このページでは、投資歴約15年の40代独身女性である枝豆の、基本的な投資方針を整理しています。
資産目標
結論からお伝えすると、わたしは1億6000万円の資産を作ることを目指しています。
内訳は以下のとおりです。
内訳
自宅購入予算
=6000万円
セミリタイア原資
=1億円
=税金を考慮して、毎年4.7%(=470万円)を取り崩す
=毎月約33万円を生活費として使用
アメリカのトリニティ大学の研究者が発表したトリニティスタディで提唱されている4%ルールに基づいて、生活費を算出。
税金を考慮すると、約33万円が生活費として使用できるお金です。
トリニティ スタディ(Trinity study)とは?
1998年にトリニティ大学の金融学の教授たちによって発表された有名な論文の愛称。
正式名称は、『退職金の節約:持続的な取り崩し率の選択(※1)』
退職金資産を1年間定額4パーセントで取り崩すと、30年後も資産が残っている可能性が高いという内容の「4%ルール」が有名。
債券50%、株式50%の割合で資産を保有
↓
資産を年間4%ずつ取り崩す
↓
30年後も97%の確率で資産が残る
(※1)英語訳は Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable
\1億円貯めたくなったら、この記事も読んでみてね(*´▽`*)/
目標達成のための5つの基本戦略
目標達成までの基本戦略は、以下のとおり。
・米国株インデックス「S&P500」が基本
・積立投資金額は、毎月最低17万円
・分配金・配当金は受け取らず、再投資が基本
・リスク資産のうちの冒険分は「インド株」「ビットコイン」
・不動産はトラブルがない限りはガチホ
詳しく見てみましょう。
米国株インデックス「S&P500」が基本
S&P500に連動した米国インデックス投資を軸にします。
今では、米国に偏り過ぎているわたしのポートフォリオ。
でも、投資をはじめたばかりのころは、日本株を中心に投資をしていました。
日本を応援したい気持ちが強すぎたみたい…
実は米国株のすごさに気が付いたのは、つい最近。
コロナ禍で本気で投資の勉強をし直さなくちゃと思って、いろんなデータを見あさっていた時に、気が付いてしまったんです。
投資界隈では当たり前すぎる事実なのだけど、ほったらかし投資しかしてなかったわたしにとっては、衝撃でした…w
人気のeMAXIS Slimシリーズの国内・米国・全世界株式のトータルリターン(3年)を比べてみると、以下のとおり。
投資信託名 | トータルリターン(3年) |
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | +15.25% |
eMAXIS Slim 国内株式(日経平均) | +13.17% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | +23.72% |
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | +20.23% |
明らかにリターンが劣る日本株。
そして、ものすごい勢いで長期的に伸びている米国株。
本気でセミリタイアを志すと同時に、米国株中心で投資をする覚悟をしました。
10%も違うとなると、さすがに「日本を応援したい!」というだけで日本全振りは…しにくいよね…
実際のデータを見てみると、こんな感じ。
2021年に入った段階で、急に気が付きます。笑
そして、気が付くと同時に、不動産の繰り上げ返済用に保有していた現金を、一気に投資資産の口座に入れて、この波に乗り遅れてたまるかと、米国株を買いはじめます。
米国株のおかげで、増加率がかなり上がってます…!
特に米国株インデックス「S&P500」は、1957年の導入以来、年平均で約10.7%の上昇率を記録しています。
さらに、ここ10年は年率約14.7%のリターンを記録し、絶好調。
高齢化社会を迎えた日本とは違って、まだ人口が増える予定の先進国である米国は、まだまだ成長が期待できると考えています。
しばらくは、全力で米国株に投資していく所存です!笑
\S&P500が気になったら、この記事も読んでみてね(*´▽`*)/
積立投資金額は、毎月最低17万円
自分に考える余地を与えず、とにかく余ったお金は全部投資に回します。
市場になるべく多くのお金を投入するのが、資産増加スピードを上げることに繋がります。
毎月17万円はムリなく投資できるので、そのまま継続すること、そして余ったお金もどんどんS&P500かNASDAQ100を購入していく予定です。
現在の積立銘柄は、以下のとおり。
【特定口座】
投資信託名 | 運用会社 | 金額 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ アセットマネジメント | 10万円/月 |
iFree NEXT インド株インデックス | 大和アセットマネジメント | 3万円/月 |
【NISA口座】
投資信託名 | 運用会社 | 金額 |
---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 三菱UFJ アセットマネジメント | 3万円/月 |
【その他】
名称 | 運用会社 | 金額 |
---|---|---|
ビットコイン(毎月積立) | Coincheck | マネックスポイントを 全額ビットコインに変換 +3万円/月 |
ビットコインとインド株への積立は、まだ始めたばかり。まだどうなるかわからないけど、とりあえずは、10年程度の長期投資で考えているので、短期の減少は気にしません。
分配金・配当金は受け取らず、再投資が基本
目標額までまだまだ遠い今は、分配金を受け取らずにどんどん再投資して資産を増やしていこうと思います。
資産構築を最優先して、しばらくは分配金・配当金はあまり受け取らない想定です。
ETFは投資コストが低くてよいのですが、自動で分配金や配当金が振り出されてしまう銘柄も多く、ちゃんと管理する力がないと効率性が落ちます。
項目 | 投資信託 | ETF |
---|---|---|
分配金 | なし | あり(のものが多い) |
配当金 | なし | あり(のものが多い) |
税金 | 利益確定しない =税金はかからない | 利益確定する =税金がかかる |
スポットである程度まとめて投資する場合にETFを買う機会も出てくるとは思いますが、基本的には投資信託をベースに積み上げていくことを想定しています。
ETFは投資コストが安いというメリットがある反面、ほったらかし投資に使いにくいというデメリットがあるんよね。なるべくほったらかしたいわたしは、投資信託派(*´꒳`*)
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リスク資産のうちの冒険分は「インド株」「ビットコイン」
リスク許容度に関しては、比較的握力強いほうだと思ってはいます。
(握力が強いというよりは…慣れて「難しい局面では見ない」ということができるようになった)
投資詐欺にあってからは、数百万が一気に消えてもうろたえなくなりました。
\投資詐欺にあった詳しいおはなしはプロフィールをみてね(*´▽`*)/
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プロフィール
さらに、資産が5000万円を超えてからは、毎日月給の2倍程度のお金が減ったり増えたりすることにも慣れてきて、それくらいなら全く動じなくなりました。
慣れって大事です。初心者の方はいきなりリスクとるのではなく、少しずつ投資に慣れていくのがおすすめ。
握力が強くなってきて思うのは、やっぱり適度なリスクをとっていきたいということ。
そんな中、気になっているのは、「インド株」と「暗号資産(特にビットコイン)」。
GDPが小さすぎる国や、あまりよく知らないマイナーなコインにあえて投資をする気にはならないけど、将来が有望視されているインドや、暗号資産の中では超メジャーなビットコインは、小さい金額で積み立てをしていこうと思っています。
\インド株が気になる人は、こちらの記事もおすすめ(*´▽`*)/
不動産はトラブルがない限りはガチホ
10年以上前に購入した不動産は、良い感じで値上がりしていて、継続的に利益も出ているので、問題が起こらない限りは、そのまま運用しつづけようと思っています。
不動産は、目標資産には入れずに、ほそぼそと運用予定です。まずは、株だけで目標達成できたらいいな。
積立計算シミュレーション
5つの基本戦略どおりに資産運用すると仮定して、積立投資シミュレーションをしてみましょう。
CASIOさんが提供している積立計算サイトによると、計画通りに行けば10年後には1億6000万円に到達することができます。
パターン1:金融資産のみ
年利率:10%(S&P500の平均年利率)
積立年数 :10年
毎月積立額:25万円(※)
積立前の元金:5500万円(不動産は除く。2023年10月現在。)
※2024年の新NISA開始後は積立17万円+スポット買いに変更。スポット買いを合わせて総額自体は変更なし
10年後の税引き後元利合計:1億6700万円(167,658,127円)
ただし、油断は禁物。
年利率10%は、あくまでS&P500の過去年平均リターンであり、未来を約束する利率ではありません。
これまでが調子がよかっただけで、来年から急にマイナスになることだってあるもんね…。怖
そのため、単純にS&P500だけを買い続けるのではなく、多少のリスクをとって、賢く増やすことを目指します。
パターン2:金融資産+不動産
年利率:10%(S&P500の平均年利率)
積立年数 :10年
毎月積立額:25万円(※)
積立前の元金:5500万円(不動産は除く。2023年10月現在。)
※2024年の新NISA開始後は積立17万円+スポット買いに変更。スポット買いを合わせて総額自体は変更なし
不動産資産合計:3,543万円(2022年末現在)※約3000万円のプラス
10年後の資産合計:1億9700万円(167,658,127円+3000万円)
正直、10年後に本当に持ち家を買うかは、まだ迷ってます。2億近くまで資産を増やすことができたら、そんなに迷わずに買ってしまうのもありかな…。おうち問題は、資産推移を見ながら具体的なプランに落とし込む予定!
目標達成のためにやらないことリスト
これまでの経験上、以下はやらないと決めました。
・オルカンは買わない
・マイナーな仮想通貨は買わない
オルカンは買わない
あくまで好き嫌いの問題ですが、わたしはオルカンよりもS&P500が好き。
オルカンとは、全世界株式(オール・カントリー)のこと。
全世界的に投資でき、とても人気があります。
結局、オルカンも米国株の比率が高いので、S&P500と大きな違いがあるようでいて、そうでもなく…。
また、中途半端に全世界に分散するなら、本当に将来を期待しているインド株に集中して資金を流したほうがいいんじゃないかという気持ちが強く、現在はオルカンを買う予定はありません。
わたしの場合は、全力日本株投資を全力米国株投資に変更し、資産の増加率が爆増した経験があるので、なんとなく米国株が好きなんだと思います。
どっちがいいかは人によって違います。もちろんわたしも、またいきなり気が変わって、オルカンに全力投球する可能性もゼロではありません…笑
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マイナーな仮想通貨は買わない
経験上、マイナーすぎる仮想通貨との相性はあまりよくない気がしています。
勉強がてら、いろんなコインを買ってみたけど、結局ビットコイン以外は売っちゃった…。コツコツ運には自信あるけど、ギャンブル運は、あんまりないみたい…。笑
もちろん、そう思ってみんな買わないからこそ、たまたま買った一部の人の資金が爆上げするんですよね。
わかってはいるんだけど、なんとなく心がわくわくしない…。笑
ギャンブル的なことでうまくいったためしがないので、ギャンブル要素が大きそうなマイナーな仮想通貨には手を出さないと決めています。
目標達成のための新NISA戦略
2024年からはじまった新NISA。
みなさんは、どんな銘柄を買いますか?
NISA枠はなるべく長期完全放置で行きたい希望が強く、冒険するならNISA枠より、特定口座で運用する方向で固まりつつある、わたしのポートフォリオ。
これから先も、少なくとも10年程度は米国が強い気がしていて、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は候補から外しました。
年間360万円を5年間で埋めていく予定です。
新NISAに関しては、運用推移を随時公開していこうかなと思ってます!
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新NISA枠で買い付け中の銘柄
2024年現在、新NISA枠で買い付け中の銘柄は、以下のとおり。
積立投資枠:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
成長投資枠:<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
積立投資枠は、毎月10万円ずつ、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積み立てています。
成長投資枠は、年始に半分の120万円を一気に、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドへ。
あと120万円でどの金融商品を購入するかは、まだ考え中。
今のところ、相場が落ち着いたところで、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドを買い増しする考えが濃厚ですが…もうちょっと様子をみながら、楽しみながら、選びたいと思っています。
…と言っている間に、値上がりすごい…笑 年初に240万円一括購入がいちばん良かったパターンになりそうですが…こればっかりはしょうがないw いったんあきらめて、楽しみます。
迷った投資信託&ETF
新NISA枠で買い付けるかかなり迷って、やっぱりやめた銘柄たちはこちら。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
iFreeNEXT FANG+ インデックス
FANG+も気になってます…。
FANG+が気になりすぎて、いろいろ調べた結果、やっぱり10社だけなのが気になり始め…結局、スポットで2244(グローバルX US テック・トップ20ETF)を購入しました。笑
積立投資は、比較的安定的なファンドにして、FANG+や2244などの冒険はスポット購入していくほうが、わたしは好きみたいです。
\2244を買った時の資産推移レポートはこの記事をみてね(*´▽`*)/
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2023年10月の投資実績(振り返り)
まとめ
整理すると、わたしが目指すのは1億6000万円の資産を作ること。
そして、毎月約33万円を生活費として使用できる環境を作り、2033年(55歳)にセミリタイアすることです。
目標達成のための基本戦略は、以下のとおり。
・米国株インデックス「S&P500」が基本
・積立投資金額は、毎月最低17万円
・分配金・配当金は受け取らず、再投資が基本
・リスク資産の中心は「インド株」「ビットコイン」
・不動産はトラブルがない限りはガチホ
米国インデックスへの集中投資がベースですが、適度にリスクもとって、無理ない程度に資産構築スピードを上げたいのが本音。
そのため、現在少しだけしている複業についても、コツコツ発展させていきます。
それでは今日も、まめまめたのしい一日を。
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