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住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由を不動産投資家が解説!

住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由を不動産投資家が解説! 不動産
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住宅ローンの繰り上げ返済って早くしたほうがいいよね?
繰り上げ返済をしてはいけない人がいるってほんと?

今回の記事は、こんな人に向けて書いています。

本記事の執筆者_枝豆

ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら

毎月の住宅ローン返済は、「借金を抱えているようで気持ち悪い」「早く返済してスッキリしたい」と思う人も多いと思います。

実は不動産投資をしているわたしも、住宅ローンを組んでいる身。

でも、手元に全額返済できるお金があるにも関わらず、繰り上げ返済はしていません。

なぜなら、住宅ローンを繰り上げ返済するとデメリットも多いからです。

そこで今回は、住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由を徹底解説!

さらに、住宅ローンの繰り上げ返済をしたい人におすすめのタイミングやお得な方法も整理してみました。

▼本記事の内容
住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由
繰り上げ返済する場合の注意点

住宅ローンの繰上げ返済とは?

住宅ローンの繰上げ返済とは、借入残高の一部または全部を前倒しで返済することを言います。

住宅ローンの繰上げ返済=借入残高の一部または全部を前倒しで返済すること

また、繰り上げ返済の方法には大きくわけて2つの方法があります。

返済期間短縮型
返済額軽減型

それぞれ「利息軽減効果」と「繰り上げ返済実感効果」が異なります。

返済期間短縮型返済額軽減型
利息軽減効果×
繰り上げ返済実感効果×
枝豆
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詳しく見ていきましょう!

返済期間短縮型

返済期間短縮型は、毎月の返済額は変更せずに、返済期間を短縮させる返済方法のことです。

返済期間を短縮するので、短縮された期間に支払うはずだった利息も支払う費用がなくなるため、毎月の返済額を減らすよりも利息軽減効果は大きくなります。

返済期間短縮型
利息軽減効果
繰り上げ返済実感効果×
枝豆
枝豆

毎月の返済額は変わらないので、繰り上げ返済をした実感はあまりわかないかもしれません。

でも返さないといけないお金は、大きく減らすことができます。

返済額軽減型

返済額軽減型は、返済期間を変更せずに、毎月の返済額を減らす方法です。

繰り上げ返済を行った直後から返済額が減るため、繰り上げ返済の効果を感じやすいメリットがありますが、全体的な利息の軽減効果は返済期間短縮型よりも小さくなります。

返済額軽減型
利息軽減効果×
繰り上げ返済実感効果
枝豆
枝豆

全体的にお得なのは返済期間短縮型、

日々の負担が減るのは返済額軽減型だと覚えておきましょう!

新NISAが気になる方は、この記事もおすすめ(*´▽`*)

住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな5つの理由

住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由は、以下の5つです。

手持ちの資金(現金)が減るから
繰り上げ返済より資産運用の金利が高いから
住宅ローン控除の対象額が減るから
団体信用生命保険を活用できなくなるから
繰り上げ返済に手数料がかかるから

一つずつ見ていきましょう。

手持ちの資金(現金)が減るから

あたりまえですが、住宅ローンを繰り上げ返済をすると手持ちの資金が減ります。

繰り上げ返済をする時に必死にお金をかき集めてしまったため、その後に何かしらのアクシデントが起こった場合に、対処できなくなるケースがあります。

家具や家電、車が故障した場合の修繕費用
ケガや病気の際の入院・治療費
親戚の病気や介護費用
家の修繕費
冠婚葬祭の費用
急な引っ越しの費用
転職や失業による収入減への対応 など

枝豆
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いやいや、そんなことはないでしょ…って思っていると、意外と起こるのが人生です。

私も父が突然無職になり、高校進学をあきらめさせられそうになったことがあります。笑

普段の生活費から問題ない金額を出したつもりでいても、意外と忘れているお金はあるものです。

保険料の支払いや税金の支払い、車検など、不定期なものはどうしても忘れてしまうので、手元には十分な現金を持っておくほうが安心です。

繰り上げ返済より資産運用の金利が高いから

世間一般にかかる金利の中でもかなり低金利に抑えられているのが、住宅ローン。

住宅ローンの金利は、金融機関によって異なりますが、どの金融機関で借りたとしてもたかが知れています。

例えば、全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱う、フラット35。

フラット35
=全期間固定金利型住宅ローン
=全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して提供
=借入期間は、21年以上35年以下
=繰上返済手数料が不要、保証料が不要で人気がある

参考:フラット35|住宅金融支援機構

2024年3月時点で、フラット35の最も多い金利は、以下の通り。

融資率最も多い金利
9割以下年1.840%
9割超年1.980%
枝豆
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うーん、安い!さすが低金利時代です。

一方、2024年からは新NISA制度が始まり、非課税で資産運用が始められるチャンスでもあります。

投資はもちろんリスクがありますが、ここ数年は相場がよく、特に米国市場は絶好調。

人気の米国インデックス投資を活用すれば、繰り上げ返済するよりも、結果的に手元に残るお金が増える可能性が高く、わたしは実際に繰り上げ返済せずにインデックス投資に資金を投入しています。

枝豆
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時代の流れにちゃんと乗るのが、資産運用のコツのひとつです。

例えば、繰り上げ返済するために貯めた500万円で投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入するパターンをシミュレーションしてみましょう。

まず前提条件は、以下のとおり。

条件:
・フラット35の35年ローン(金利1.980%)で、マイホーム購入費のうち3000万円を借りる
・ローンを組んでから3年後に、500万円の繰り上げ返済をする。

条件を整理すると、こんな感じです。

当初借入元金30,000,000 円
当初借入期間35年
返済済み期間3年
返済方法元利均等返済
借入金利初回から1.980%
繰り上げ金額5,000,000 円

繰り上げ前後の毎月返済額を比較すると、このくらいの違いが生まれました。

繰り上げ前繰り上げ後
返済期間短縮型の場合
繰り上げ後
返済額軽減型の場合
元金残高28,162,920 円23,110,317 円23,110,317 円
毎月返済額99,071 円99,071 円81,449 円
残り返済期間32年24年 8ヶ月32年
減少する利息額3,741,377 円1,749,164 円
参考:資金プランしっかりシミュレーション|金融広報中央委員会

返済期間短縮型は、期間は短縮されません。

そのため、24年間という返済期間はそのままですが、その間に370万円分の得が生まれることになります。

枝豆
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ちゃんと繰り上げ返済に意味がありますよね。

では、繰り上げ返済をせずに、その分の500万円を使えなくなっている24年間で運用してみるとどうなるでしょう?

前提条件は、以下のとおり。

条件:
・500万円で投資信託「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を購入
・24年間、設定来リターン+19.91%、設定来リスク22.99%(2024年2月末現在)で運用

繰り上げ返済分の500万円で運用したシミュレーションは、以下のとおりです。

投資元本5,000,000円
24年後の予想資産額390,390,891円
参考:一括投資シミュレーション|三菱UFJ銀行
枝豆
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えええ…3億?!桁が全然違う…笑

もちろん将来何が起こるかわからないので、シミュレーション通りになるとは限りません。

でも、この違いを見ると、手元の利息を減らすことに躍起になるよりも、もっと大きな視点で自分のお金のポートフォリオ運用を考えることも大事なことがわかります。

住宅ローン控除の対象額が減るから

住宅ローンを繰り上げ返済をすると、住宅ローン控除の対象額が減ります。

住宅ローン控除とは、年末のローン残高の0.7%を所得税(※)から最大13年間控除する国の制度のこと。

住宅ローンを利用して住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、最大13年間、各年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額等から控除する制度です。(注)所得税から控除しきれない場合、翌年の住民税(上限:9.75万円)から控除

引用:住宅ローン減税制度について|国土交通省

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きちんとマイホームを持ってほしいと考える、国の支援制度のひとつです。

所得税から控除しきれない場合、翌年の住民税から控除できるよ。

住宅ローンの控除額は年末のローン残高によって異なるため、ローン残高を繰り上げ返済で減少させてしまうと、その分は減税できなくなります。

例えば、500万円を繰り上げ返済してしまうと、その年の住宅ローンの控除額は3万5,000円分は減少します。

500万円×0.7%=3万5,000円

もし、金利が0.7%以下の場合、年間の金利負担が3.5万円以下になるので、控除額を減少させるより金利を負担したほうがお得になります。

繰り上げ返済をするなら、住宅ローン減税期間の13年間が終わってからのほうがお得です。

枝豆
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自分のケースに当てはめて、きちんと計算してみるのがおすすめです。

団体信用生命保険を活用できなくなるから

住宅ローンには、団体信用生命保険という心強い保険が付いています。

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住宅ローンを組むと団信に加入するのが一般的だよ。

団体信用生命保険
=債務者が死亡もしくは高度障害になった場合、一般社団法人全国信用保証協会連合会が生命保険会社から受取る保険金をもとに、債務を弁済するしくみ

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団体信用生命保険に加入していれば、ローン契約者に万が一のことがあっても、返済義務がなくなります。

普通に考えれば、どんどん繰り上げ返済をして、ローン残高を減らしたいところですが、もし万が一のことがあった場合に負担してもらえる金額を減らしてしまうことになります。

死に物狂いで繰り上げ返済をしたとして、手元には現金がなくなっているでしょうから、万が一何かあった時に現金が全くない状態でほおりだされてしまう可能性があります。

もちろん家は確保できますが、もし何かあった時のことを考えるなら、あえて繰り上げ返済をしないほうがいいかもしれません。

繰り上げ返済に手数料がかかるから

住宅ローンの繰り上げ返済をする場合、手数料がかかる場合があります。

枝豆
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手数料はローンを借りている銀行によって異なるので、正確には自分が借りている金融機関に問い合わせが必要です。

例えば、三井住友銀行の住宅ローンの場合は、全額繰り上げ返済と一部繰り上げ返済で手数料が異なります。

全額繰り上げ返済一部繰り上げ返済
ネット申込5,500円無料
窓口(専用パソコン)11,000円5,500円
窓口(書面)22.000円16,500円
引用:住宅ローン 繰上返済|三井住友銀行
枝豆
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全然違う!!ネットでやる方がお得ですね。

繰り上げ返済のデメリットが気になる方は、この記事もおすすめ(*´▽`*)

住宅ローンの繰り上げ返済をしたい場合の注意点

どうしても住宅ローンの繰り上げ返済をしたい場合は、以下の点に注意してタイミングを計るのがおすすめです。

なるべく早いタイミングで繰り上げ返済する
住宅ローン控除期間が終わったら繰り上げ返済する
期間短縮型を選択する
繰り上げ返済のメリットをシミュレーションする

一つずつ見ていきましょう。

なるべく早いタイミングで繰り上げ返済する

住宅ローンの返済は、早ければ早いほど利息の軽減効果が大きくなります。

なぜなら、どんな返済方法を選んだとしても1年目がいちばん利息返済割合が大きく、後半にならないとなかなか元金が減らないからです。

元利均等返済=元金と利息込みで、毎回の返済額が同じ
元金均等返済=元金を均等返済する方法。毎回の元金残高に対し金利がかかる

元金均等返済と元利均等返済
枝豆
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どちらの返済方法を選んだとしても、早ければ早いほど利息分を減らすことができるのです。

もし繰り上げ返済をしたいという希望が最初からあるのなら、とにかく急いで繰り上げ返済するのがおすすめです。

住宅ローン控除期間が終わったタイミングで繰り上げ返済する

住宅ローンを組んでから10年が経ってしまったら、もう住宅ローン控除期間が終わったタイミングまで待つほうがお得かもしれません。

住宅ローン控除期間は、13年です。

もともと住宅ローン控除の適用期限は、2021年まででしたが、2022年度の税制改正により、2025年まで4年間延長されています。

枝豆
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今後も変更される可能性は十分にあるので、ちゃんと自分で最新情報を調べるクセをつけましょう。

制度が延長された背景に、カーボンニュートラルの実現があります。

カーボンニュートラル=温室効果ガスの排出をゼロにする取り組み

わたしたちは生活しているだけで、自然に温室効果ガスを排出しています。

なるべく温室効果ガスの排出を少なくするために、排出を抑制できるような省エネ住宅や太陽光発電が設置された住宅を増やそうと、住宅ローン控除制度は延長されました。

今後はどうなるかわかりませんが、繰り上げ返済を考える方は最新情報をチェックしましょう。

期間短縮型を選択する

繰り上げ返済をすることを決めたら、必ず期間短縮型を選択しましょう。

なぜなら、返済額軽減型よりも明らかに減少する利息額を増やせるからです。

前述したケースの場合、なんと200万円も差が出てしまいます。

繰り上げ前繰り上げ後
返済期間短縮型の場合
繰り上げ後
返済額軽減型の場合
元金残高28,162,920 円23,110,317 円23,110,317 円
毎月返済額99,071 円99,071 円81,449 円
残り返済期間32年24年 8ヶ月32年
減少する利息額3,741,377 円1,749,164 円
参考:資金プランしっかりシミュレーション|金融広報中央委員会

確実に期間短縮型を選択するのが効果的です。

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どんな方法を選ぶにしても、必ず自分のケースで詳細なシミュレーションをしてください。

資産運用が気になる方は、この記事もおすすめ(*´▽`*)

住宅ローンの繰り上げ返済をしても良い人

住宅ローンの繰り上げ返済は、しても良い人と確実にしないほうが良い人がいます。

枝豆
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ちょっと整理してみるよ。

繰り上げ返済をしても良い人

・生活費の数カ月分の貯蓄(金融資産)がある人
 →予期せぬ出費が生じても、ある程度対応可能なら繰り上げ返済してもOK

・今後のライフプランが明確な人
 →繰り上げ返済が今後のプランの自由度を狭めることも。不安な人は現金を持っておいたほうが良い。
  (教育費、車の買い換え、家のリフォームなど)

・まだ住宅ローンを組んだばかりの人
 →返済期間短縮型、返済額軽減型ともにどうせ繰り上げ返済するなら早い方が得。決意が固いなら、早めが吉。

繰り上げ返済をしないほうが良い人

・子どもがいる人
 →団信の意味がなくなるので、万が一の備えなら、現金を優先して確保しておくのがおすすめ。子どもだけじゃなく、扶養家族がいる人は注意。

・住宅ローンの金利減少分より他の資産運用の利益のほうが高い人
 →新NISA(株式投資など)に現金を回した方がお得な場合も多い。実際に利回りを計算してみると、繰り上げ返済で損をする場合も多い。

枝豆
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わたしは他の資産の利回りのほうが高いので、繰り上げ返済で損しちゃうタイプ。だから繰り上げ返済は調査検討の末、やめました。

住宅ローンの繰り上げ返済に関するよくある質問

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最後に住宅ローンの繰り上げ返済に関するよくある質問をまとめました!

繰り上げ返済のタイミングは?早い方が得?

確かに繰り上げ返済は早いほうが得になるケースが多いです。

これは前述したように、どんな返済方法を選んだとしても1年目がいちばん利息返済割合が大きく、後半にならないとなかなか元金が減らないからです。

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わからなくなったら、この図を思い出して!

ただし、ある程度の時間が経ってから繰り上げ返済しようとすると、むしろ現金や株などの他の資産に買えておくほうがポートフォリオ全体の利回りは上がるケースが多いのが実際のところ。

特に住宅ローンが借金のように感じてしまって、心が重いと感じる人でない限りは、シミュレーションをして実際の利幅を確認するのがおすすめです。

また、変動金利を選んだ場合は、時期によって金利も変動します。

金利が上がってタイミングが合ったら、改めてシミュレーションをして、損が出るようであれば繰り上げ返済をするのも賢い方法です。

枝豆
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ここで、繰り上げ返済のシミュレーションをする際に使えるツールをご紹介しておきます。

ツール1:資金プランしっかりシミュレーション|金融広報中央委員会
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/sikin/menu/kinri_main.cgi

金融広報中央委員会が提供する「資金プランしっかりシミュレーション」は、住宅ローンの繰り上げ返済をした場合に減少する利息額を計算してくれるツールです。

枝豆
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住宅ローンの期間短縮型と返済額軽減型の違いが数字で比較できておすすめです。

ツール2:一括投資シミュレーション|三菱UFJアセットマネジメント
https://www.am.mufg.jp/tool/simulation_ikkatsu.html

三菱UFJアセットマネジメントが提供する「一括投資シミュレーション」は、繰り上げ返済用のまとまった資金ができた時に、他の金融資産(主に投資信託)に変更すると、どのくらいの利回りが出るかしてくれるツールです。

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リスクやリターンを実際の投資信託で計算できる機能も付いていて、とっても便利です。

繰り上げ返済した場合利息はどうなる?

繰り上げ返済をすると、返済した元本にかかる予定だった利息がなくなるため、総返済額を減らすことができます。

特に期間短縮型の場合は、長期間で増えている利息分がなくなるので、返済額軽減型よりも大きな金額を減らせます。

新NISAが気になる方は、この記事もおすすめ(*´▽`*)

まとめ:住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由

住宅ローンを繰り上げ返済してはいけない大きな理由は、主に以下の5つが挙げられます。

手持ちの資金(現金)が減るから
繰り上げ返済より資産運用の金利が高いから
住宅ローン控除の対象額が減るから
団体信用生命保険を活用できなくなるから
繰り上げ返済に手数料がかかるから

住宅ローンはただの借金とは異なり、税制面で住宅ローン控除が受けられたり、団体信用生命保険によって万が一の備えができるなど、メリットが多いという特徴があります。

さらに、今は特に低金利のため、繰り上げ返済をする余裕があるのであれば、その分を新NISA制度を使って増やしたり、現金として持っておき、経験にお金を使うほうが賢い使い方ができる可能性もあります。

自分のお金ではないので、早く返したい気持ちもわかりますが、罪悪感を感じる必要は全くありません。

住宅ローンを借りることで、ローン会社では利益を生み、その利益が人助けに役立っている側面もあるのです。

住宅ローンを借りる側としては、契約時の期日までに返済を終えさえすればいいので、自分の資産のお金の流れをしっかり見極めながら、賢くシミュレーションし、いちばん自分に合った方法で大事なお金を使っていきましょう。

それでは今日もまめまめたのしい一日を。

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