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ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?評判・評価・今後の見通しを解説

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?評判・評価・今後の見通しを解説 株式投資
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投資初心者
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ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?
評判・評価・今後の見通しをおしえて!

長期的な視点で世界の成長株に投資する戦略を貫く、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド。

2020年にはモーニングスターアワード「ファンド オブ ザ イヤー2020」を受賞し、一躍人気になった同ファンドですが、ネットでは「やばい」「危険」と心配されています。

そこで今回は、ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドを徹底解説!

投資歴15年のOL投資家の枝豆が評判・評価・今後の見通しを整理してみたいと思います。

▼本記事の内容
ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?
評判・評価・今後の見通しをおしえて!

本記事の執筆者_枝豆

ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの特徴

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、通称ロイヤル・マイルと呼ばれる人気の投資信託です。

「ロイヤルマイル」は、スコットランドのエディンバラにあるホリールードハウス宮殿とエディンバラ城を結ぶ1本道の名前。

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「このファンドが、投資家とベイリー・ギフォード社をつなぐ1本の道になってほしい」という想いが込められているんだって。すてきな名前です。

2020年にモーニングスターアワード 「ファンド オブ ザ イヤー2020」で「最優秀ファンド賞」を受賞したことでも注目されました。

モーニングスターアワード ファンド オブ ザ イヤー2020受賞のお知らせ

引用:モーニングスターアワード “ファンド オブ ザ イヤー2020”(Morningstar Award “Fund of the Year 2020”)受賞のお知らせ

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それではベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの基本的な情報から見ていきましょう。

基本情報

運用会社ベイリー・ギフォード社
設定日2019年2月1日
投資タイプアクティブ・長期
投資対象新興国を含む全世界成長株式
為替ヘッジなし
販売手数料(購入時手数料)3.3%(税込)※上限
信託報酬(運用管理費用)1.6445% (税込)
信託財産留保額なし
直近分配金
受賞歴Fund of the year 2020 国際株式部門
最優秀ファンド賞(Morningstar)ほか
引用:マネックス証券

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)は、ベイリー・ギフォード・インベストメント・マネジメント(ヨーロッパ)リミテッドが運営を行っている投資信託のひとつ。

ベイリー・ギフォード社
=1908年創業
=100年以上の歴史がある英国の独立系運用会社
=創業者・経営者・学術関連団体からの独自の情報源多数
=短期的な株価の下落があったとしても「簡単には売らない」長期運用が特徴

ベイリー・ギフォード社は、「10年先を見据えた長期投資を100年以上にわたり続けてきた運用会社」としてとても有名です。

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ベイリー・ギフォード社は、イギリスにある老舗の投資会社で長期で成長株に投資するのが得意とされているよ。2021年末までの3年間で資産を約2.5倍にした実力ある投資会社です。

主な運用方針(LTGG戦略とポジティブチェンジ戦略)

ベイリー・ギフォード社は銘柄を選ぶ10のポイントとして、以下を挙げています。

ベイリー・ギフォード社銘柄を選ぶ10のポイント

1.今後5年で売上が2倍になる余地があるか?
2.それ以降の見通しはどうか?
3.競争優位な点は何か?
4.企業文化は他社と明確に差別化されているか?
5.なぜ顧客はその企業を好むのか?
6.資本利益率は魅力的か?
7.資本利益率は上昇するのか?それとも低下するのか?
8.どのように資本配分をしているのか?(設備投資等)
9.株価が5倍以上になる可能性は?
10.なぜ市場は見過ごしているのか?

引用:銘柄を選ぶ10のポイント|ベイリー・ギフォード社

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このチェックポイントに忠実であることで、国や地域、業種、時価総額に捉われることなく良い銘柄を見つけることができるんだって。

その中でもベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、ベイリー・ギフォード社が「LTGG戦略」に沿って投資を実行していることが有名です。

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LTGG戦略は、Long Term(長期)、Global(世界)、Growth(成長)の頭文字をとった言葉だよ。

Long Term(長期):長期的な視野で、より多くの投資機会を発掘する
Global(世界):世界の株式を投資対象とする
Growth(成長):継続可能な成長力を持つ企業へ投資する

引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)|三菱UFJアセットマネジメント

あくまで長期投資が基本のため、ベイリー・ギフォード社は少なくとも5年は同じ株を持ち続け、各銘柄の平均保有年数は8.8年であることを公表しています。

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8.8年はかなり長い…!でも、ちゃんとリターンがないなら時間のムダです。全世界株式とリターンを比べてみると…。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドリターン
LTGG戦略全世界株式
年率リターン14.9%10.1%
年率リスク23.5%18.5%
年率リターン/リスク0.60.5
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)資料
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おお!全世界株式よりリターンが高い!リスクも高めだけど、リスクとリターンのバランスはいいですね。

さらにもう一つ、ベイリー・ギフォード社は「ポジティブチェンジ戦略」を掲げています。

ポジティブチェンジ戦略
=「社会的課題の解決」と「経済的リターン」の両立をめざして投資を行うこと

社会のポジティブな変化を生み出そうとしている企業の中できちんと経済的なリターンを生み出せる企業を探して、投資をしています。

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社会的にも意味のある活動をきちんと評価するってことね。これは応援したくなるかも。

実際にポジティブチェンジ戦略での投資は、大きなリターンを上げています。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドポジティブチェンジ戦略
ポジティブチェンジ戦略全世界株式
年率リターン22.0%13.7%
年率リスク21.8%16.6%
年率リターン/リスク1.00.8
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)資料
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LTGG戦略とポジティブチェンジ戦略で銘柄選びをしているのが、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)です。

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構成上位銘柄

では、実際にベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)に組み入れられている銘柄にはどのような企業があるのでしょうか?

2023年10月末時点での銘柄上位10社は、以下のとおりです。

銘柄名業種割合
NVIDIAアメリカ情報技術8.4%
AMAZONアメリカ一般消費財
サービス
5.9%
TESLAアメリカ一般消費財
サービス
4.8%
ASML
HOLDING NV
オランダ情報技術4.3%
PDD
HOLDINGS INC
中国一般消費財
サービス
4.3%
DEXCOMアメリカヘルスケア3.9%
KERINGフランス一般消費財
サービス
3.9%
TRADE DESK INC
THE -CLASS A
アメリカコミュニケーションサービス3.8%
ADYEN NVオランダ金融3.7%
10MEITUAN
CLASS B
中国一般消費財
サービス
3.2%
引用:目論見書|ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)
枝豆
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おお、でた!笑 大人気のNVIDIAが現在は1位となっています。

他にもネットショッピングに欠かせないアマゾンや、自動車メーカーのテスラなど、ナスダック市場のマグニフィセントセブンにも含まれる大人気銘柄が含まれます。

その一方で、米国株投資家にはなじみがないファッションコングロマリットのケリング(フランス)やECプラットホームのPDDホールディング(中国)も名を連ねており、全世界が対象であることを実感します。

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普段は米国と日本ばかりに投資しているから、なんだか新鮮です。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)の投資国割合は、以下の通り。

組入上位10ヵ国・地域割合
アメリカ52.5%
中国17.0%
オランダ6.5%
フランス6.1%
スウェーデン2.9%
カナダ2.6%
ブラジル2.5%
韓国2.3%
インド2.2%
10ドイツ2.1%
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド 2023年10月現在
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オルカンが米国株比率60%だと言われているので、それよりも低いことがわかりました。中国の割合が多いのも大きな特徴ですね。

さらに業界・セクター別に見てみると…

組入上位業界・セクター割合
一般消費財・サービス33.5%
情報技術28.1%
ヘルスケア14.1%
コミュニケーション・サービス14.0%
金融4.8%
資本財・サービス3.0%
素材0.4%
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド 2023年10月現在
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一般消費財が多いのが意外かも…!情報技術もとても多いです。

基準価額と純資産総額

2024年02月21日現在の基準価格と純資産総額は、以下のとおり。

基準価額:25,171円
純資産総額:867.49億円

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド基準価額と純資産総額

引用:基準価額および純資産総額の推移|ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、純資産800億円以上の超巨大ファンドです。

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途中償還のリスクはとても低いと言えそう…安心して投資できますね。でも…なぜかネットでは「やばい」と言われています。その理由はなんなのでしょうか?

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ベイリーギフォードがやばいと言われる理由(デメリット)

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドがやばいと言われる理由(デメリット)も整理してみましょう。

購入手数料・信託報酬・経費率が高い
基準価格の値動き(ボラティリティ)が大きい
ハイテク株の影響を受けやすい

一つずつ見ていきましょう。

購入手数料・信託報酬・経費率が高い

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドがやばいと言われるいちばんの理由は、なんといっても購入手数料・信託報酬・経費率が高いことです。

費用割合
購入手数料3.3% (税込)
信託報酬年率1.6445% (税込)
経費率1.64%
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド|マネックス証券

最近は購入手数料が無料のファンドも多い中、なんと3%以上がかかります。

さらに毎日少しずつかかってしまう運用コスト(信託報酬)は、年率1.6445%。

一般的にインデックスファンドよりもアクティブファンドのほうが高いため、びっくりするほどではないものの、やはり高めであることは否めません。

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同じアクティブファンドのひふみ投信と比べてみると、以下のとおり。

ベイリー・ギフォードひふみ投信
購入手数料3.3%無料
信託報酬年率1.6445% (税込)年率1.078% (税込)
解約手数料無料無料
経費率1.64%1.09%
引用:ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド|マネックス証券
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うわぁ…全然違う…。これはかなりのリターンがないと損した気持ちになっちゃうかも…。

基準価格の値動き(ボラティリティ)が大きい

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドがやばいもう一つの理由は、基準価格の値動き(ボラティリティ)が非常に大きいことです。

直近5年のチャートをベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド、たわらノーロード、eMAXIS Slim全世界株式の3ファンドで比べると、以下のようになります。

基準価格の値動きチャート比較

引用:みんかぶ|投資信託比較

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たわらノーロード、eMAXIS Slim全世界株式の2つと比べると、かなり上に盛り上がっていますね。

このように市場が好調な時はむしろありがたい動きをしますが、逆に考えるとてっぺんで買ってしまった方は大変です。

データでみると、騰落率(2024年02月21日現在)は以下となります。

ベイリー・ギフォードeMAXIS Slim
1ヵ月10.46%5.56%
3ヵ月18.23%15.10%
6ヵ月25.27%10.28%
1年39.25%32.14%
3年-3.57%38.75%
5年141.98%68.03%
設定来151.71%124.03%
引用:
https://www.am.mufg.jp/fund/253406.html
https://fund.monex.co.jp/detail/0331418A

興味深いのは全体的にベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの方が好成績であること。

しかし、eMAXIS Slimは全期間プラスなのに、ベイリー・ギフォードは3年目に元本割れをしています。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド 愛称:ロイヤル・マイル基準価額の値動きがやばい💦ナイアガラの滝かよ💦真のアクティブファンドともてはやされていた時代が懐かしい…

引用:Xより

長期投資であることを理解していれば、目先のボラティリティは無視できると思いたいですが、実際に目の前の株価が急降下していると、なかなか平常心ではいられないという方も多いと思います。

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こういう時はもうチャートはみずにほったらかすのもひとつの手です。笑

ハイテク株の影響を受けやすい

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの上位銘柄は、現状ハイテク株が多くなっています。

銘柄名業種割合
NVIDIAアメリカ情報技術8.4%
AMAZONアメリカ一般消費財
サービス
5.9%
TESLAアメリカ一般消費財
サービス
4.8%
ASML
HOLDING NV
オランダ情報技術4.3%
PDD
HOLDINGS INC
中国一般消費財
サービス
4.3%
DEXCOMアメリカヘルスケア3.9%
KERINGフランス一般消費財
サービス
3.9%
TRADE DESK INC
THE -CLASS A
アメリカコミュニケーションサービス3.8%
ADYEN NVオランダ金融3.7%
10MEITUAN
CLASS B
中国一般消費財
サービス
3.2%
引用:目論見書|ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)
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時期によってかなり違ってくるんだろうけど…現状はナスダックと見間違えそうなぐらいハイテク率が多いなぁ…。

ハイテク株は景気に左右されやすく、ボラティリティが高くなりがちなので、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドもその傾向がみられます。

例えば、2022年2月に株式市場は大きな下落を経験しました。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドも市場全体の下落に合わせて下落し、基準価格が前日より5%以上下落した銘柄として有名になってしまいました。

この時の大きな原因は、ハイテク株。

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ナスダック総合指数に入っているハイテク株に裏切られたことにあったようです。

基準価額の減少額基準価額の減少割合
ベイリー・ギフォード-1,138円-5.35%
NASDAQ総合指数-394.49円-2.78%
引用:基準価額が前営業日比5%以上下落したファンド|三菱UFJ国際投信
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ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、戦略的に長期投資であるわりには、結構ボラティリティが高い印象がありますね。

ベイリーギフォードがすごいポイント(メリット)

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドはやばいといわれながらも、一部の投資家からは絶大な人気を誇っています。

その理由を整理すると、以下のとおり。

年金運用を任されるほど信頼感がある
経営層はもちろん学術者などの情報源が多い

一つずつ見ていきましょう。

年金運用を任されるほど信頼感がある運用会社

ベイリー・ギフォード社は、個性的な投資方針を掲げる、老舗の運用会社で、世界各国の年金基金の運用も任されるほど信頼されています。

預かり資産の約46%が年金資産となっています。(2021年6月末時点

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世界各国の年金基金の運用なんて、どんなに信用されてもなかなかできるものじゃありません…!長い歴史もその信頼性を裏付けているよね。

学術分野の情報源の多さ

さらに、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドが他のファンドに比べて有利だと言われる理由は、老舗ファンドであるがゆえの情報源の多さです。

特に多くの学術分野の研究所や大学とパートナーシップを組んで、投資に必要な情報を収集しています。

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ベイリー・ギフォード社が早くからテスラやメルカドリブレ、複数のバイオテクノロジー企業に投資できたのは、このような学術団体や大学などから情報を得て、業界を考察したからだと言われているよ。

ベイリー・ギフォード社が今どんな業界・分野と提携しているのか、例を挙げてみると、以下のとおり。

・ベルギーのルーヴェン市に位置するThe Interuniversity Microelectronics Centre(IMEC)とその半導体技術に関する研究
・上海交通大学の低炭素とそのネット・ゼロ・エコノミーに関する研究
・アリゾナ州立大学のヘンドリック・ベッセルバインダー教授と提携した株式研究

引用:https://www.am.mufg.jp/fund/topics/__icsFiles/afieldfile/2023/12/08/253406s_231208_2.pdf

これからもベイリー・ギフォード社は、古い歴史と築いてきた情報網を武器に、長期かつ広範囲な投資を行っていくことでしょう。

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ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドのリスクとリターン

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)は、ベイリー・ギフォード社の情報源の多さや信頼性という強みを生かしながら、運用されています。

ここからはその運用成績であるリターンもチェックしてみましょう。

全世界株式に連動するeMAXIS Slim全世界株式のリターンと比較
ハイテク株中心のiFreeNEXT NASDAQ100インデックスのリターンと比較

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他社のロングセラー商品と比較してみます!

全世界株式に連動するeMAXIS Slim全世界株式のリターンと比較

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まずは、新NISAでもいちばん人気と言われている、長期運用の定番、eMAXIS Slim全世界株式と比較します。

全世界株式に連動するeMAXIS Slim全世界株式のチャートとベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドのチャート、直近1年では、以下のとおり。

全世界株式に連動するeMAXIS Slim全世界株式のチャートとベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドのチャート比較

引用:みんかぶ|投資信託比較

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ひゃーなんか似てるぞ。

ともに全世界が対象でアメリカ株割合が半分強であるため、動きが似てしまうのは予想できますが、思った以上にそっくりです。

双方、アメリカのコロナショックが落ち着き、金融引き締めのための金利の影響を受けつつも、大きな景気後退にならずにここまで成長してきました。

注目したいのは、eMAXIS Slim全世界株式と比べると変動幅が大きいことです。

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上振れする時や下振れする時の上げ幅と下げ幅がいつもベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドのほうが大きくなりますよね。

これは先行き不透明な中国をはじめとする新興国株式の割合が大きいことも関係がありそうです。

中国株は2021年から株価が下落し続けていて、MSCIチャイナ・インデックスは2023年に約15%も下落しています。

その一方で、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドが多く投資し続ける半導体株のひとつ、ASML HOLDING NV(オランダ)は好調で、2024年頭の上昇に一部貢献しています。

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オルカンと比べると、やっぱりその時その時で戦略的に投資がされているため、上昇や下落を受けやすいというのがありそうです。テーマ株というわけではないけど、テーマ株がボラティリティが大きくなりがちなのと似ているのかも…。

これが直近5年で比較すると、とても顕著です。

全世界株式に連動するeMAXIS Slim全世界株式のチャートとベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドのチャート比較5年

引用:みんかぶ|投資信託比較

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ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、ボラティリティが大きいことは肝に銘じておく必要があります。

ハイテク株中心のiFreeNEXT NASDAQ100インデックスのリターンと比較

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次は今ノリノリのハイテク株中心のiFreeNEXT NASDAQ100インデックスと比較してみましょう。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドもその多くがいわゆるハイテク株です。

しかし、上昇気流に乗ったiFreeNEXT NASDAQ100インデックスのリターンと比べると、ここ1年は若干乗り切れなかった印象があります。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスのリターン比較

引用:みんかぶ|投資信託比較

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2023年だけで言えば、米国ハイテク株が強すぎましたね。笑

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、もちろん米国ハイテク株にも分散投資しているため、うま味はとれているのですが、米国ハイテク株100%のナスダック100と比較すると、追いつけなかったようです。

コロナショック以降はマグニフィセントセブンなどの大型株やAIブームに乗った銘柄にけん引されてきた米国ハイテク株。

インフレの再燃懸念と景気後退リスクがささやかれていましたが、なんだかんだで2023年は大きな景気後退もなく順調に株価を上げてきました。

高い金利はハイテク株にとっては逆風です。ナスダック連動のインデックス投資信託ほどではないにせよ、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドも少なからず影響をうけます。

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ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドに投資することを検討中の方は、米国金利も観察しておきたいですね。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの今後の見通し

ここまで書いてきたように、ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドは、米国ハイテク株に大きな期待を寄せつつも、中国や新興国などの成長が期待できるところへの投資もわすれない、「革新性」のある投資スタイルをとっています。

今後の予想は難しく、プロでもなかなか当たらないところではありますが、見通しを検討する上での論点を整理してみましょう。

金利の上昇ストップ?ハイテク銘柄の時代が来る?
中国銘柄の見通しは?長期的な経済成長は?

一つずつ見ていきましょう。

金利の上昇ストップ?ハイテク銘柄の時代が来る?

一般的に高金利時代は、ハイテク銘柄が苦戦すると言われています。

2023年は米国の利上げが進み、そういった意味ではハイテク銘柄に厳しい時代でした。

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ハイテク銘柄は先行投資(借金)が必要なので、金利が低い時代のほうが有利だと言われます。

ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンドもハイテク銘柄割合が多いので、利下げの始まりによって株価が上昇しやすくなると言われています。

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は2024年1月の消費者物価指数(CPI)が大幅に上昇したことを受けて、「利下げ開始時期の判断に慎重な姿勢で臨む」と発言しています。

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急いで利下げする必要はないとの見解です。でも、引き続き2024年内の利下げ開始を見込んでいるとは言ってるんだよね。

米国金利の引き下げタイミングがいつになるかによって、ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンドの未来が変わると言っても過言ではありません。

しかし、このタイミングばかりを気にしていても意味はありません。

結局株式市場にいる投資家たちが利下げ&それによる高い成長率を期待しすぎていた場合は、株式投資によるリターンに影響が出なくなってしまうことも考えられるからです。

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ここが投資の難しいところ…。結局どうなるかは誰にもわかりません。笑

ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンドが注目している、以下の分野の成長を望むとともに大きな景気後退に入らないことを望むばかりです。

半導体関連銘柄
医療関連銘柄
再生可能エネルギー関連銘柄
インターネット関連銘柄
ゲーム関連銘柄

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パウエルさん、どうかどうか適切なご判断をお願いします!笑

中国銘柄の見通しは?長期的な経済成長は?

もうひとつ、ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンドに投資をするなら検討すべきなのが、中国株の存在です。

枝豆
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中国銘柄の割合の多さは、良くも悪くも気になります。

中国株の2021年以降の主な不調原因は、以下のとおり。

・不動産市場の悪化や住宅部門の不振
・根強いデフレ圧力
・中国政府の景気回復対策への失望感
・中国の人口ボーナスの終了 など

アリアンツ・グローバル・インベスターズが2024年1月に発表した中国株の見通し予測によると、その概要は以下のとおり。

・中国の長期的な経済成長は今後もほとんどの欧米諸国を上回る
・2024年の中国のGDP成長率目標は4.5~5%程度
・中国の一人当たり所得は米国の20%未満なので追い上げ余地はある
・しかし追い上げのためには多くの分野でイノベーションが必要

引用:アリアンツ・グローバル・インベスターズレポート

長期的にみると、中国はまだまだ経済成長が期待できる国ではありますが、2024年にその前提となるイノベーションが起こせるかどうかは予測が難しいようです。

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ベイリー・ギフォード 世界長期成長株ファンドは、あくまで10年以上後の未来を見据えている投資先のため、同じ気持ちでいられる投資家にとっては良い投資先だと言えそうです。

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンドの口コミや評判

ベイリー・ギフォード世界長期成長株ファンド(ロイヤル・マイル)の口コミや評判を集めてみました!

長期投資を目指すので短期だと下落がやばい
中国株の下落の影響を受けてやばい
ナスダックの動きに少し似ている

一つずつ見ていきましょう。

長期投資を目指すので短期だと下落がやばい

ベイリー・ギフォード『ロイヤル・マイル』、ついにコロナ禍前くらいまで落ちたか。いくら長期投資だからって言っても、個人と企業は「長期」の時間軸が違うから、キツいなー。

引用:Xより

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個人投資家の中でも長期運用がニガテとか待てない人には、なかなか乗りこなせない銘柄かもしれません。

中国株の下落の影響を受けてやばい

レバレッジatmx+とロイヤルマイルが無ければ投信pfがプラスだということに気がついた。要は中国株ですね。米国株の不調を横目に上げたら気持ち良いのにな〜まだかな〜

引用:Xより

枝豆
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今現在はどうみても不調の中国株…。でも中国株って急に上がる時は上がるんだよな…

ナスダックの動きに少し似ている

ナスダックの値動きに近い感じですね。そのナスダックも今年はまだ上値の重い展開。

引用:Xより

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やっぱり似ているナスダック100。だったらナスダックを買いたいって人も多そうです。あとは、中国株の存在をどうとらえるか…ですかね?

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まとめ:ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドはやばい?

ベイリーギフォード世界長期成長株ファンドは、老舗の投資運用会社ベイリー・ギフォード社が運用する、信頼性の高いファンドでした。

運用会社ベイリー・ギフォード社
設定日2019年2月1日
投資タイプアクティブ・長期
投資対象新興国を含む全世界成長株式
為替ヘッジなし
販売手数料(購入時手数料)3.3%(税込)※上限
信託報酬(運用管理費用)1.6445% (税込)
信託財産留保額なし
直近分配金
受賞歴Fund of the year 2020 国際株式部門
最優秀ファンド賞(Morningstar)ほか
引用:マネックス証券

それでもやばいと言われる理由は、以下のとおり。

購入手数料・信託報酬・経費率が高い
基準価格の値動き(ボラティリティ)が大きい
ハイテク株の影響を受けやすい

特にアクティブファンドの中でもかなり購入手数料・信託報酬・経費率が高い点は否めません。

ベイリー・ギフォード社への信頼度があまり高くない投資家は、この点に違和感を覚えるはず。

でも、ベイリー・ギフォード社の世界全域に長期分散投資を行う方針に共感する人からみたら、この手数料も特段高いとは思わない可能性もあります。

現状は、どうしてもハイテク株や中国株の割合が多いのでボラティリティが大きくなりがちですが、それは今(短期)で見た場合です。

長期で考えると、これもそこまで気にならなくなる可能性があります。

もちろん投資は自己判断なので、将来、この世界がどうなるか、自分の想像になるべくあった投資先を選ぶのがいちばんですが、ハイテク株や中国株の成長に期待する人は、投資してみてもおもしろいと思います。

私自身は、ハイテク株への期待度がとても高く、好きなので興味がある一方で、中国株には少し懸念点が多く、今は調査検討中…。笑

それでは今日もまめまめたのしい一日を。

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