マネックス証券が潰れるってほんと?
楽天証券やSBI証券と比べてどうなの?
もし証券会社が潰れたら、わたしの資産はどうなるの?
今回は、こんな疑問がある人に向けて、マネックス証券が潰れるというウワサについてまとめてみました。
▼本記事の内容
・マネックス証券が潰れる・危ないと言われる理由は?(デメリット)
・マネックス証券の将来性が期待される理由は?(メリット)
・万が一、マネックス証券が潰れると資産はどうなる?
マネックス証券は、口座開設数が224万(2023年12月現在)の人気ネット証券会社のひとつ。
SBI証券や楽天証券と比べると知名度が劣る理由は、超かんたんにはじめたい人向けというよりも、本気で投資をはじめたい人向きだから。
でも最近は、「マネックス証券は潰れるんじゃ…?」「SBI証券や楽天証券より危ないかも」と、謎のウワサがたち、心配されることもあるようです。
そこで今回は、マネックス証券にまつわる「潰れる」、「危険」などの悪評について、徹底調査!
悪評の理由やデメリットを整理してみました。口座開設を考えている方はぜひ参考にしてください。
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
結論:マネックス証券が潰れるはウソ!むしろ将来性に期待?
結論からいうと、「マネックス証券が潰れる」という口コミは、根拠のないウワサのようです。
今のところ、潰れる気配は…とりあえずなさそう…笑
マネックス証券は、日本のネット証券業界に初期から君臨する老舗のネット証券会社で、マネックスグループの100%子会社という位置づけの企業です。
開設口座数は224万口座(2023年10月現在)で、残高は6.8兆円(2023年10月現在)と、多くの人から資産を預かっています。
さらに、2024年3月期の営業利益は 207億 4,900万円で、前期からの増減率は+3%で推移(※1)するなど、業界内では高い収益力を誇っています。
(※1)引用:2024年3月期第2四半期決算資料|マネックス証券
なんかめちゃくちゃ順調じゃない?
なんで潰れるなんてウワサがたったのかなぁ…
「潰れる」という言葉が独り歩きしている原因のひとつかもしれないのが、2024年1月からのNTTドコモとの提携です。
NTTドコモに乗っ取られて、潰れるんじゃ…とか
そういうニュアンスのウワサがあるみたいなんだよね…
NTTドコモと提携決定!さらなる成長&サービス拡大に期待
社名&ブランド理念は維持継続
dポイントとドコモショップでもっと身近に
詳しく見てみましょう。
NTTドコモと提携決定!さらなる成長&サービス拡大
2023年10月4日、マネックスグループ株式会社は、マネックス証券がNTTドコモの連結子会社になることを発表しました。
証券会社の既存のビジネスモデルを進化させ、お客様に最も選ばれる新たな資産形成サービスを共同で創出し提供することを目的とした、資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、本資本業務提携契約に基づく資本業務提携を「本資本業務提携」といいます。)を 2023 年 10 月 4 日(水)に締結しましたのでお知らせいたします。
社名&ブランド理念は維持継続
マネックス証券がNTTドコモの連結子会社になったら、社名が変わるんじゃない…?やっぱりマネックス証券、潰れるじゃんw
いやいや、潰れないでしょw
それに社名やブランド理念はそのままなんだって。
マネックス証券は、プレスリリースの中で、社名とブランド理念を維持することを宣言しています。
・社名「マネックス証券」は変更なし
・ドコモマネックスホールディングスの取締役会長は松本大
・マネックス証券の社長は引き続き清明祐子
・ドコモマネックスホールディングスの議決権所有は、マネックス約51%、NTTドコモ約49%
引用:プレスリリース|NTT ドコモ・マネックスグループ・マネックス証券の三社による資本業務提携契約を締結
dポイントとドコモショップでもっと身近に
提携後の具体的な取り組みは、以下のとおり。
・初めての方でも手軽で簡単な資産形成サービスの提供
・両社のデータ活用した一人ひとりへの最適な商品の提案
・ドコモのメディアやドコモショップを通じた投資情報・金融教育サービスの提供
・AIによるお客様サポート
・STO等の次世代金融商品の取り扱い など
マネックス証券は、今回の提携で2026年の目標口座数を300万から500万口座に変更してます!すごい成長!
マネックス証券が本当に潰れるのだとしたら、今このタイミングで提携ニュースは出さないよね、きっと。
マネックス証券は潰れる・危険…悪い評判の理由は?
マネックス証券は、定期的に「潰れる」「危険」などのウワサが流れるようですが、それはいったいなぜなのでしょうか?
潰れる、潰れるっていうけど、本当に潰れると思っているわけじゃなくて、サービスの一部への不満が、ちょっと大げさな悪評に繋がってしまっているみたい…
ネット証券なので路面店がない=信頼性が低いという誤解
暗号通貨取引口座が作れない=サービス縮小という誤解
為替両替に時間がかかるという不満
1日定額手数料コースの手数料が高いという不満
一つずつ見ていきましょう。
ネット証券なので路面店がない=信頼性が低いという誤解
マネックス証券に限らず、ネット証券が不安な人はまだ一定数いるみたい
ネット証券?なにそれ、怪しい…危なくないの?って思って始められない人は多そうです💦
引用:Xより
妻にNISAを勧めようとして、ネット証券口座を一緒に作ろうとしたら、「怪しいことに巻き込まないで」と言われ愕然とした。
引用:Xより
ネット銀行すら怪しいと思う人がいまだにいるんだけど、そりゃネット証券なんて詐欺くらいに思うだろうなぁ。まだまだ啓蒙活動が足りん!と反省する日々です。
引用:Xより
夫の退職金の一部の運用を任された私。「アメリカの優秀企業が集まった投資信託(S&P500)にネット証券で投資するね!」って言ったら「怪しいな~それ本当に大丈夫なのか~アメリカとかネットとか胡散臭い~」って言うので一般の人の認識はこうなんだろうなとオモタ。
引用:Xより
マネックス証券をはじめとするネット証券は、口座開設から株式売買まですべてネット(パソコン・スマホ)だけで完結します。
店舗型の証券会社に比べて手数料も低く、手続きも早いので、とてもおすすめ。
でも、未だにネット証券=信頼性が低いと思っている人もいるようです。
もちろん、どんなサービスでも一定の警戒をするのにこしたことはありません。
でも、マネックス証券は店舗がないから、信頼性が低くて、いつか潰れるかも…って思っている人がいたら、それは逆かも…。
店舗がない分、間違いなくコスト削減はできているハズ!
暗号通貨取引口座が作れない=サービス縮小という誤解
マネックス証券には、マネックスビットコインという暗号資産を対象とした差金決済取引サービスがあります。
マネックスビットコイン
=ビットコイン/円などの主要銘柄の取引が可能
=取引手数料が無料
=24時間365日いつでも取引可能
とても便利なマネックスビットコインですが、株や投資信託などの投資の一種にも関わらず、新たに別の「暗号資産CFD口座」を開設しないと、取引自体ができません。
ビットコインの取引は、マネックス証券に関わらず、口座開設が必要だよ。
この口座開設が面倒な人が、なぜ投資ができないのかわからず、今後のサービス拡大をしない方針なのかもしれないと、邪推しているようです。
さらに、マネックス証券では、投資信託を持っているだけで「マネックスポイント」がもらえるのですが、このマネックスポイントをビットコインに替えるときは、「マネックスビットコイン」ではなく「コインチェック」で口座開設が必要になります。
なんだかややこしいんだけど、どちらも別口座なんです。笑 わたしはポイントをビットコインに替えたいから、コインチェックだけ口座を作りました。
マネックス証券の株主優待
1株以上の保有でビットコイン500円分
手続きがめんどくさそうです。やりますけどね😤
引用:Xより
為替両替に時間がかかるという不満
マネックス証券は、他の証券会社に比べて、米国株や中国株サービスが充実しているという強みがあります。
でも、その一方で、為替両替に時間がかかるという不満を抱えている人が多いとのこと。
マネックス証券外国株の為替交換が遅すぎるのでかなり時間的余裕が有る人じゃないと購入はおすすめしない。
日本円→米ドル=中1日
米ドル→日本円=中2日以上
両方やると体感的には、1週間。だから、やめた。
引用:Xより
気持ちはわかる…笑 わたしはこの時間のロスがいやだから、常に外国取引の方にもお金を入れっぱなしにしてるよ。円安になったので、いれっぱなしにしておくだけで儲かりました。ラッキー?笑
マネックス証券は、米ドルを準備するまでの過程で、以下の3つのステップが必要です。
引用:マネックス証券で米国株投資をする入金から取引までの流れ|マネックス証券
思いついた時にすぐ米国株取引をしたかったり、常にドル資産を持っておくことに抵抗がある人は、もしかしたらマネックス証券のシステムが煩わしく感じるかもしれません。
1日定額手数料コースの手数料が高いという不満
証券会社には、1日の取引回数が多い人向けに「1日定額手数料コース」が準備されています。
マネックス証券にももちろんあります。わたしは長期投資がメインだから、あまり気にしたことはないけど…。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
100万円まで | 550円 | 0円 | 0円 |
200万円まで | 2750円 | 1238円 | 2,200円 |
300万円まで | 2750円 | 1,691円 | 3,300円 |
300万円以上 | 300万円ごとに2750円 | 100万円ごとに295円 | 100万円ごとに1,100円 |
確かにちょっとお高め…。
1日の取引回数が多く「1日定額手数料コース」を選ぶつもりの方は、マネックス証券を選ばないほうがよいかもしれません。
でも、そもそもマネックス証券は「1日定額手数料コース」を選ばなければ、他のネット証券に比べてかなり手数料が低い証券会社です。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
現行NISA口座での 保有分の売却手数料 | 無料 | 一部手数料あり | 不明 |
日本株 (現物取引) | 無料 | 無料 | 無料 |
日本株 (単元未満株取引) | 無料 | 無料 | 無料(スプレッドあり) |
米国株 | 無料 | 無料 | 無料 |
中国株 | 無料 | ETFのみ無料 (株式は有料) | ETFのみ無料 (株式は有料) |
株式の短期売買をがっつりやりたい人は注意してね。
万が一、マネックス証券が潰れると資産はどうなる?
もし、万が一、マネックス証券が潰れると私の資産はどうなるの?
証券会社は、法律で義務付けられている「分別管理制度」があるからちゃんと戻ってくるよ。
マネックス証券に関わらず、証券会社は法律によって倒産リスクを回避できる仕組みがあります。
証券会社が倒産しても預けたお金や株式は戻ってくる
投資者保護のしくみ➀ 分別管理制度
投資者保護のしくみ➁ 日本投資者保護基金の1000万円保障
証券会社よりも銀行のほうが潰れたらヤバいってほんと?
一つずつ見ていきましょう。
証券会社が倒産しても預けたお金や株式は戻ってくる
今は潰れる気配がないマネックス証券ですが、油断は禁物。
たしかに100%潰れない企業なんてありません。
リーマンショックだって、だれも予想できなかったわけですから…!
リーマンショック(2008年9月15日)
=アメリカの投資銀行「リーマン・ブラザーズ」の経営破綻を機に、世界的な金融危機と不況が起こった現象のこと。
しかし、マネックス証券はたとえ潰れたとしても、顧客の資金を全額返還することを約束してくれています。
「全額返還」は、マネックス証券に限ったことではなく、証券会社すべてが保障されています。逆に銀行の場合は、「全額返還」はされないので注意が必要です。
投資者保護のしくみ➀ 分別管理制度
証券会社は金融商品取引法によって、証券会社自身が持っている資産と顧客から預かっている資産を分離して管理しなければならないと決められています。
これを「分別管理」と呼んでいます。
分別管理
=顧客資産と証券会社の資産は区別して管理しなければならないというルール
第四十三条の二 金融商品取引業者等は、次に掲げる有価証券(次項の規定により管理する有価証券を除く。)を、確実にかつ整然と管理する方法として内閣府令で定める方法により、自己の固有財産と分別して管理しなければならない。
証券会社に預けているお金や株式、債券などの有価証券は、法律で守られています。ありがたい…!
もちろん法律を破って、この分別管理をしない証券会社がある可能性はゼロではありません。
しかし、マネックス証券の場合は、分別管理についてきちんと行っていることを公式サイトで宣言しています。
マネックス証券では、お客様からお預りした資産を、マネックス証券自身が保有する資産と、はっきりと区別して厳正に「分別管理」しており、万一、マネックス証券が破たんしたとしてもお客様からのお預り資産は確実にお客様に返還されます。
引用:分別管理|マネックス証券
マネックス証券って、こういうところちゃんとしてて好き…!笑
現状、マネックス証券が潰れる危険性は少ないですが、万が一潰れたとしても、わたしたち顧客の資産は守られます。
投資者保護のしくみ➁ 日本投資者保護基金の1000万円保障
マネックス証券の場合は、全額が保障されるけど、万が一、ルールを守らない証券会社にお金を預けてしまった場合は、どうなるの?
その場合でも、1000万円まで日本投資者保護基金の補償を受けられるよ。
万が一、分別管理をしていない証券会社にお金を預けてしまったら、日本投資者保護基金が1000万円まで補償してくれます。
日本投資者保護基金は、破綻した証券会社が、分別管理の義務に違反したことによって、返還を受けられなかった金銭・有価証券のうち、お一人あたり合計1,000万円までを上限に、金銭で補償を行います。
日本投資者保護基金の保護の対象は、無条件にすべてに対して保護されるわけではありません。
保護される資産
・株式
・債券
・投資信託
・その他取引所取引における証拠金など
・上記取引に関する金銭
保護されない資産
・有価証券店頭デリバティブ取引(先物、オプション、CFD取引など)
・外国の取引所で取引される先物、オプション、CFD取引など
・くりっく365取引(取引所の通貨関連取引)
・FX取引(外国為替証拠金取引)など
先物取引やオプション取引、FXなんかもダメです。
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証券会社よりも銀行のほうが潰れたらヤバいってほんと?
注意が必要なのは、証券会社ではなく銀行の場合です。
証券会社には分別管理が義務化されているため、法律と日本投資者保護基金の実質二重保障です。
しかし、銀行の場合は、日本投資者保護基金による1000万円までの保障しかされていません。
証券会社 | 銀行 | |
---|---|---|
法律による全額保障 | 〇 | ✖ |
日本投資者保護基金による 1000万円保障 | 〇 | 〇 |
そのため、例えばNISA口座を銀行で開く場合と証券会社で開く場合に、倒産リスクが異なる可能性があります。
NISAなどの投資は銀行でもできるけど、万が一のことを考えるとちょっと心配。1000万円以上の投資をするなら、マネックス証券などの証券会社のほうがおすすめです。
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【合わせて読みたい】
財形貯蓄制度と積立NISAは併用する?どっちかやめる?2つの制度を徹底比較
マネックス証券の将来性に期待できる理由
マネックス証券は、潰れるどころか、将来性に期待ができる証券会社のひとつです。
その理由は、以下のとおり。
米国株・中国株投資がしたいならマネックス一択
クレカ積立の還元率が1.1%でお得
100%完全平等抽選のIPOが公平で良い
分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
貯めやすいマネックスポイントがお得
単元未満株の買付手数料が無料で初心者にやさしい
一つずつ見ていきましょう。
米国株・中国株投資がしたいならマネックス一択
マネックス証券のいちばんの強みは、米国株や中国株投資サービスが優秀なこと。
これから米国株や中国株投資がやりたいなら、マネックス証券の口座開設は必須じゃない?
他社と比べても取り扱い銘柄数の多さはトップレベルで、米国個別株と米国ETFを合計すると、5000銘柄以上あります。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
米国株銘柄数 | 約4,583銘柄 | 約4,484銘柄 | 約3,991銘柄 |
米国ETF数 | 401銘柄 | 379銘柄 | 392銘柄 |
取引手数料(税抜) | 約定価格の0.45% | 約定価格の0.45% | 約定価格の0.45% |
為替手数料 (1ドルあたり) | 買い付け時:0銭 売却時:25銭 | 買い付け時:25銭 売却時:25銭 | 買い付け時:25銭 売却時:25銭 |
注文方法 | ・指値 ・成行 ・逆指値 ・ツイン指値 ・連続注文 ・OCO注文 ・トレールストップ注文 ・トレールストップ注文(%) | ・指値 ・成行 | ・指値 ・成行 |
注文可能時間 | 24時間 | 米国営業日の次を除く時間帯 ・日本時間19:00~19:30 ・日本時間取引終了後から9:00頃まで | 米国営業日の日本時間15:00~翌6:00 |
さらに各銘柄の分析がしやすいツールやアプリがそろっているため、株の勉強をしながら銘柄選びをすることもでき、また株の買い方も自分に合った方法でいろんな設定変更が可能です。
配当再投資、定期買付、時間外取引などもかんたんに行えます。突然ニュースが飛び込んできた時でもすぐに買付できるよ。
ちょっとおもしろいのが、米国株の銘柄の追加をお願いできる「シンボル+(プラス)」の存在。
シンボル+(プラス)=銘柄追加の要望ができるコンタクトフォーム
銘柄の勉強をしていくうちに、日本では買えない銘柄を見つけることって以外とあるんです。そういう時にあきらめなくていいのはうれしいよね。笑
さらに、マネックス証券は、長期投資戦略のコア部分になることが多い米国上場ETFへの投資も応援してくれています。
買付手数料が無料(キャッシュバックにより実質0円)になるETFの数が他社より多いんです。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
取り扱いETF | VT、VTI、VOO、QQQ、PFFD、 SPYD、HDV、QYLD、XYLD、VWO、 URA、SDIV、LIT、DRIV、AIQ、 QDIV、BUG (17銘柄) | VT、VTI、VOO、QQQ、SPYD、 VGT、EPI、AGG、GLDM、 IYR (10銘柄) | VT、VTI、VOO、SPY、RWR、 QQQ、SPYD、VGT、EPI、IYR、 GLDM、AIQ、FINX、GNOM、 AGG (15銘柄) |
わたしは個別株よりETFや投資信託のほうが、よく買うから結構ありがたいです。これ。
クレカ積立の還元率が1.1%でお得
マネックス証券は、マネックスカードを利用してクレカ積立をすることができます。
クレカ積立の還元率は、なんと業界NO1の1.1%です。
これは投資信託を積立で買う人にとって、かなり大きなメリットです。来年からクレカ積立の最大金額が10万円に変更になるしね。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|---|
カード種類 | マネックスカード | 三井住友カード | 楽天カード |
ポイント還元率 | 1.1% | 0.5% | 0.5%~1.0% |
さらに期間限定(2024年9月30日まで)ではありますが、NISA口座でのクレカ積立の還元率は、なんと2.2%です。
100%完全平等抽選のIPOが公平で良い
マネックス証券は、ネット証券の中ではIPO投資に強い証券会社です。
IPO投資
=新規公開株に投資をすること
=ローリスクハイリターンのため人気がある
IPO投資は、昔、めちゃくちゃハマっていました…笑
IPO投資は、とても人気がある投資法。権利を得られるかどうかは抽選で決まります。
その抽選方式には、大きくわけて3種類があります。
平等抽選
=口座名義に1つの抽選券が与えられ、応募口数に関係なく公平に抽選が行われる。
口数比例抽選
=一口の応募で1つの抽選権が与えられる。応募口数が多いほうが、当選する可能性が高い。
ステージ制抽選
=残高やこれまで支払った手数料次第で当選確率が変わる。
ほとんどの証券会社は、完全平等抽選の割合が低く、資金力がない人には抽選の権利さえ回ってきません。
そんな中、マネックス証券は100%完全平等抽選です。
資産の多い少ないにかかわらず、ちゃんと平等に権利がもらえるのはうれしい点。マネックスのIPO投資はブラックボックス化してないので、信用できます。
分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
マネックス証券は、投資する時に使う分析ツールが秀逸です。
中でも「銘柄スカウター」は、とても人気があるツールのひとつ。
マネックス証券の銘柄スカウターあんまり使ったことかなったんですが、こんなに便利なツールだったんですね。。
引用:Xより
マネックス証券の銘柄スカウターは10年の業績推移が見れるから成長株投資としてはかなり重宝してます✨アプリが便利♪
引用:Xより
過去10期以上の売上高や営業利益率の推移が数値やグラフで確認できたり、PERや配当利回りなどの投資指標の推移が見れるので、銘柄分析に必要な情報がすべて、銘柄スカウターだけで完結できます。
いろんなサイトを横断してみる必要がないので、株式投資のタイパが良くなります。これが無料で使えるのはすごいと思う…。
さらに、銘柄スカウターの10年スクリーニング機能を使うと、膨大な企業の中から自分が求める企業を探すのも一瞬です。
他にも、公式サイトに備え付けられた「MONEX LABS TOOLS」もあります。
MONEXVIEW
=保有資産の変化を月次・日次グラフで商品別、資産クラス別に表示することで、
資産全体の動きを簡単に確認することができる
MONEXVISION
=保有資産の詳細分析はもちろん、将来のリターン予測、追加購入のご提案など、
最新の金融工学理論を駆使して一人ひとりにあった資産設計のアドバイスを提供します。
MONEXVIEWは、毎日のように見てます。過去にさかのぼって自分の資産がみられるので、あとから分析するのに便利なんだよね。このブログで公開している「ポートフォリオ公開記事」はこれを使ってるよ。
貯めやすいマネックスポイントがお得
マネックス証券で投資をすると、意外と驚くのは貯めやすいマネックスポイントの存在です。
何もしなくても、投資信託を持っているだけで勝手にポイントがたまります。
保有するだけで溜まっていくポイントなので、長期投資やインデックス投資、NISA口座での運用がメインになりそうな人でも、どんどんポイントが貯まっていきます。
短期売買をしないとポイントなんてたまらないものだと思っていると大間違い!
【マネックスポイントが貯まるケース】
・投資信託の保有:投資信託の平均残高×最大0.08%(年率)
・マネックスカードの利用:還元率1.1%
・キャンペーンの参加
わたしは毎月数千円のマネックスポイントがもらえるので、最近は全部ビットコインに替えてます。ビットコイン積み立てをしているような感覚になるよ。笑
【マネックスポイントの主な使い道】
・投資信託の買付代金や株式購入時の売買手数料
・暗号資産への交換
・他社ポイントへの交換
マネックスポイントは、他社のポイントやマイルと交換することも可能です。
ぼーっとしてたら溜まっていくので、一時期全部マネックスポイントをpontaポイントに替えて、生活費はそれで払っていました。笑
【他社ポイントやマイルとの交換比率】
dポイント:1マネックスポイント=1dポイント
アマゾンギフトカード:1マネックスポイント=アマゾンギフトカード1円
Tポイント:50マネックスポイント=50Tポイント
pontaポイント:1マネックスポイント=1pontaポイント
nanacoポイント:50マネックスポイント=50nanacoポイント
waonポイント:100マネックスポイント=100waonポイント
ANAマイレージクラブ:1,000マネックスポイント=250ANAマイル
JALマイレージバンク:1,000マネックスポイント=250JALマイル など
自分のお金で仮想通貨を買うのは勇気がいる…という方は、ぜひマネックスポイントから買ってみるのがおすすめです。実質ノーリスクで暗号資産に投資できるのはすごいよね。
単元未満株の買付手数料が無料で初心者にやさしい
マネックス証券は、単元未満株「ワン株」の買付手数料がなんと無料!
とりあえず株式投資の練習をしたいという人でも、低リスクでお試しできます。
売却手数料も約定金額の0.55%と業界最低水準なので、単元未満株が気になる方にはおすすめです。
マネックス証券 | SBI証券 | auカブコム証券 | 野村証券 | |
---|---|---|---|---|
サービス名 | ワン株 | S株 | プチ株 | まめ株 |
スプレッド買付 | 無料 | 無料 | 0.55% | 1.1% |
スプレッド売却 | 0.55% | 0.55% | 0.55% | 1.1% |
手数料 | 55円 | 55円 | 55円 | 550円 |
\ミニ株が気になる方は、こちらの記事も読んでみてね(*´▽`*)/
マネックス証券はどんな人におすすめ?
マネックス証券がおすすめの人・おすすめではない人をまとめてみましょう。
マネックス証券がおすすめの人
・米国株/中国株に投資がしたい人
・長期投資/インデックス投資/積立投資がメインの人
・より多くの投資情報を得て投資の勉強をしたい人
・ビットコインなどの仮想通貨にも興味がある人
・少額投資(ワン株)やIPO投資にも興味がある人
マネックス証券は、とにかくこれから米国株投資をはじめたい人におすすめです。
銘柄数が多く、タイパのよい投資が行えるだけでなく、充実した分析ツールで知識を得ることもでき、投資スキルが上がります。
また、クレカ積立の還元率が高く、ほったらかし投資でもポイントが貯まるので、長期投資、インデックス投資、積立投資など、コツコツと続ける予定の人にとって、メリットが多いという特徴も。
もちろん、楽天証券やSBI証券などの誰もが知っている証券会社を選ぶ安心感はありますが、これから本気で投資を頑張りたい人にとって、かゆいところに手が届くサービスをしているのは、マネックス証券だと思います。
そして、2024年1月以降のNTTドコモとの業務提携も楽しみなところ。
dポイントとの連携でもっとお得なサービスが生まれる可能性もありそうです。
わたくし枝豆のメイン口座は、マネックス証券なんだけど、マネックスだったからこそ、投資の勉強を楽しみながらできたってのは、ありそう。
マネックス証券がおすすめではない人
・日本株メインの投資がしたい人
・1日に多くの売買をする(=1日定額手数料コースを選ぶ)人
マネックス証券は、日本株メインで1日の取引回数が多くなりがちな人にはあまりおすすめしません。
その場合は、1日定額手数料が安く抑えられるSBI証券や楽天証券のほうがお得になりそうです。
まとめ:マネックス証券が潰れる?危ない?悪い評判の理由
結論からいうと、「マネックス証券が潰れる」という口コミは、根拠のないウワサのようです。
「潰れる」という言葉が独り歩きしている原因のひとつに、2024年1月からのNTTドコモとの提携があるかもしれません。
NTTドコモとの提携すると、社名やブランド理念が変わってしまい、これまでのマネックス証券がなくなってしまう(=潰れる)と心配する方もいるかもしれませんが、その点は維持・継続されることがすでに発表されています。
マネックス証券は、楽天証券やSBI証券ほど知名度がないため、定期的に「潰れる」「危険」などのウワサが流れるようですが、その理由は、主に以下の4点が関係しているようです。
ネット証券なので路面店がない=信頼性が低いという誤解
暗号通貨取引口座が作れない=サービス縮小という誤解
為替両替に時間がかかるという不満
1日定額手数料コースの手数料が高いという不満
どちらにしろ、これは完全な誤解。
さらに言えば、たとえマネックス証券が倒産したとしても、法律によって私たちの資産は守られるため、過剰に心配する必要はないのです。
一方、2024年1月以降の業務提携に期待する人も多く、マネックス証券の将来性には期待したいところです。
マネックス証券のサービス自体は、一度使ってしまうとやめられないと言われるぐらい、とても投資家想いであり、特に今後米国株投資を積極的に行いたい人には、ぜひおすすめしたい証券会社です。
米国株・中国株投資がしたいならマネックス一択
クレカ積立の還元率が1.1%でお得
100%完全平等抽選のIPOが公平で良い
分析ツール「銘柄スカウター」が秀逸
貯めやすいマネックスポイントがお得
単元未満株の買付手数料が無料で初心者にやさしい
この記事を書いている私も、マネックス証券をメイン口座にしています。
その大きな理由は、米国株への投資割合がとても大きいことと、WEBやアプリに無料で使えるおもしろい分析ツールが多いため。
最初はとっつきにくい可能性もありますが、一度ハマると抜けられれない、マネックス証券はそんな個性的な証券会社だと思います。
それでは今日もまめまめたのしい一日を。
\お金に強くなるには、無料マネースクールの参加もおすすめ(*´▽`*)/