投資するための基準となるのが、「ナスダック100指数」です。
ナスダック100指数とは?
ナスダック100(NASDAQ100)指数とは、米国のナスダック市場に上場する約3,000銘柄の中から、時価総額上位100位までの銘柄だけを抽出した、株価指数のことです。
ナスダック100(NASDAQ100)
=正式名称は、National Association of Securities Deals Automated Quotations。
=ナスダック市場の時価総額上位100位までの銘柄で構成される株価指数
=四半期ごとに再バランスされ、構成銘柄も毎年再構成される
=時価総額加重平均型を採用
=金融セクターは含まれない
時価総額加重平均型(=時価総額が大きい企業の割合を多くする方式)で、金融セクターは含まれませんので、自然とハイテク株が多くなります。
さらに、四半期ごとにその構成割合がリバランスされ、構成銘柄も毎年見直されるため、成長する力がない企業はすぐに追い出されます。
企業の立場に立って考えるとすごく厳しいけど、投資家から見ると常に高パフォーマンスな企業だけを残して、リバランスしてくれるので、ありがたい仕組みです。
ナスダック100指数と総合指数の違いは?
NASDAQの株価指数には、「NASDAQ総合指数」と「NASDAQ100指数」の2種類があります。
ナスダック総合指数とナスダック100指数は、両方とも右肩上がりですね!
NASDAQ総合指数(ナスダック総合指数)
=アメリカのNASDAQ市場に上場しているすべての銘柄、約3,000が対象
NASDAQ100指数(ナスダック100指数)
=アメリカのNASDAQ市場に上場している銘柄のうち、時価総額が大きい約100銘柄が対象。(ただし、金融業を除く)
NASDAQ全体の時価総額の70%以上がNASDAQ100で構成されているというから驚きです。
70%はすごいなぁ…NASDAQ市場では、上位の100企業分の銘柄が強すぎるってことですね。
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ナスダック100のセクター比率
2023年9月30日時点のナスダック100(NASDAQ100)のセクター比率を高い方から並べると、以下の通り。
比較用としてS&P500のセクター比率と並べてみました。
ナスダック100 | セクター比率 | S&P500(比較用) | セクター比率 |
---|---|---|---|
情報技術 | 57.10% | 情報技術 | 26.1% |
一般消費財・サービス | 18.73% | ヘルスケア | 14.2% |
ヘルスケア | 7.12% | 金融 | 12.9% |
通信 | 5.48% | 一般消費財・サービス | 10.1% |
資本財・サービス | 4.87% | 資本財・サービス | 8.7% |
生活必需品 | 4.23% | 通信 | 8.1% |
公益事業 | 1.24% | 生活必需品 | 7.2% |
エネルギー | 0.69% | エネルギー | 4.6% |
不動産 | 0.27% | 公益事業 | 2.9% |
素材 | 0.27% | 素材 | 2.6% |
ー | ー | 不動産 | 2.6% |
引用:S&P Dow Jones Indices(2023年3月31日時点)
なんと、ナスダック100(NASDAQ100)は、約60%が情報技術です!!こうやって見てみると、金融セクターがゼロなのは大きいなぁ…。
金融セクターが一切含まれないのと、情報技術が6割というのが大きな特徴。
S&P500が全体的にバランスをとっているのに対し、ナスダック100(NASDAQ100)は情報技術にかなり偏っている印象があります。
ハイテク好きにはたまらないバランスです。笑
ナスダック100の上位構成銘柄
2023年9月30日時点のナスダック100(NASDAQ100)の上位構成銘柄は、以下の通り。
なんと業種別に時価総額の構成比率を見ると、「情報技術」が約半数を占めています。
比較用としてS&P500の上位構成銘柄と並べてみました。
ナスダック100 | 企業比率 | S&P500(比較用) | 企業比率 |
---|---|---|---|
アップル | 10.82% | アップル | 7.7% |
マイクロソフト | 9.48% | マイクロソフト | 6.2% |
アマゾン | 5.30% | アマゾン | 3.4% |
エヌビディア | 4.34% | エヌビディア | 2.9% |
メタ | 3.78% | テスラ | 2.1% |
テスラ | 3.21% | メタ | 2.0% |
アルファベット A | 3.14% | アルファベット A | 2.0% |
アルファベット C | 3.09% | アルファベット C | 1.9% |
ブロードコム | 2.97% | バークシャー・ハサウェイ | 1.9% |
コストコ | 2.17% | ユナイテッドヘルス・グループ | 1.2% |
引用:Invesco QQQ Trustファクトシート(2023年9月30日時点)|Invesco
引用:S&P500 構成上位10銘柄|JTG証券(2023年8月23日時点)
構成銘柄自体はかなりS&P500と似ています。割合を見ると、S&P500はかなり分散されていますけどね。
GAFAM(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズ)と呼ばれる主要5銘柄に、エヌビディアとテスラを加えた7銘柄を、マグニフィセント・セブンと呼びます。
ナスダック100(NASDAQ100)とS&P500の上位銘柄は、どちらもこのマグニフィセント・セブンが上位を占めています。
マグニフィセント・セブン(ビッグ・セブン)
=米国市場の主要テクノロジー企業7社のこと
=GAFAM(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズ)にエヌビディアとテスラを加えた7銘柄のこと
特にナスダック100では、マグニフィセント・セブンだけで約43%を占めます。S&P500は、約30%なので、この違いは大きそう…。
チャートで見るナスダック100のパフォーマンス
ナスダック100(NASDAQ100)が注目される最大の理由は、やはり多くの投資家を驚かせ続けている過去のパフォーマンスです。
マグニフィセント・セブンに偏り過ぎているという心配はもちろんあるけど、やっぱりパフォーマンスがすごすぎて…期待度はうなぎのぼりです。
ここでは、過去5年のナスダック100とS&P500のチャートを比較してみましょう。
注意点としては、あくまで「過去」であること。これから先の未来は、誰にも分りません。
S&P500も約60%増とかなりスゴイハズなのですが、ナスダック100の126%を見ると…かすんでしまうなぁ…。
ナスダック100(NASDAQ100)は、構成銘柄が100銘柄のみなので、分散性は高くありません。
そのため、S&P500と比べるとボラティリティが高く、安定した値動きはしずらいことを念頭に置いておきましょう。
最近では、マグニフィセント・セブンのすごさに目をつけ、さらに偏った投資ができる投資信託「FANG+」や、ETF「2244 グローバルX USテック・トップ20」なども人気が高まっています。
FANG+
=Facebook(フェイスブック)、Amazon(アマゾン)、Netflix(ネットフリックス)、Google(グーグル)の4銘柄に、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、テスラなどの人気企業を加えた10社に投資できる投資信託
2244 グローバルX USテック・トップ20
=米国を代表するテクノロジー関連企業20社に投資できるETF
参考:有名なインデックス指数S&P500と徹底比較!
参考までに、米国の有名なインデックス指数であるS&P500と、今回のテーマであるナスダック100(NASDAQ100)を一覧で比較します。
項目 | ナスダック100 | S&P500(比較用) |
---|---|---|
選定条件 | 重要なのは成長性 ∟ナスダック上場企業であること ※米国企業でなくてもOK ∟金融セクターでないこと ∟時価総額上位100社以内に入る企業であること ∟1日平均20万株以上の出来高があること など | 重要なのは安定性 ∟米国企業であること ∟時価総額が127億ドル以上であること ∟4四半期連続で黒字であること ∟浮動株が発行済株式総数の50%以上あること など |
特徴とポイント | 積極的に投資する赤字企業でも出来高が多ければ採用 ※イノベーションを起こそうとする成長企業が多い | 黒字であることが大事 ※歴史と信頼のある安定企業が多い |
企業数 | 100 | 500 |
米国株式市場カバー率 | 35% | 80% |
セクター分散性 | 低い | 高い |
引用:S&P500 構成上位10銘柄|JTG証券(2023年8月23日時点)
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ナスダック100に投資するメリットとデメリット
ナスダック100(NASDAQ100)に投資するメリットとデメリットは、以下のとおりです。
米国ハイテク企業の上位100社に集中投資できる
今後の見通しも◎?S&P500超えのリターンに期待!
値動きの激しさに注意!握力強く持ち続けられるのか?
一つずつ見ていきましょう。
米国ハイテク企業の上位100社に集中投資できる
ナスダック100(NASDAQ100)に投資するいちばんのメリットは、今世界で注目されている米国ハイテク企業上位100社に集中投資ができることです。
でも、別にナスダック100連動商品じゃなくても、もっと集中できる商品もあるよね?
確かに、米国ハイテク企業への投資法はたくさんあるよ。
…でも、ナスダック100っていろんな意味で「ちょうどいい」んだよね。
最近は、米国ハイテク企業のパフォーマンスに期待する人が増え、ハイテク企業10銘柄のみ、20銘柄のみなど、かなりハイテク銘柄に絞った商品も人気があります。
でも、正直なところ、絞り込めば絞り込むほど、個別株を買うのと変わらなくなってきます。
手数料がいらない分、個別株のほうがお得かも?笑
ナスダック100(NASDAQ100)に連動する商品は、100社という最低限の分散性は確保した上で、米国ハイテク企業に投資できる、ちょうどいい商品なのです。
S&P500だけだとちょっとつまらないな…と思った時、
手を出しやすいのがナスダック100なんです。あくまで私の場合!笑
今後の見通しも◎?S&P500超えのリターンに期待!
未来のことは誰にもわかりません。
あくまでこれは大前提!
しかし、S&P500超えのリターンに期待する声が多いのもナスダック100(NASDAQ100)連動商品の特徴のひとつです。
例えば、2023年11月10日に発表されたアナリスト予想によると、2024年上半期にはS&P500指数が回復し、中でもナスダック100の上位銘柄の一部が大きく伸びるとのこと。
2024年のQ1には+6.7%、Q2にはなんと、+10.5%の利益成長が予想されています。
2024年のQ1~Q2を牽引する企業は、ナスダック100の上位銘柄が名前を連ねています。
【Q1に成長が期待できるセクター(アナリスト予想)】
通信サービス (19.9%)
一般消費財 (16.5%)
情報技術 (15.2%)
【Q1に成長が期待できる個別企業(アナリスト予想)】
エヌビディア
アマゾン・ドット・コム
メタ・プラットフォームズ
アルファベット(Google)
引用:ANALYSTS EXPECT S&P 500 EARNINGS GROWTH TO IMPROVE IN 1ST HALF OF 2024|factset
【Q2に成長が期待できるセクター(アナリスト予想)】
ヘルスケア (23.5%)
エネルギー (21.3%)
通信サービス (16.6%)
情報技術 (11.1%)
【Q2に成長が期待できる個別企業(アナリスト予想)】
メルク
エヌビディア
メタ・プラットフォームズ
引用:ANALYSTS EXPECT S&P 500 EARNINGS GROWTH TO IMPROVE IN 1ST HALF OF 2024|factset
もしアナリスト予想が当たれば、ナスダック100に連動する商品は、かなり好調に推移する可能性がありそう!もちろん、ただの予想ですけどね。笑
値動きの激しさに注意!握力強く持ち続けられるのか?
ナスダック100(NASDAQ100)に連動する銘柄は、S&P500に連動する銘柄と比較すると、かなり値動きが激しいことで知られています。
例えば、市場全体がレンジ相場に突入してしまった、2022年を中心にナスダック100とS&P500の値動きを見てみましょう。
赤い線がナスダック100。そして、青い線がS&P500。
相場が好調な時は、赤い線が青い線より上にあり、相場が低迷している時は、赤い線が青い線より下に位置することがわかると思います。
相場が良い時は値上がりするのでよいけど、悪い時はアウトパフォームしてしまうんです…。
これ、実際に購入してみないと実感がわかないと思いますが、慣れていない人が握力強く持ち続けるのは、結構たいへん。
株価にいちいちショックを受けていたら、身が持たない…。今となってはほったらかしだけど、初心者のころは、ちょっとしんどかったです。笑
ナスダック100を購入したのは良いけれど、コワくなって変なタイミングで売り買いしてしまっては、むしろ自分の大事な資産を減らすことになりかねません。
購入を検討している初心者の方がいたら、少しずつ相場に慣れていき、値動きに心が反応しすぎることがなくなったタイミングで購入するのがおすすめです。
それでもやっぱり興味がある!という方へ、3つの投資方法をご紹介するよ。
ナスダック100への3つの投資方法とおすすめな人
ナスダック100(NASDAQ100)への投資方法は大きくわけて、3つあります。
投資信託で投資するのがおすすめな人
国内ETFで投資するのがおすすめな人
外国ETFで投資するのがおすすめな人
一つずつ見ていきましょう。
投資信託で投資するのがおすすめな人
ナスダック100(NASDAQ100)に投資する方法の1つ目は、ナスダック100に連動する投資信託を購入する方法です。
ナスダック100に連動する投資信託は、2023年11月現在で、以下の7本があります。
・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
・NZAM・ベータ NASDAQ100
・インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
・eMAXIS NASDAQ100インデックス
・PayPay投信NASDAQ100インデックス
・ニッセイNASDAQ100インデックス
・SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
7つの投資信託の違いは、後述します!
投資信託は、基本的にほったらかし投資をするつもりの人や、サラリーマンや主婦などをしていて忙しい人におすすめです。
なぜなら、購入や再投資が自動的にできる仕組みが備わっているから。
【投資信託で投資するのがおすすめな人】
・自動積立でコツコツ買い足したい
・自動で分配金や配当金を再投資したい(資本の拡大を優先したい)
・ナスダック100関連株で、長期的に資産を拡大していきたい
便利な分、ETFよりは若干コストがかかりますが、最近は昔よりもかなり全体のコストが下がってきているので、めちゃくちゃ高いというわけではありません。
わたしは、ナスダック100関連株は投資信託で、継続的に積立購入しています。長期的に資産を拡大していきたい人にとって便利なのは、やっぱり投資信託です。
国内ETFで投資するのがおすすめな人
ナスダック100(NASDAQ100)に投資する方法の2つ目は、ナスダック100に連動する国内ETFを購入する方法です。
国内ETFとは、日本国内の金融商品取引所に上場している投資信託のこと。
国内ETF
=日本国内の金融商品取引所に上場している投資信託のこと
ナスダック100に連動する国内ETFには、以下があります。
・【1545】NEXT FUNDS NASDAQ-100(為替ヘッジなし)連動型上場投信
・【2568】上場インデックスファンド米国株式(NASDAQ100)為替ヘッジなし
・【2631】MAXIS ナスダック100上場投信
・【2840】iFreeETF NASDAQ100(為替ヘッジなし)
ETFは、個別株のようにリアルタイムで購入することができ、タイミングをはかって買いたい人におすすめです。
さらに国内ETFの場合は、米国株市場のナスダック100でも円で買うことができるので、とってもお手軽。
最低購入価格も海外ETFより安いので、試しに買ってみたい人にもおすすめです。
【国内ETFで投資するのがおすすめな人】
・個別株のようにリアルタイムに投資したい
・運用コストをなるべく抑えたい
・円で買いたい/東京時間で買いたい
・少額から買いたい
・海外税10%をかけたくないOR確定申告をしたくない
いわゆる株式投資っぽい経験がしたい人は、投資信託のほったらかしでは物足りなく感じるかも…。そんな人におすすめなのはETFです。
外国ETFで投資するのがおすすめな人
ナスダック100(NASDAQ100)に投資する方法の3つ目は、ナスダック100に連動する外国ETFを購入する方法です。
外国ETFとは、海外の金融商品取引所に上場している投資信託のこと。
ナスダック100(NASDAQ100)の場合は、アメリカの市場への投資ということになるよ。
ナスダック100に連動する海外ETFには、以下があります。
・インベスコQQQトラスト・シリーズ1 ETF (QQQ)
基本的には、国内ETFと同じリアルタイム取引ですが、米ドルでの取引になります。
【海外ETFで投資するのがおすすめな人】
・個別株のようにリアルタイムに投資したい
・運用コストをなるべく抑えたい
・米ドルで買いたい
米ドルで資産を持ちたい人におすすめです。
【比較】ナスダック100関連投資信託7本を項目別に徹底比較!
長期的に資産を拡大していきたい方におすすめの投資信託。
ここからは、ひとつひとつの商品の特徴や違いを整理してみましょう。
比較対象となる投資信託は、以下の7銘柄です。
・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
・NZAM・ベータ NASDAQ100
・インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
・eMAXIS NASDAQ100インデックス
・PayPay投信NASDAQ100インデックス
・ニッセイNASDAQ100インデックス
・SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
名前が似ててこんがらがっちゃう…笑
まずは、一覧表で、ざっくり基本情報の比較をしてみましょう。
全体比較(一覧表)
今回は、有名で人気がある以下の5つの投資信託をあげてみました。この5つの投資信託の信託報酬(手数料)、純資産額、騰落率を比較してみましょう!
設定日 | 純資産総額 | 総経費率 | トータルリターン | |
---|---|---|---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100 | 2018/08/31 | 781.94億円 | 0.51% | +25.51 |
NZAM・ベータ NASDAQ100 | 2020/03/12 | 27.79億円 | 0.61% | +25.35 |
NASDAQ100(アメリカ株式) | 2020/08/31 | 820.41億円 | 0.57% | +25.38 |
eMAXIS NASDAQ100 | 2021/01/29 | 811.76億円 | 0.46% | +25.60 |
PayPay投信NASDAQ100 | 2021/06/29 | 14.38億円 | 0.88% | +24.98 |
ニッセイNASDAQ100 | 2023/03/31 | 192.92億円 | 0.55%(※) | 算出不可 |
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 | 2023/08/23 | 10.55億円 | 算出不可 | 算出不可 |
【安定性が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
eMAXIS NASDAQ100インデックス
【実質コスト(総経費率)が安いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
【利益が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
この結果から、バランスが良くておすすめしやすいのは、以下の2つであることがわかりました。
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
わたしが実際に運用しているのは、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。はじめて購入した2021年時点では、コストも安くて安定していたのがこれだったの…!
それでは、実際の運用報告書を見ながら、それぞれの投資信託の情報を詳しく整理してみましょう。
純資産総額と設定日:安定性が高いのは?
それでは、ナスダック100指数に連動することを目指す、関連投資信託7本の設定日と純資産総額を確認してみましょう。
設定日 | 純資産総額 | |
---|---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100 | 2018/08/31 | 781.94億円 |
NZAM・ベータ NASDAQ100 | 2020/03/12 | 27.79億円 |
NASDAQ100(アメリカ株式) | 2020/08/31 | 820.41億円 |
eMAXIS NASDAQ100 | 2021/01/29 | 811.76億円 |
PayPay投信NASDAQ100 | 2021/06/29 | 14.38億円 |
ニッセイNASDAQ100 | 2023/03/31 | 192.92億円 |
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 | 2023/08/23 | 10.55億円 |
ナスダック100指数に連動する投資信託は、まだ歴史が浅く、いちばん長く運用されている「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」でも、まだ6年。
いちばん設立が新しい「ニッセイNASDAQ100インデックス」と「SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド」は、なんと今年設立されたばかりで、まだ1年経っていません。
比較的新しいファンドが多いんです。
新しい投資信託が多いので、どうしても純資産総額が少ないものが目立ちます。
純資産総額とは、ファンドの基準価格とファンドを購入した人が保有している口数を掛け合わせたもの。
純資産総額=ファンドの基準価格×発行口数
なので、その投資信託が安定的に育っていけば、少しずつ純資産総額が増えていきます。
新しいファンドの純資産総額が少ないのはしょうがないことだけど、純資産総額が小さすぎるファンドに投資するのはあまりおすすめできません。
なぜなら、純資産総額が順調に伸びない場合、途中で「繰上償還」をされてしまうことがあるからです。
繰上償還=決まっていた信託期間が終了する前に、投資信託の運用が終了すること
運用会社にもよるので、絶対にリスクが高いとは言えないけど、小さすぎるのはちょっと心配…
例えば、2023年の9月には、投資信託「ダイワ・バランス3資産」が繰上償還になりました。
繰上償還のお知らせが出てましたね。「ダイワ・バランス3資産」は、「純資産額が30億円程度を下回った場合は繰上償還」という決まりがあったようです。
よく「純資産総額が50億円以上の投資信託を選んだほうがいい」と言われるのは、この繰上償還リスクを心配しているからです。
心配しすぎることはありませんが、「繰上償還になるのは絶対にイヤ!」という方は、比較的純資産総額が大きい投資信託を選びましょう。
【安定性が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
eMAXIS NASDAQ100インデックス
安定性が高いナスダック100連動型投資信託はこの3つ!参考にしてみてね。
信託報酬と手数料:実質コスト(総経費率)が安いのは?
ナスダック100指数に連動することを目指す、関連投資信託7本の信託報酬と実質コスト(総経費率)を確認してみましょう。
信託報酬 | 総経費率 | |
---|---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100 | 0.495% | 0.51% |
NZAM・ベータ NASDAQ100 | 0.44% | 0.61% |
NASDAQ100(アメリカ株式) | 0.44% | 0.57% |
eMAXIS NASDAQ100 | 0.44% | 0.46% |
PayPay投信NASDAQ100 | 0.20240% | 0.88% |
ニッセイNASDAQ100 | 0.20350% | 0.55%(※) |
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 | 0.23870% | 算出不可 |
ナスダック100指数連動型の投資信託を選ぶ時に、注目したいのが「実質コスト(総経費)」です。
実質コスト(総経費)
=信託報酬(運用管理のための経費)+隠れコスト(売買委託手数料、有価証券取引税、その他費用)
実質コスト(総経費)は、運用管理のための経費である「信託報酬」とそれ以外の経費で構成されています。
それ以外の経費は、通常、投資信託を購入する際のパンフレットやWEBページには書かれていません。
ちょっとややこしいよねぇ…笑
信託報酬以外にどれくらい経費がかかったかを確認したい場合は、定期的に運用会社がまとめている「運用報告書」を見る必要があります。
「運用報告書」には、すべてのコストや総経費率が書かれています。
信託報酬が低くても、実質コストや総経費率が高い投資信託はいっぱいあるよ。
もちろん運用会社も騙そうとしているわけではありませんが、自分のお金を出して買う投資信託ですから、総経費率ぐらいは調べてから購入しましょう。
【実質コスト(総経費率)が安いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
実質コスト(総経費率)が安いナスダック100連動型投資信託はこの2つ!
トータルリターン:利益が高かったのは?
ナスダック100指数に連動することを目指す、関連投資信託7本のトータルリターンを確認してみましょう。
1年トータルリターン | 組入資産比率 | |
---|---|---|
iFreeNEXT NASDAQ100 | +25.51% | 100% |
NZAM・ベータ NASDAQ100 | +25.35% | 99.5% |
NASDAQ100(アメリカ株式) | +25.38% | 98.4% |
eMAXIS NASDAQ100 | +25.60% | 99.6% |
PayPay投信NASDAQ100 | +24.98% | 99.1% |
ニッセイNASDAQ100 | 算出不可 | 100% |
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 | 算出不可 | 算出不可 |
残念なのは、まだ1年のトータルリターンが出せない新しいファンドが多いこと。
全部確認したかったなぁ…。
ナスダック100指数に連動することを目指す、という目標が同じため、トータルリターンはそんなに大きく変わりません。
ただ、運用会社が異なるため、まったく同じではありません。
特に手元にある資産をどのくらい運用に回しているかをみる「組入資産比率」は若干違い、この違いも多少は運用結果に影響している可能性があります。
できれば運用効率が高い運用会社に任せたいよね…
【利益が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
利益が高いナスダック100連動型投資信託はこの2つ!
楽天・SBI・マネックス・松井証券、どこで買える?
投資信託は、購入のしやすさも大事なポイント!
自分が利用している証券会社で、どのNASDAQ100連動型投資信託が購入できるか確認してみましょう。
楽天 | SBI | マネックス | 松井証券 | |
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | ● | ● | ● | ● |
NZAM・ベータ NASDAQ100 | ● | ● | ● | ● |
NASDAQ100(アメリカ株式) | ● | ● | ||
eMAXIS NASDAQ100インデックス | ● | ● | ● | ● |
PayPay投信 NASDAQ100インデックス | ● | ● | ● | |
ニッセイNASDAQ100 | ● | ● | ● | |
SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100 | ● |
どの証券会社でも比較的買いやすいのが、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」「eMAXIS NASDAQ100インデックス」の2強投資信託です。わたしの周りでもこの二つを買っている人はとても多い気がするなぁ…。(*´▽`*)
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実データ公開:筆者はナスダック100の投資信託、どれを買った?
わたしが実際に運用しているのは、「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」です。
わたしが購入した2021年時点では、いちばんコストも安くて安定していたのが「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」だったんですよね…。
そうなんです、時期によって結構変わってしまうから、対象コストが安いとはいえ、すぐに乗り換える必要はないですよ。
ナスダック100への積立投資の実績リターンを公開!
ここからは、実際に2021年7月から私が購入している「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」のこれまでの実績リターンを公開します。
株式投資をしている方ならご存じだと思いますが、実は昨年2022年は、ここ数年では珍しいほどのヨコヨコ相場。(いわゆるレンジ相場)
大暴落があったわけではないけど、さえない相場でした。
ヨコヨコの時は、ナスダック100は結構値動きが大きく、損もでます。
でも、ちゃんと2023年の上昇相場で利益を出せています。
偶然ではありますが、ナスダック100の良いところと悪いところが見える値動きになっているかも…笑
ナスダック100を購入するとこんな値動きになるんだ…という参考になれば幸いです。
まず、2023年11月現在の評価額・評価損益はこちら!
評価額:18,969,783円
評価損益:+5,069,447円(+36.46%)
まぁまぁ??笑
残念なのは、2021年の下半期に大量の入金をしてしまったこと。
この現金を少しとっておいて、ヨコヨコ相場の2022年の下がった時に再入金していたら、もうちょっとふえていたのになぁ…とちょっとだけ後悔しています。
まぁ、2年以上ちゃんと積立購入しているので、悪くはないのですが…。でも、これ、ちゃんと考えて投資すればできた工夫だよね。笑
詳細はこちら。
日付 | 評価額(円) | 評価損益(円) | 評価損益(%) | 入金額(円) |
---|---|---|---|---|
2021年7月 | 3,214,934 | 14,842 | 0.46% | 3,200,000 |
2021年8月 | 3,347,200 | 147,108 | 4.59% | |
2021年9月 | 5,423,696 | 23,594 | 0.43% | 2,200,000 |
2021年10月 | 8,969,070 | 568,888 | 6.77% | 3,000,000 |
2021年11月 | 12,442,589 | 942,083 | 8.19% | 3,100,000 |
2021年12月 | 12,756,148 | 1,155,724 | 9.96% | 100,000 |
2022年1月 | 11,312,359 | -387,849 | -3.31% | 100,000 |
2022年2月 | 11,218,051 | -581,968 | -4.93% | 100,000 |
2022年3月 | 12,741,739 | 841,281 | 7.06% | 100,000 |
2022年4月 | 11,666,874 | -333,457 | -2.77% | 100,000 |
2022年5月 | 11,430,165 | -669,988 | –5.53% | 100,000 |
2022年6月 | 11,297,863 | -902,441 | -7.39% | 100,000 |
2022年7月 | 12,240,753 | -59,752 | -0.48% | 100,000 |
2022年8月 | 12,337,788 | -62,656 | -0.50% | 100,000 |
2022年9月 | 11,751,413 | -749,178 | -5.99% | 100,000 |
2022年10月 | 12,549,192 | -51,325 | -0.40% | 100,000 |
2022年11月 | 11,818,067 | -882,410 | -6.94% | 100,000 |
2022年12月 | 10,844,235 | -1,956,126 | -15.28% | 100,000 |
2023年1月 | 11,703,126 | -1,196,969 | -9.27% | 100,000 |
2023年2月 | 12,484,722 | -515,612 | -3.96% | 100,000 |
2023年3月 | 13,252,458 | 152,164 | 1.16% | 100,000 |
2023年4月 | 13,613,593 | 413,143 | 3.12% | 100,000 |
2023年5月 | 15,593,429 | 2,293,248 | 17.24% | 100,000 |
2023年6月 | 16,944,074 | 3,543,954 | 26.44% | 100,000 |
2023年7月 | 17,469,073 | 3,968,497 | 29.39% | 100,000 |
2023年8月 | 17,896,928 | 4,296,515 | 31.59% | 100,000 |
2023年9月 | 17,512,620 | 3,812,189 | 27.82% | 100,000 |
2023年10月 | 17,161,006 | 3,360,518 | 24.35% | 100,000 |
2023年11月 | 18,969,783 | 5,069,447 | 36.46% | 100,000 |
そろそろ「市場に参加する時間を長くすることが大事」というビギナー思考からは脱却し、「的確なところで適格な入金をする」というレベルアップをしたいものです。
「市場に参加できている」時点で、及第点ではないと思ってはいるのだけど…、ちょっともったいなかったなぁ…。
とはいえ、現在+36.46%でまぁ、悪くはありません。
これからもコツコツと積立投資を続けていきたいと思います。
これまでにナスダック100に投資してわかったこと
実際のデータを見てみるとわかると思いますが、ナスダック100はS&P500に比べると、以下のような特徴があります。
上昇相場で、上がりやすい
レンジ相場&暴落相場で、下がりやすい
もちろんレバレッジ商品ほどボラティリティが高いわけではないので、多少株式投資を続けている人にとっては、そんなに苦しいレベルではないはず。
でも、初心者の方がいちばん最初にがっつり買ってしまうと、びっくりして株が怖くなってしまう可能性もゼロではありません。
この辺は、かなり個人差があると思います。最初からガンガンイケる人は、全然余裕だと思う。笑
ある意味、ナスダック100は、自分の暴落耐性をチェックするためにちょうどいい銘柄かもしれません。
レバレッジ銘柄にチャレンジしたこともあるんだけど、大きなお金を入れる勇気がなく…私にとってはナスダック100ぐらいのボラティリティが、大きなお金を入れてもコワくない、ちょうどよい銘柄のような気がしています。
だから好きなのかも…笑
いちばん大事なのは、とにかく早く「市場に参加すること」という持論は、未だに健在。
どの銘柄を買うのがいいか迷いすぎて、数か月放置してしまっている人にアドバイスするとしたら、「どれでもいいから、とりあえず早くちょっとだけ買ってみること」をおすすめしたいです。
迷わず買えよ!買えばわかるさ…ってアントニオ猪木さんも言ってたじゃん?
ん?…なんか違うかも??笑
レバレッジ効果のある「レバナス」に挑戦した結果…
実はわたし、一瞬だけレバレッジ効果のある「レバナス」に挑戦したこともあります。
「レバナス」とは、ナスダック100の値動きの2倍になることを目指した投資信託のこと。
それこそ上昇相場では大きな値上がり益を狙える一方で、暴落があれば一気に値下がるリスクがある「ハイリスク&ハイリターン」銘柄です。
こんな銘柄があるよ!
・iFreeレバレッジ NASDAQ100
・T&Dダブルブル・ベア・シリーズ7(ナスダック100・ダブルベア7)
・NASDAQ100 3倍ブル
少額投資で、短期間で一気に増やしたい人に大人気の銘柄です。
私も「iFreeレバレッジ NASDAQ100」を毎日1000円積立で購入するところから、テスト的に挑戦しました。
でも、結局22日目に「あれ?なんかこれ、ちょっとやだな」と。
とりあえずなんでも挑戦とは思っていますが、この「肌が合わない感覚」、わたしにとっては結構大事なこと。
毎日数十万のマイナスが出てもぜんぜん大丈夫な私が、レバレッジに手をかけたとたん、超少額なのに毎日相場の動きを見ないと気がすまなくなっていたんです。
毎日積立があまり合ってなかった説もあるけど…いったん入金を止めて、今も放置中です。
また、ひととおりやりつくして、レバレッジに挑戦したくなる可能性もあるけど、いったんは放置でいいかなぁ…笑
つみたてNISAでもナスダック100に投資できる!
私がナスダック100に投資を始めた2021年には、つみたてNISAで購入できるナスダック100連動型の銘柄はありませんでした。
しかし、新NISAがそろそろ始まる2023年!
ついに、金融庁の資料に「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」が登場!
参考:つみたてNISAの対象商品|金融庁
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html
ナスダック100が気になる方は、非課税口座のつみたてNISAから、参入を検討してみてもよいかもしれません。
まとめ:NASDAQ100に連動するインデックス投資信託のおすすめは?
NASDAQ(ナスダック)は、世界最大級のベンチャー企業向けの株式市場のことです。
シリコンバレーのハイテク株や、IT関連の新興企業などが上場を狙う、活気のある市場で、世界中の企業家がNASDAQ(ナスダック)への上場を目指しています。
ナスダック100(NASDAQ100)
=正式名称は、National Association of Securities Deals Automated Quotations。
=ナスダック市場の時価総額上位100位までの銘柄で構成される株価指数
=四半期ごとに再バランスされ、構成銘柄も毎年再構成される
=時価総額加重平均型を採用
=金融セクターは含まれない
そのため、今をときめくマグニフィセント・セブン(ビッグ・セブン)や、次の世代のスター銘柄に期待をする人たちの間でとても人気があります。
マグニフィセント・セブン(ビッグ・セブン)
=米国市場の主要テクノロジー企業7社のこと
=GAFAM(アップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン・ドットコム、メタ・プラットフォームズ)にエヌビディアとテスラを加えた7銘柄のこと
ナスダック100に投資するメリットとデメリットは、以下のとおり。
米国ハイテク企業の上位100社に集中投資できる
今後の見通しも◎?S&P500超えのリターンに期待!
値動きの激しさに注意!握力強く持ち続けられるのか?
S&P500やオルカンに慣れてしまっている人は、値動きの大きさに多少びっくりするかもしれませんが、その分上昇相場では、大きなリターンも期待できます。
人気があるせいか、ナスダック100に連動する投資信託は、年々増えていて、2023年にはなんと新しいファンドが2つも生まれました。
投資信託だけでも以下の7つの選択ができます。(2023年11月現在)
・iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
・NZAM・ベータ NASDAQ100
・インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
・eMAXIS NASDAQ100インデックス
・PayPay投信NASDAQ100インデックス
・ニッセイNASDAQ100インデックス
・SBI・インベスコQQQ・NASDAQ100インデックス・ファンド
安定性・実質コスト(総経費率)・リターンで比較すると、それぞれのバランスがよいのは「eMAXIS NASDAQ100インデックス」と「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」。
【安定性が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)
eMAXIS NASDAQ100インデックス
【実質コスト(総経費率)が安いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
【利益が高いナスダック100連動型投資信託|2023年11月現在】
eMAXIS NASDAQ100インデックス
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
ただし、これはあくまで2023年11月の現時点でのおすすめで、今後変わっていく可能性も十分にあり得ます。
本当に購入する際は、購入ページだけでなく、定期的に各ファンドから公表される「運用報告書」もチェックして、自分が納得できる投資信託を選ぶのがおすすめです。
それでは今日も、まめまめたのしい1日を。
\お金に強くなりたいなら、無料マネーセミナーからはじめよう(*´▽`*)/