最初の目標は配当金月5万円!
月5万円の配当金を得るには、いくら投資資金があればいいのかな?
今回は、こんな疑問をお持ちの方に向けて、投資歴15年の独身OL投資家が自分なりの考えをまとめます。
▼本記事の内容
・月5万円の配当金を得るのはどのくらい難しいのか?実現可能性
・月5万円の配当金生活への現実的なアプローチ
・月5万円の配当金生活を達成するためのおすすめ銘柄
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
「将来はセミリタイアして、配当金で暮らしていきたい…!」
そんな夢を持っている方が最初に目指す目標は、配当金月5万円(年間60万円)。
今回は、月5万円の配当金生活を達成することはどのくらい難しいのか、そして達成するための具体的なアプローチ法を整理してまとめてみました。
配当金生活月5万円の実現可能性
月5万円の配当金を作るためには、約1,500万円から2,500万円の元金が必要です。
難易度が低いとは言えないけど、最初の目標として目指しやすい数字ではあるよね。
月5万円の配当金を得るための必要投資額と利回り
配当金生活への現実的なアプローチ
配当金投資の基本と戦略
具体的に整理してみましょう。
月5万円の配当金を得るための必要投資額と利回り
月5万円の配当金を受け取るためには、利回りに応じて約1,500万円から2,500万円の投資が必要です。
必要資金を導き出すための計算式は以下のとおり。
50,000円÷(1-0.20315)×12か月÷利回り(%)
この計算を1%から10%までしていくと、以下のとおり。
利回り | 必要資金 |
---|---|
1%の場合 | 7,530万円 |
2%の場合 | 3,765万円 |
3%の場合(★) | 2,510万円(★) |
4%の場合(★) | 1,883万円(★) |
5%の場合(★) | 1,506万円(★) |
6%の場合 | 1,255万円 |
7%の場合 | 1,076万円 |
8%の場合 | 942万円 |
9%の場合 | 837万円 |
10%の場合 | 753万円 |
配当金を振り出す「高配当株」と呼ばれる株の配当利回りは、通常3%~5%程度。
7%以上の配当金利回りが出る、超高配当銘柄もあるにはあります。
しかし、配当利回りが高ければ高いほど、将来、業績悪化などで配当金が減らされるリスクが高い銘柄も含まれているので注意が必要。
今回は配当金生活月5万円の実現可能性を確認したいので、配当利回りは3%から5%を想定します。
利回りが3%の場合は約2,500万円、4%なら約1,800万円、5%であれば約1,500万円の投資が必要となります。
投資初心者の場合は特に、欲張らないで3%から5%を想定するのがおすすめです。
配当金生活への現実的なアプローチ
えーーー。2000万円も作るなんてムリだぁ…
諦めるのは早い!2000万円は、だれでも貯められる!
配当金生活を目指すには、継続的な投資が重要です。
なによりも大事なのは、一気に大きな投資をしようと欲張らないこと。
2000万円なら毎月少しずつでもコツコツと投資を積み上げることができるなら、確実に作ることができる原資です。
例えば、毎月5万円とボーナス期に65万円を年利10%で積み立てると、約8年で2000万円に到達することができます。
毎月積立額 | 50,000 円 |
ボーナス月加算額 | 650,000 円 |
積立期間 | 8年 0ヵ月 |
利率 | 10 % |
利息計算方法 | 12ヵ月 |
積立元利金合計額 | 20,291,935 円 |
もちろん月5万円の入金はカンタンではないかもしれないけど、逆に言えば、工夫次第でなんとでもなる金額です。
また、配当金生活を目指す時はその投資先にも注意が必要です。
重要なのは、高配当株や利回りに注目しすぎず、企業全体の業績を見て銘柄を選ぶこと。
2024年からは新NISAも始まったので、NISA口座で税制優遇を受けるかどうかも検討が必要です。
毎月もらえない?配当金生活の注意点
とりあえず原資作り頑張ろう!原資があれば毎月5万円の配当金がもらえるぞ!
…うーん、意外かもだけど、配当金って、毎月もらえるとは限らないんだよ。
よくあるのが、配当金はどんな銘柄でも毎月もらえるという誤解です。
配当金がもらえるタイミングは、銘柄によって異なりますが、賞与(ボーナス)のように、年1回から4回程度、まとめて受け取ります。
毎月5万円ずつもらえるわけではなく、3か月に1回15万円がもらえるというイメージのほうが近いかも…
そのため生活がぎりぎりで、毎月5万円分を生活費に回すようなイメージをしていると、生活が上手く回らなくなる可能性があります。
いくら毎月5万円分の配当金がもらえる仕組みが作れても、本当に「毎月」にはならない可能性もあるので、それを前提にした資金計画が必要です。
\インデックス投資と迷ったらこちらの記事もおすすめ(*´▽`*)/
【合わせて読みたい】【比較】高配当株とインデックス、どっちがいい?迷ったときの選び方と考え方のコツ
配当金投資の基本と戦略
配当金生活月5万円を目指すためには、配当金投資の基本を理解し、戦略的に原資を作ることが必要です。
適当に投資してるだけじゃムリよ。月5万円の配当金生活は、そこまで難易度が低い目標ではありません。
大事なポイントは、以下の3点。
継続的な投資の重要性
高配当株と利回りの厳密な選定基準
NISA口座を活用した税制優遇の利点
一つずつ見ていきましょう。
継続的な投資の重要性
月5万円の配当金を得るためにいちばん重要なのは、継続的な投資です。
あたりまえだけど、何よりも「続けること」が必要不可欠!
QUICK資産運用研究所の調査によると、下落相場でも積立投資を変わらず継続した場合と中断した場合を比較すると、中断したパターンでは得られるリターンが大きく減ってしまうことが報告されています。
継続=毎月、月末時点の基準価額での定額購入を継続
中断=ファンドの基準価額が上昇した後に下落した場合、その後も下落が続くのではないかという不安心理の高まりから、その月の月末基準価額で全解約し、いったん現金化。そのうえで翌月以降、下落が続いた場合は現金のまま放置するものの、上昇に転じたら保有現金を元手に月末基準価額でファンドを一括購入し直し、同時に毎月の積立投資を再開。
ファンド名 | ファンド種類 | 継続リターン | 中断リターン |
---|---|---|---|
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 米国株 | 52.8% | 17.8% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 全世界株 | 39.6% | 11.7% |
ニッセイ日経225インデックスファンド | 日本株 | 21.2% | -2.6% |
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス型 | 19.1% | 7.6% |
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 新興国株 | 15.5% | 7.1% |
このデータを見ると、絶対に続けたほうがいいってわかるのに、多くの人は狼狽売りしちゃいます。
原資を作る必要がある配当金投資の場合は特に、大きな投資をしようとは思わず、少額でもコツコツと投資を積み上げることが大切です。
毎月一定額を投資する積立投資を活用することで、長期的な資産形成が可能になります。
配当金生活を目指すなら、積立投資を活用するのが非常に効果的です。
高配当株と利回りの厳密な選定基準
月5万円の配当金をなるべく早く作りたい!
とにかく高配当株を探して投資すればいいんでしょ?
ひー。それじゃダメ~w 安易すぎるよ。
高配当株の選定には、単に高い利回りを追求するだけではNG。
企業の業績や安定性も十分に考慮して、銘柄を選定する必要があります。
継続的に配当金を得るためには、途中で減配になったり、業績悪化によって配当金が支払われなくなる無配リスクが高い不安定な銘柄は精神安定上よくありません。
利回りが高すぎる銘柄は、こういった予測不可能なリスクが伴うことも多いので、バランスの取れた選定が求められます。
企業の財務状況、業界の将来性、経営の安定性などを総合的に評価し、長期的な視点で投資銘柄を選ぶことが重要です。
また、個別株にこだわらず、高配当銘柄が分散投資できるETFに投資するのもとても良い方法です。
わたしは安定志向なので、分散が効いたETFや投資信託への投資が好きです。
NISA口座を活用した税制優遇の利点
2024年からはじまった、新NISA。NISA口座を活用することで、配当金にかかる税金を節約できます。
NISA口座=毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる口座のこと
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。
参考:NISAとは?|金融庁
NISA口座では、一定期間、株式投資による利益に対して非課税のメリットがあり、長期的な資産形成に有利です。
この制度を活用することで、税金の負担を減らし、より多くの資金を投資に回すことが可能になります。
特に長期的な資産形成を目指す配当金投資の場合、NISA口座の利用は非常に有効な戦略と言えます。
\NISAが気になる人はこちらの記事もおすすめ(*´▽`*)/
【合わせて読みたい】【考察】つみたてNISAで元本割れする確率は?確率をゼロに近づける方法を解説!
注目の高配当銘柄とその特徴
配当金生活月5万円を目指すためには、適切な高配当銘柄の選定が重要です。
単に高い利回りを追求するだけではなく、企業の業績や安定性も考慮する必要があります。
安定性重視!注目の高配当銘柄リスト
高配当銘柄として有名な安定人気銘柄は、以下のとおり。
銘柄名 | 銘柄種類 | 配当利回り |
---|---|---|
KDDI | 日本株 | 3.02% |
ブリヂストン | 日本株 | 3.22% |
三菱UFJフィナンシャルグループ | 日本株 | 2.91% |
三菱商事 | 日本株 | 2.96% |
Johnson&Johnson(ジョンソンエンドジョンソン) | 米国株 | 2.96% |
XOM(エクソン・モービル) | 米国株 | 3.71% |
VZ(ベライゾンコミュニケーションズ) | 米国株 | 6.76% |
AT&T | 米国株 | 6.47% |
MO(アルトリアグループ) | 米国株 | 9.44% |
VYM | 米国株高配当ETF | 3.94% |
SPYD | 米国株高配当ETF | 5.45% |
PFF | 米国株高配当ETF | 7.43% |
配当利回りは2024年1月5日現在のものです。実際に投資する際は、ちゃんと自分で調べてね。
これらの銘柄は、長期的な安定性や配当の堅実性が期待できるため、配当金生活を目指す投資家に適しています。
長期投資に適した銘柄の選び方
長期投資に適した銘柄を選ぶ際には、単に高い利回りだけでなく、企業の業績の安定性や成長性を考慮することが重要です。
利回りが高すぎる銘柄はリスクが伴う可能性があるため、バランスの取れた選定が求められます。
配当銘柄を選ぶ時は、決算発表資料をよく読み、長期的に信頼できる企業かどうかを確認する必要があります。
多角的な事業展開をしているか
海外戦略も視野に入っているか
新しい技術や開発に余念がないか など
例えば、KDDIは20年以上増配が続いている連続増配株でもあります。
連続増配株
=配当を増やし続ける銘柄
=一般的に配当を増やし続けられるほどの業績の安定性、堅実性が魅力の優良企業が多い
瞬間的に大きな配当利回りを出す企業よりも、連続増配株のような安定的に配当を出し続ける企業のほうが、安定的に月5万円の配当金を得られる可能性が高まります。
連続増配株かどうかもひとつのポイントとして確認しておくとよいかも。
銘柄選定時のリスク管理
銘柄を選定する際には、過去の利回りと安定性、現在までの株価の変動、決算の数値などを確認することが推奨されています。
これにより、一時的な高利回りに惑わされず、将来的な減配のリスクを回避することができます。
一時的に高利回りになっている企業は、逆に企業価値が下がっている可能性があります。
\高配当銘柄のリスクに関してはこちらの記事もおすすめ(*´▽`*)/
【合わせて読みたい】【体験談】高配当株はおすすめしない!私が買わない理由とリスクが少ない選び方
高配当銘柄の落とし穴
戦略次第で、配当金を月に5万円得るのはもちろん可能です。
しかし、注意しないといけないのは、高配当株は一般的に株価が成長しにくい成熟産業、衰退産業であることが多いということ。
配当金の原資は会社が作り出す付加価値ですが、配当金を多く株主に分配している高配当銘柄は、同時に、付加価値を作るための投資にお金が回っていない(=株価が下がりやすい)銘柄でもあります。
もっと言えば、高配当銘柄は、すでに産業が成熟していて、これ以上新しい設備投資がいらない(=設備投資をしてもその分利益を増やすことができない)企業です。
資産を長期的に増やそうとしている段階で、高配当株ばかりを所持してしまうと、自分の資産が大きく増やせない現象に陥る可能性があります。
私のように資産目標が明確にある人は、高配当株の割合を増やしすぎないほうが良いと思う…
もちろん月5万円程度の配当金とキャッシュフローとしてもらいつつ、ゆっくりセミリタイアを目指すぐらいの気持ちなら、高配当銘柄を所持するのもとてもよい選択だと思います。
最近はベースとしては値上がり益を期待して購入しながら、配当金もちょっとだけもらえるような米国ETF「VOO」も人気があります。
米国ETF「VOO」は、S&P500指数に連動しているため、配当金を期待して所持するタイプの銘柄ではありません。
さらに構成銘柄はGAFAMが主体のため、資金は将来の設備投資などへ周り、今後の増配も期待できません。
でも、配当金・分配金が一切吐き出されず、再投資されてしまうS&P500指数連動型の投資信託とは違い、配当が少し出るため、配当金をもらってみたいという方にはおすすめできます。
人によって何がよいかは異なります。わたしは、配当金ゼロでいいから早く資産を作りたいので再投資したいタイプなんだけどね。
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小額から始めよう!配当金生活を作る実践法
配当金生活月5万円を目指すためには、段階的な計画が必要です。
ぼーっとしてても月5万円の配当金は得られません。
やるべきことは大きく分けて3つ。
月額5万円のための配当金積立をはじめる
毎月の投資資金を増やす
受け取った配当金を再投資する
一つずつ見ていきましょう。
月額5万円のための配当金積立をはじめる
配当金生活への第一歩として、まずは小額から投資を始めましょう。
最初は1万円や5000円からでもOK!積立投資に慣れるのが何よりも大切です。
例えば、毎月1万円の積立投資をすることで、時間分散ができ、リスクを抑えつつ投資の経験を積むことができます。
この積立投資は、長期的な配当金投資の原資になる資産形成に効果的です。
投資初心者でも無理なく始められる方法であり、時間をかけて投資の知識と経験を積み重ねることができます。また、市場の変動に左右されずに、安定した資産増加を目指すことが可能です。
まずは行動!1歩を踏み出さないと配当金生活なんて夢のまた夢!
毎月の投資資金を増やす
投資の世界に足を踏み入れたら、ずっと1万円投資で満足しててはダメ。
例えば、毎月1万円とボーナス期に50万円を年利10%の投資信託で積み立てると、2000万円に到達するまでに12年もかかってしまいます。
毎月積立額 | 10,000 円 |
ボーナス月加算額 | 500,000 円 |
積立期間 | 12年 0ヵ月 |
利率 | 10 % |
利息計算方法 | 12ヵ月 |
積立元利金合計額 | 20,112,026 円 |
このスピードをできるだけ上げるために、投資資金を増やすための行動が必要です。
日々の生活費を見直し、無駄遣いを減らす節約はもちろんのこと、副業からの収入を投資に回すことが有効です。
楽しみながら副業をスタートしてみるのがおすすめです。副業NGの会社なら、転職もありかもよ?
受け取った配当金を再投資する
さらに、受け取った配当金を再投資することで、資産の雪だるま式の増加を目指します。
この再投資は、長期的に資産を増加させる上では、非常に重要になります。
また、再投資によって、投資ポートフォリオを拡大し、リスクを分散することもできるでしょう。
今現在のキャッシュフローを増やす必要がないのであれば、配当の再投資も計画的に行いましょう。
配当金生活のリアルな実践例
月5万円の配当金生活を実現するためには、具体的な実践例を確認し、将来をイメージすることが目標に向かう上で非常に有益です。
実際のところ、月5万円の配当金生活は、今のライフスタイルをどんな風に変化させてくれるのか整理してみましょう。
実際に月5万円の配当金生活を送る人の事例
月5万円配当金生活が変えるライフスタイル
配当金生活を維持するためのコツ
一つずつ見ていきましょう。
実際に月5万円の配当金生活を送る人の事例
実際に月5万円の配当金生活を送る人は、配当金をこんなことに使ったり、こんな変化を感じています。
・配当金は再投資している
・配当金は固定費の支払いにあてている
・月5万円の配当金があるとQuality of life(クオリティ オブ ライフ)が爆上がりする
・月5万円の配当金があると心に余裕がでてくる(1~3万円/月の配当金では変わらなかった)
固定費を配当金でまかなえるだけで、生活の気楽さは段違い🤓自分自身、寄り道をしながらでも、コツコツ積み重ねた結果、今では月5万円以上の配当金を得ることが出来てる。配当金は再投資しているため、使ってないけど、心の余裕が全く違うし、何よりお金に対する不安がない😊不労所得って大切👌
参考:Xより
結局、再投資をし続けている人が多い印象!配当金5万円を作ることができて、自信が持てたというのはわかる気がします。私も1000万円貯められてからステージが変わった記憶が… 詳しくはこちら>
看護師だって月5万円の配当金があれば夜勤卒業を検討でき、QOLが爆上がりする。資産運用しない手はないよね!
参考:Xより
今のしんどい労働環境を、自分で変えることができたというのはスゴイよね!
正直なところ、月1万円や3万円の配当金では人生は変わりませんでした。けれど月5万円、6万円になってくると少し見える景色が変わってきます。家賃が配当金でカバーできるレベルになってくると、「セミリタイア普通にできるんじゃないか?」、そういう考えに変わってきます。
参考:Xより
配当金は1~3万円程度では変わらない。変化が起こる最低額はやっぱり月額5万円からということでしょうか?
SNSでいろんな例を見ていると、やっぱり目標として掲げる配当金額の最小単位は、5万円/月がよさそうです。
この金額なら10年はかからずに達成している人が大半なのと、結局再投資に回すことになったとしても、資産運用に対する自信が付き、これから先の投資人生も明るく照らしてくれる可能性があります。
人によっては、5万円を目指しつつも、1万円、3万円と段階的に上げていき、少しずつ配当収入を確保するのがスキルアップできているようで楽しいと感じる場合も多いよう。
この事例から、配当金生活への道は一歩ずつ着実に進むことが重要であることがわかります。
こういう事例をみていると、配当金生活が現実的になってきますね…
月5万円配当金生活が変えるライフスタイル
月5万円の配当金生活を実現するためには、投資の世界に一歩を踏み出し、さらに長期的に資産運用をしていくことが必要です。
そのため、月5万円の配当金生活を目指していると、気が付かないうちに投資のスキルアップができ、資産運用を始める際の心構えや、投資に関する基礎知識の習得ができます。
最初に個別株投資を勉強するより、配当金5万円生活を目指すことからはじめたほうが、正しい投資知識が得られやすいのは配当金生活を目指す大きなメリットかもしれません。
投資とギャンブルの違いを学ぶことが、配当金ライフを目指す上で重要みたい。
投資は長期的な視点で行うことが重要であり、短期的な利益を追求するよりも、安定した収入を目指すべきです。
このためには、日々の市場動向を注視し、投資戦略を柔軟に調整しながら、日々の節約や副業による収入アップを目指す必要があります。
配当金生活を維持するためのコツ
配当金生活を維持するのは、カンタンではありません。
なぜなら、すべての高配当株が継続して配当金を出す保障なんてどこにもないからです。
配当金生活を維持するためには、投資先企業の情報を常に得て、配当利回りだけでなく、企業の業績全体を理解することが重要です。
配当金生活を維持するために必要なことをまとめると、以下のとおり。
・企業の決算等の情報を常に収集すること
・投資ポートフォリオを定期的に見直すこと
・積立投資額をさらに増やすためのトライを常に行うこと
配当金生活は、インデックス投資のようなほったらかしでは難しいと考えるのが一般的です。
継続的に配当金を得るには、リスク管理が重要で、特に個別企業に投資をしている場合は、配当利回りだけでなく企業全体の業績や将来性を意識する必要があります。
これが手間だなと感じるなら、分散が効いた高配当ETFに投資するのもありだし、私のようにいったんはインデックス投資に全振りするという選択肢もあります。
また、市場の変動に対応するためには、投資ポートフォリオの定期的な見直しも重要です。
NISA口座の活用により、税金の負担を軽減し、より多くの資金を投資に回すことが可能になります。
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まとめ:【配当金生活】月5万円を得るにはいくら必要?
月5万円の配当金を受け取るためには、利回りに応じて約1,500万円から2,500万円の投資が必要です。
例えば、毎月5万円とボーナス期に65万円を年利10%で積み立てると、約8年で2000万円に到達することができます。
真面目にコツコツ積み立てることができれば、約8年で月5万円の配当金を受け取ることができるため、投資初心者の最初の目標として「配当金生活:月5万円」は、とても現実的です。
一方で、毎月5万円をコツコツ積み立てるのは難しいと感じる人も少なくないでしょう。
確実に月5万円の配当金を受け取るために大事なポイントは、以下の3点です。
継続的な投資の重要性
高配当株と利回りの厳密な選定基準
NISA口座を活用した税制優遇の利点
配当利回りだけをチェックして、適当な銘柄に適当に投資していくだけでは、月5万円の配当金を得るのは厳しく、長期安定的に配当が得られそうな銘柄に継続的に投資していくことが必要です。
配当銘柄を選ぶ時は、決算発表資料をよく読み、長期的に信頼できる企業かどうかを確認する必要がありますが、その際に連続増配株であるかをチェックするのも有用です。
将来の配当金生活のために、今すぐできることは、以下のとおり。
月額5万円のための配当金積立をはじめる
毎月の投資資金を増やす
受け取った配当金を再投資する
まずは積立でコツコツ投資することに慣れ、さらに投資額を増やすための副業や節約に精を出し、もらった配当金を再投資することで、実現のスピードを上げましょう。
そうすれば、8年どころか5年以内、頑張れば2~3年で月5万円の配当金をGETできるかもしれません。
まずは、証券会社の設定画面で積立設定をするところから!
今これ読んでるあなた!はい!今すぐ行動!笑
それでは今日もまめまめたのしい一日を。
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