先月は10万円貯金できました!月10万貯金できる人はすごい?それともまだまだ節約は足りないのかな?
今回は、こんな疑問にお答えします。
▼本記事の内容
・結論:月10万貯金できる人はすごいかどうかは収入による
・検証!年収が350万円/500万円/750万円で月10万貯金できる人はすごいのか?
・月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザ4選
貯金する時の最初の目標金額として設定されやすい10万円。
しかし、月10万貯金できる人がすごいのか、すごくないのかイマイチわからないですよね。
わからないまま家計管理をしていると、なかなかやりくり上手にはなれません。
今回は、実際に総務省から発表されている平均貯蓄率を元に月10万貯金できる人がすごいのか、すごくないのか、正確にシミュレーションしてみます。
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
結論:月10万貯金できる人はすごいかどうかは収入による
あたりまえではありますが、月10万貯金できる人がすごいかどうかは収入によります。
例えば、毎月1000万円収入がある人の場合、10万円しか貯金できないとなると、貯蓄率はたった1%です。
また、毎月10万円しか収入がない人の場合、10万円も貯金できるとなると、貯蓄率は脅威の100%です。
このように貯蓄率は収入次第で大きく変わります。
まずは収入別の平均貯蓄率を確認してみましょう。
家計調査による収入と平均的な貯蓄率
総務省が発表している統計データによると、貯蓄率の平均は以下の通りです。
年間収入 | 可処分所得(円) | 預貯金(円) | 貯蓄率(%) |
350万円以下 | 218,232 | 58,109 | 26.6 |
350万~494万円 | 314,233 | 85,901 | 27.3 |
494万~660万円 | 399,711 | 123,153 | 30.8 |
660万~872万円 | 509,237 | 169,755 | 33.3 |
872万円以上 | 718,546 | 255,354 | 35.5 |
貯蓄率
=預貯金÷可処分所得×100
ふむふむ。だいたい30%前後が貯蓄率になるんですね。やっぱり年収が増えれば増えるほど貯蓄率は多くなっていきます。
ここからは年収別に「月10万貯金できる人はすごいのか?」を検証していきましょう。
年収の検証パターンは以下の3つです。
①年収350万円の場合
②年収500万円の場合
③年収750万円の場合
それでは早速検証しましょう。
検証① 年収が350万円で月10万貯金できる人はすごいのか?
家計調査による平均的な貯蓄率は、26.6%であることがわかりました。
このデータによると、年収が350万円の人は、7.7万円/月貯蓄するのが一般的です。
年収:350万円
貯蓄率:26.6%
貯蓄額/年:350万円×26.6%=93.1万円
貯蓄額/月:93.1万円/12か月=7.7万円
結論:年収が350万円で月10万貯金できる人はすごい
年収が350万円で月10万貯金できる人はすごいです!!
もしいたら自分をほめてあげてください!
検証② 年収が500万円で月10万貯金できる人はすごいのか?
家計調査による平均的な貯蓄率は、30.8%であることがわかりました。
このデータによると、年収が500万円の人は、12.8万円/月貯蓄するのが一般的です。
年収:500万円
貯蓄率:30.8%
貯蓄額/年:500万円×30.8%=154万円
貯蓄額/月:154万円/12か月=12.8万円
結論:年収が500万円で月10万貯金できる人はすごくない
年収が500万円なら、平均的にはあと2~3万は節約できるはず?!
使ってないサブスクサービスとか通っていないジムとかちゃんと見直してみてね。
検証③ 年収が750万円で月10万貯金できる人はすごいのか?
家計調査による平均的な貯蓄率は、33.3%であることがわかりました。
このデータによると、年収が750万円の人は、20.8万円/月貯蓄するのが一般的です。
年収:750万円
貯蓄率:33.3%
貯蓄額/年:750万円×33.3%=249万円
貯蓄額/月:249万円/12か月=20.8万円
結論:年収が750万円で月10万貯金できる人は全然すごくない
年収が750万円なら、平均的にはあと10万は節約できるはず?!ちょっと貯金をサボっている可能性があります。家賃とかゴージャスすぎるところに住んでない?消費ばかりを増やすのは危険です。貯金や貯蓄、家計管理についても意識して勉強しましょう。
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザ4選
貯金できる人は、できない人に比べると、知らず知らずのうちに細かい家計管理が上手にできています。
勉強すればするほど、確実に株で利益を出せるようになるなら、誰もが等しく勉強するべきですが、そここからは月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザを4つご紹介しましょう。
裏ワザ① ATMは使用禁止/チャージは月1回まで
裏ワザ② お金がなくなったら掃除をする
裏ワザ③ 仕組み化された先取貯金をする
裏ワザ④ 口座を3つに分ける
それではひとつづつ見ていきます。
\お金にもっと強くなろう!初心者は無料マネーセミナーもおすすめです(*´▽`*)/
裏ワザ① ATMは使用禁止/チャージは月1回まで
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザの1つ目は、「ATMは使用禁止/チャージは月1回まで」です。
毎月始まるときに使っていいお金(予算)を決めて、その分をおろしておきます。
電子マネーの時はチャージ、現金の時はまとめておろして、その後1か月はATMに行かないように、そして、チャージしないように注意してみましょう。
「新しいお金をおろしたら負けだ!」と思って、ゲーム感覚でやると結構楽しいよ。臨時出費がでてやりくりできなくなったら、今月はあなたの負けです。笑
最近は現金でやりくりする人は少なくなっているので、チャージが主体の方も多いかもしれません。チャージの場合もここまであらかじめ予算を決めておくと、同じようにお金の使いすぎを防げます。
裏ワザ② お金がなくなったら掃除をする
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザの2つ目は、「お金がなくなったら掃除をする」です。
一見全く関係がないように見える、家計管理と掃除ですが、実はかなり関係があります。掃除をすることで節約できたり、臨時収入がGETできます。
冷蔵庫の掃除:冷蔵庫にある食料を使うことで食費を節約
クローゼットの掃除:使わない服などの中からフリマアプリなどで売れるものを探して臨時収入をゲット
財布の掃除:使っていないクーポンや商品券、QUOカードがないかチェック
意外と変なものが変なところからでてくるのでおすすめです。笑 お金がないので、今日掃除してたら、作って冷凍してわすれてたきんぴらごぼうが出てきました。野菜うれしい~笑
家計管理は複雑であればあるほどわかりにくくなるので、なるべく部屋も、冷蔵庫も、携帯もすべてシンプルにするのをおすすめします。
例①:サブスクリプション
異なる課金システムを使ったサブスクを複数契約していると、どれが契約したままでどれが解除したものかわからなくなります。シンプルにリスト化しておくなど常に整理しておきましょう。
例➁:本
要らない本はすぐに古本屋に売るなどして、本棚のスペース以外には本を持たないようにしましょう。
気がつかないうちに同じ本を2冊買ってしまうことがあります。アマゾンなどの電子書籍にすると、すでに持っている本は買えなくなるので、シンプルな家計管理に有効です。
必要な物だけ買っていれば、何にいくら使ったか振り返らなくても自然と貯められます。
自然と毎月10万円貯まる暮らしは、身の回りのものをすべてきちんと管理することから始めましょう。
\お金にもっと強くなろう!初心者は無料マネーセミナーもおすすめです(*´▽`*)/
裏ワザ③ 仕組み化された先取貯金をする
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザの3つ目は、「仕組み化された先取貯金をする」です。
先取貯金
=毎月一定額を先に貯金する方法
お給料が振り込まれたら、そのままお金を使い、余ったら貯金する…という方法では、毎月10万円貯まる暮らしにするのは難しいと思います。
月10万貯金できる人になりたければ、先取貯金をあたりまえにしましょう。案外わたしたちはお金がなければないで、どうにかできてしまうものなので、手元にお金を置いておくのはやめて、すぐに違う口座に移すことをご検討ください。
中でも自分が手動で行うのではなく、全自動にしてしまうのがおすすめです。具体的な方法としては、以下の通りです。
先取貯金① 自動積立定期預金
自動積立定期預金は、自分で決めた一定金額を、指定口座から毎月自動で定期預金に積み立てる方法です。
自動積立定期預金
=自分で決めた一定金額を、指定口座から毎月自動で定期預金に積み立てる方法
手続きはかんたんでどの銀行にもある方法ですが、今は利子がかなり低いので、大きなお金を自動積立定期預金に置いておくのはおすすめしません。
リスクを全くとらずに月10万貯金できる人になりたいのであれば、選択肢の一つにしてもよいとは思います。しかし、正直あんまりおすすめしません。多少リスクをとれるならインデックスの投資信託を買うなど、別の方法も考えてみてください(´▽`)
先取貯金② 財形貯蓄
財形貯蓄は、給与から天引きで銀行に貯金を積み立てる方法のことを言います。
財形貯蓄
=あらかじめ決めた目的に合わせて、給与から天引きで銀行に貯金を積み立てる方法
=住宅財形貯蓄と年金財形貯蓄は、預金550万円までは利息が非課税になる
住宅取得やリフォーム目的の「住宅財形貯蓄」、老後資金目的の「年金財形貯蓄」、そして
特に目的の決まっていない「一般財形貯蓄」があります。
先取貯金③ つみたてNISA(ニーサ)
つみたてNISA(ニーサ)は、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
つみたてNISA(ニーサ)
=少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度
月1,000円から始められ、比較的リスクの小さい長期保有に適した投資信託を少しずつ買っていくので初心者でも始めやすくお勧めです。年間40万円が最大額です。
先取貯金④ iDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)は、自分で掛金を積み立てて運用し増やしていく個人型確定拠出年金で、運用益が非課税になるうえに掛金が全額所得控除になるという税制優遇があります。
iDeCo(イデコ)
=自分で掛金を積み立てて運用し増やしていく個人型確定拠出年金
=手厚い税制優遇制度がある
iDeCo(イデコ)の目的は老後資金を作ることです。株式や投資信託、預貯金、保険など幅広く投資でき、基本的に60歳にならないと引き出せない資産です。
先取貯金にはさまざまな方法がありますが、自分にあったものを選び、無理のない先取にすることが大切です。
金額を高く設定しすぎて続かないようであれば元も子もありません。自分にとってずっと続けられる金額で設定しましょう。
私もすぐムリしがちだから気を付けないとなー。目標があるとついつい頑張りすぎちゃうけど、しんどすぎてもだめです。目標は長期投資だからね!
裏ワザ④ 口座を3つに分ける
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザの4つ目は、「口座を3つに分ける」です。
月10万貯金できる人は、お金を複数の口座に分けて管理しています。
給与が振り込まれる口座1つだけですべての家計管理をしようとすると、どこまで使っても問題ないお金なのかの把握がしにくいため、ついつい使いすぎてしまったり、永遠にお金が減らないように感じて無駄づかいが増えてしまいます。
そこでおすすめなのは、口座を3つ開き、用途別に管理することです。
貯金をするためには、保有する銀行口座が給与口座1つのみでは難しいです。「給与が振り込まれるし、無駄遣いを避ければお金が自然と貯まる」と思うかもしれません。しかし、実際は銀行口座が1つだけの場合は、自然と出費が増えてお金が貯まりづらいのです。
口座が1つの場合、生活費や突然の出費、貯金をしようとしても「今必要なお金」と「貯めるべきお金」の区別はなかなかつけられません。
口座にお金があるため「もう少し使っても余裕だ」と思い、ついつい出費が増えてしまいます。「来月からはちゃんと貯めよう」と決意しても、財布のひもが緩くなってしまいがちです。
月10万貯金できる人の口座の分け方は以下の通りです。
①給与用口座(メインバンク)
毎月給与が振り込まれる給与用口座。メインバンク。
②貯蓄用口座(サブバンク)
毎月給与が振り込まれたら、低額を貯金する貯金用口座。ポイントは絶対に手を付けないお金であること。(貯蓄用は証券会社の口座にするのもおすすめ)給与の30%を目標に天引きする。
③緊急小口用口座(サブバンク)
突発的な出費に備える口座。急に家電製品が壊れたり、結婚式などのイベントがあるなど予定外の出費の際に使う。日ごろから貯蓄用口座に入れるお金と生活費をすべて使ってもお金が残った場合、ボーナスなどの臨時収入が合った時に緊急小口用口座に入れておく。
給与用と貯蓄用だけでいいじゃん!と思う方もいるかもしれませんが、やっぱり緊急小口用口座があると管理しやすくておすすめです。あと私の場合は給与用口座は本業と副業で分けています(´▽`)
\お金にもっと強くなろう!初心者は無料マネーセミナーもおすすめです(*´▽`*)/
まとめ~月10万貯金できる人はすごい?~
今回は月10万貯金できる人はすごいかどうかを検証してみました!
月10万貯金できる人はすごいかどうかは、給与額によって違いますが、検証の結果は以下の通りとなりました。
結論:年収が350万円で月10万貯金できる人はすごい
結論:年収が500万円で月10万貯金できる人はすごくない
月10万貯金できる人は、できない人に比べると、知らず知らずのうちに細かい家計管理が上手にできています。
月10万貯金できる人だけが知っている裏ワザは以下の通りです。
裏ワザ① ATMは使用禁止/チャージは月1回まで
裏ワザ② お金がなくなったら掃除をする
裏ワザ③ 仕組み化された先取貯金をする
裏ワザ④ 口座を3つに分ける
参考にしてみてね。
\お金に強くなりたいなら、無料マネーセミナーからはじめよう(*´▽`*)/