たわらノーロード先進国株式の評判ってどうなの?
デメリット・メリット・実質コストをおしえて!
たわらノーロード先進国株式は、先進国への投資を考える人にとても人気があります。
MINKABU【先進国株式】つみたてNISA利回りランキング(新NISAつみたて投資枠)では、なんと2位にランクイン!
でも、どんな投資信託でもメリットがあればデメリットもあるはず…。たわらノーロード先進国株式には、どんなデメリットがあるのでしょうか?
そこで今回は、投資歴15年のOL投資家が徹底解説。みんなのクチコミも整理してみたいと思います。
▼本記事の内容
たわらノーロード先進国株式の評判ってどうなの?
デメリット・メリット・実質コストをおしえて!
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
たわらノーロード先進国株式とは?
たわらノーロード先進国株式は、日本を除く世界の先進国市場に投資を行うインデックスファンドです。
日本が除外されているというのがひとつの特徴です。
特にアメリカやヨーロッパ、アジアの主要な先進国の株式に分散投資を行い、長期的な資産成長を目指しています。
アセットマネジメントOneが運用を担当し、低コストでの運用が特徴です。そのため、初心者から経験豊富な投資家まで幅広く利用されています。
ベンチマークと投資対象
組み入れ銘柄
構成国の比率
投資パフォーマンス(分配金と利回り)
詳しく見ていきましょう。
ベンチマークと投資対象
たわらノーロード先進国株式は、MSCIコクサイインデックス(配当込み、円換算)に連動することを目指すインデックスファンドです。
MSCIコクサイインデックス
=先進国の株式市場に上場する銘柄群のうち日本を除く銘柄で構成される株価指数
MSCIコクサイ・インデックス | MSCIワールド・インデックス | |
---|---|---|
構成銘柄数 | 約1300社 | 約1600社 |
構成銘柄 | 日本を除く先進国22ヵ国 に上場する大・中型株 | 日本を含めた先進国23ヵ国 に上場する大・中型株 |
算出方法 | 時価総額加重型 | 時価総額加重型 |
時価総額カバー率 | 約85% | 約85% |
組入銘柄の見直し回数 | 年4回 (2月、5月、8月、11月末) | 年4回 (2月、5月、8月、11月末) |
公表元 | MSCI Inc. | MSCI Inc. |
MSCIコクサイ・インデックスは、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数だよ。
モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル社は、MSCIコクサイ・インデックスのほかにも「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(全世界)」や「MSCIワールド・インデックス(先進国)」などの多くの指数を公表している金融サービス企業です。
MSCIワールド・インデックスとMSCIコクサイ・インデックスの違いは、日本が入っているかどうかだけ。
MSCIワールド・インデックス=日本を含む先進国23カ国の銘柄で構成
MSCIコクサイ・インデックス=日本を除く22カ国の銘柄で構成
日本が入っていないので、日本市場はあえて除きたい人、すでに日本株(個別株)を持っているのでこれ以上持ちたくない人に人気があります。
組み入れ銘柄・国・セクター割合
たわらノーロード先進国株式の組み入れ銘柄の上位10社は、以下の通り。
順位 | 銘柄名 | 国/地域 | 業種 | 比率(%) |
---|---|---|---|---|
1 | APPLE INC | アメリカ | コンピュータ 周辺機器 | 5.33 |
2 | MICROSOFT CORP | アメリカ | ソフトウェア | 4.74 |
3 | AMAZON.COM INC | アメリカ | 小売 | 2.44 |
4 | NVIDIA CORP | アメリカ | 半導体 | 2.02 |
5 | ALPHABET INC-CL A | アメリカ | メディアサービス | 1.47 |
6 | META PLATFORMS INC | アメリカ | メディアサービス | 1.33 |
7 | ALPHABET INC-CL C | アメリカ | メディアサービス | 1.32 |
8 | TESLA INC | アメリカ | 自動車 | 1.12 |
9 | UNITEDHEALTH GROUP INC | アメリカ | ヘルスケア | 0.98 |
10 | ELI LILLY & CO | アメリカ | 医薬品 | 0.91 |
先進国全体への投資なのに、上位10社は全部アメリカ!
それもそのはず、たわらノーロード先進国株式の国別比率を見ると、約70%が米国株なんです。
株式資産の種類(全体の96.28%)
資産の種類 | 比率(%) |
---|---|
アメリカ | 68.96 |
イギリス | 4.06 |
カナダ | 3.34 |
スイス | 3.13 |
フランス | 3.11 |
その他 | 13.68 |
全世界株(オールカントリー)の約60%は米国株だとよく言われるけど、たわらノーロード先進国株式はなんと70%かぁ…
もちろん今はたまたま米国株が最強と言われる時代…。
今後はどうなるかは誰にもわかりませんが、少なくとも2024年1月現在は、アメリカへの投資割合が大きくなっています。
さらにセクター割合を見てみると、以下のとおり。
同じ指数を連動させている類似投資信託のeMAXIS Slim 先進国株式インデックスと比べると銀行の割合が少なく、代わりに半導体セクターが多めに含まれています。
【たわらノーロード先進国株式のセクター割合】
順位 | 業種 | 比率 |
---|---|---|
1 | ソフトウェア | 8.53 |
2 | 半導体・半導体製造装置 | 5.78 |
3 | コンピュータ・周辺機器 | 5.57 |
4 | 医薬品 | 5.25 |
5 | 銀行 | 5.12 |
【eMAXIS Slim 先進国株式インデックスのセクター割合】
順位 | 業種 | 比率 |
---|---|---|
1 | コンピュータ・通信機 | 6.34 |
2 | 銀行 | 6.08 |
3 | ソフトウェア | 5.45 |
4 | 医薬品 | 5.29 |
5 | 情報サービス | 4.90 |
なんとなくたわらノーロード先進国株式のほうが、ハイテクよりというか…ちょっと派手好きな印象があるんだよね…笑 ベンチマークは一緒なのに個性があります。
たわらノーロード先進国株式は、日本以外の市場を幅広くカバーしているのはもちろんですが、その中でもアメリカ株やハイテク株の割合が多く、とても華やかです。
華やかな銘柄が好きな方は、興味深いかも…!笑
投資パフォーマンス(分配金と利回り)
たわらノーロード先進国株式は、その投資パフォーマンスにおいて、とても注目されています。
MINKABUの「【先進国株式】つみたてNISA利回りランキング(新NISAつみたて投資枠)2024/02/07時点」では、なんと2位にランクイン!
順位 | ファンド名 | 基準価額 | 利回り |
---|---|---|---|
1 | 野村スリーゼロ 先進国株式投信 | 25,813円 | 35.55% |
2 | たわらノーロード 先進国株式 | 28,954円 | 35.44% |
3 | eMAXIS Slim 先進国株式 | 26,867円 | 35.43% |
4 | ニッセイ外国株式 インデックス | 35,498円 | 35.41% |
5 | My SMT グローバル株式インデックス | 23,984円 | 35.40% |
1位の野村スリーゼロ先進国株式投信は野村證券オンラインサービスのつみたてNISA口座でしか購入できない商品です。
楽天証券やSBI証券などのネット証券を利用中の方は、野村スリーゼロ先進国株式投信を購入できません。
1位が限定販売であることを考えると、たわらノーロード先進国株式って実質1位みたいなとこ、あるよね。笑
つみたて投資枠でのランクインは、たわらノーロード先進国株式が特に長期的な視点での資産成長を目指しているから。
分配金を極力出さず、利益は再投資していく方針で運用されているため、長期的な資産の増加を目指した設計がされていると考えてよさそうです。
もちろんこのすばらしい現在のパフォーマンスは市場環境に左右されます。今後もずっと続くとは限らないので、1つのファンドだけを信じるのはおすすめしません。
たわらノーロード先進国株式の実質コストや手数料は?
たわらノーロード先進国株式は、その名の通り、投資家にとって魅力的な低コスト構造を持つインデックスファンドです。
「ノーロード」ってついているのはちょっとスゴイ…笑 ノーロードとは購入時手数料がかからない投資信託(ファンド)のことを言います。
ノーロード=購入時手数料がかからない投資信託(ファンド)
購入手数料/売却手数料
信託報酬
実質コスト
ここからは、その実質コストや手数料について詳しく見ていきましょう。
購入手数料/売却手数料
たわらノーロード先進国株式ファンドは、購入時および売却時の手数料が無料(ノーロード)であることが大きな特徴です。
これにより、投資家は購入時や売却時に余分なコストを負担することなく、ファンドへの投資や資金の引き出しが可能になります。
この点は、特に長期的な資産運用を考えている投資家にとって、コスト面で大きなメリットとなります。
「ノーロード」だと、投資初心者にもオススメしやすいよね。
信託報酬
信託報酬とは、ファンドの運用にかかる費用のことです。
信託報酬
=ファンドの運用にかかる費用
=毎日計上され、ファンドの基準価格に反映される
=毎計算期間の最初の6ヵ月終了日および毎計算期末または信託終了のときファンドから支払われる
たわらノーロード先進国株式では、年率0.09889%(税込)の信託報酬がかかります。
ライバルファンドのeMAXIS Slim先進国株式インデックスとは全く同じ…すごい、争ってる…笑
たわらノーロード先進国株式:年率0.09889%(税込)
eMAXIS Slim先進国株式インデックス:年率0.09889%(税込)
信託報酬は年0.5~2%ほどかかるのが一般的なので、年率0.09889%は、投資信託の中ではかなり少ないほうです。
この信託報酬の少なさも、たわらノーロード先進国株式が長期的に運用しやすいひとつの理由になっています。
実質コスト
信託報酬は購入前に目論見書を見ればわかる情報ですが、実は投資信託の運用にかかる費用は信託報酬だけではありません。
信託報酬を含めた他の費用も併せたすべての費用をまとめたものが、実質コスト、または総コストと呼ばれています。
そして、実質コストの比率を経費率と呼びます。
実質コスト=すべての費用をまとめたもの
経費率=すべての費用の割合
たわらノーロード先進国株式の運用報告書を見ると、総経費率は0.12%です。
これはかなり低い水準だと言えそう…
ちなみにライバルファンドのeMAXIS Slim先進国株式インデックスと比較してみると、総経費率も全く同じ結果になりました。
すごい…本気の価格戦争だ…ww
たわらノーロード先進国株式:0.12%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス:0.12%
たわらノーロード先進国株式の実質コストは、年間で見た場合、信託報酬に加えて、売買委託手数料や有価証券取引税などの費用も含まれますが、これらの追加コストも最小限に抑えられています。
具体的な実質コストの数値は、運用報告書などで定期的に公表されてるよ。変化がある数字なので、定期的にチェックしておくのがベターです。
たわらノーロード先進国株式のメリットや評判は?
たわらノーロード先進国株式は、多くの投資家から高い評価を受けているインデックスファンドです。
ここではたわらノーロード先進国株式のメリットを詳しく見ていきましょう。
手数料が安く低コスト
インデックス投資信託のため安定している
1本のファンドで先進国22ヵ国に分散投資できる
一つずつ見ていきましょう。
手数料が安く低コスト
たわらノーロード先進国株式の最大の魅力は、とにかく低コストであることです。
購入手数料や売却手数料が不要(ノーロード)なだけでなく、信託報酬も極めて低く抑えられています。
投資を行う上でコスト面の安心感は非常に重要な点のひとつ。
特に長期的な資産運用において、コストの影響を最小限に抑え、投資成果を最大化することに直結します。
特に、長期間にわたる積立投資を考えている方にとって、手数料の低さは大きなメリットとなります。
あの低コスト運用で有名なeMAXIS Slimシリーズと全く同じ信託報酬をキープするなんて…めちゃくちゃすごいことです。笑
インデックス投資信託のため安定している
インデックスファンドであるたわらノーロード先進国株式は、特定のベンチマーク指数に連動することを目指して運用されています。
これにより、市場全体の平均的なリターンを追求することができ、個別銘柄の選択やタイミングに左右されるリスクを軽減できます。
また、市場の長期的な成長に乗ることができるため、安定した投資成果を期待することが可能です。
この安定性は、特に投資初心者や長期的な資産形成を目指す方にとって、大きな安心材料となります。
遊びならアクティブファンドもいいけど、長期投資ならやっぱりインデックスが安心です。
1本のファンドで先進国22ヵ国に分散投資できる
たわらノーロード先進国株式は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界の主要22ヵ国の株式市場に投資を行います。
この広範な地域分散により、特定の国や地域に偏るリスクを軽減し、世界経済の成長に広く寄与することができます。
また、多様な産業セクターにわたる投資が可能であるため、セクター特有のリスクも分散することができます。
このように、1本のファンドで広範な分散投資を実現できる点は、多忙な投資家にとっても、資産運用の手間を大幅に軽減する大きなメリットです。
ぜひ、自分のポートフォリオ全体のバランスを見て、必要かどうか判断したいところです。
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iDeCoやNISAの対象商品なので税制優遇が受けられる
たわらノーロード先進国株式は、iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)の対象商品です。
投資家はこれらの制度を利用することで、投資成果に対する税制優遇を受けることが可能です。
これらの税制優遇は、特に長期的な資産形成を目指す投資家にとって大きなメリットとなります。税負担の軽減は、運用成果の向上に直結し、より効率的な資産増加を実現することができます。
特に長期投資の場合、利益が大きくなればなるほど税税優遇のメリットは大きくなります…!
たわらノーロード先進国株式のデメリットや注意点は?
たわらノーロード先進国株式は、多くのメリットを持つ一方で、投資家が留意すべきいくつかのデメリットや注意点があります。
元本割れをすることもある
長期投資向けなので短期リターンは期待できない
結局米国株の投資比率が大きい
手数料の価格競争激化!ライバルファンドが多い
eMAXIS Slim先進国株式の劣化版ってほんと?パフォーマンスに懸念
一つずつ見ていきましょう。
元本割れをすることもある
たわらノーロード先進国株式は、市場の変動に伴い、投資元本が割れるリスクを持っています。
もちろんたわらノーロード先進国株式だけじゃありません。投資するときは、必ず元本割れリスクがあることを忘れないで。
株式市場はいつでも波乱万丈です。笑
たわらノーロード先進国株式はインデックス型の投資信託なのでボラティリティが高いほうではありませんが、それでも短期的に大きな変動を見せることがあります。
このため、投資を行う際には、市場の変動性を理解し、リスク許容度に応じた資金配分を行うことが重要です。
自分のリスク許容度を知っておくこともとても大事なことです。
長期投資向けなので短期リターンは期待できない
たわらノーロード先進国株式は、その構造上、長期的な資産成長を目指す投資戦略に最適化されています。
そのため、短期間での高リターンを期待する投資家にとっては、必ずしも適した選択肢ではありません。
短期的に市場の利益を追求すると、大きな資産を失うケースも少なくありません。最終的に大きな資産を築こうとする人にとってはあまり向かないかも…。
投資信託を選択する時は、投資期間や目標リターンに応じたファンド選択が必要ですが、特にたわらノーロード先進国株式に投資をするなら、長期運用を前提にするのがおすすめです。
結局米国株の投資比率が大きい
たわらノーロード先進国株式は、世界の先進国市場に分散投資を行いますが、結局米国株の比率が大きくなりがちです。
これは時期にもよるので何とも言えませんが、2024年1月の場合は約70%が米国株です。
これは、米国市場が世界最大の株式市場であり、多くのインデックスのベンチマークとして重要な役割を果たしているため。
しかし、これにより米国市場の動向にファンドのパフォーマンスが大きく影響されることとなり、地域リスクの偏りが生じる可能性があります。
たわらノーロード先進国株式という名前から、先進国に幅広く投資してるように感じますが、実際は地域集中リスクがあることを肝に銘じ、、自身のポートフォリオ全体のバランスを考慮することが必要です。
手数料の価格競争激化!ライバルファンドが多い
たわらノーロード先進国株式は、低コスト運用が大きな魅力の一つです。
でも、あくまで今は低コストなだけで、今後はどうなるかわかりません。たわらノーロード先進国株式もここ数年でかなりがんばってコストを下げてきた歴史があるんです。
近年の投資信託市場では手数料の価格競争が激化しています。
特に先進国株式市場は、まだ絶対にコレと言われるファンドがあるわけではなく、群雄割拠な状態。
この環境下では、さらに低い手数料を打ち出すライバルファンドがどんどん登場しても不思議ではありません。
わたしたち投資家にとってはうれしいことだけどね。
このような価格競争は、投資家にとってはメリットも大きいですが、一方で、たわらノーロード先進国株式の相対的な魅力が薄れる可能性も指摘されています。
投資家は、単に手数料の低さだけでなく、ファンドの運用実績、投資戦略、リスク管理のアプローチなど、総合的な観点からファンドを選択することが重要です。
たわらノーロード先進国株式の運営管理費用(信託報酬)が下がったようです。たいへんだったと思います。
引用:Xより
たわらが攻めてきた🥳最近は手数料引き下げ競争復活してきたね😳
引用:Xより
eMAXIS Slim終了のお知らせ|たわらノーロードが信託報酬引き下げ
新NISAが始まるからか低コスト競争が激化してきた感がありますね
たわら先進国株式は信託報酬0.1%を切ってきました✨
これは応援したいですが、eMAXIS Slimが即徹底対抗してきそう😂
引用:Xより
新NISA開始のタイミングでますます低コスト化が進行してきた気がする…!
eMAXIS Slim先進国株式の劣化版ってほんと?パフォーマンスに懸念?
たわらノーロード先進国株式と比較されることが多いのが、eMAXIS Slim先進国株式です。
この2つのファンドは同じ指数をベンチマークしていることもあって、リターンがとても似ています。
さらにコストも今はほぼ同じ…双子みたいなファンドなんです。
一部の評価では、たわらノーロード先進国株式がeMAXIS Slim先進国株式の「劣化版」と見なされることもありますが、それは少し昔の話。
たわらノーロード先進国株式は、新NISAに切り替わる前までは総コストが高い時期があったので、「劣化版」とみなされていました。
しかし、今はコストもリターンもかなり似ています。
引用:たわらノーロード先進国株式|交付目論見書 ※2024年1月現在
引用:eMAXIS Slim先進国株式|交付目論見書 ※2024年1月現在
そっくりすぎる!笑
投資信託を選択する際には、表面的な比較や一般的な評判だけでなく、自身の投資目標やリスク許容度、投資期間を考慮した上で、最適なファンドを選択することが求められます。
また、市場環境の変化に伴い、有利なファンドも少しずつ変化する可能性も。わたしたち投資家は、常に市場を観察する必要があります。
たわらノーロードはこんな人におすすめ!
たわらノーロード先進国株式は、低コストで分散投資ができるため、こんな人におすすめです。
運用コストを抑えたい人
日本株は別で購入済なので他の先進国株式に投資したい人
iDeCo(個人型確定拠出年金)で買う銘柄を探している人
一つずつ見ていきましょう。
運用コストを抑えたい人
たわらノーロード先進国株式は、購入手数料や売却手数料が不要であり、信託報酬も極めて低く設定されています。
それも低コストで有名なeMAXIS Slimと戦う気まんまんで下げてきているので、これからもある程度は戦い続けてくれることが予想できます。
コストを最小限に抑えつつ、先進国株式市場へ分散投資したい人のひとつの選択肢として、これからも注目だと言えるでしょう。
日本株は別で購入済なので他の先進国株式に投資したい人
たわらノーロード先進国株式は、日本株への投資は行いません。
日本に住んでいる日本人は、日本株割合が多くなりがちなので、これ以上日本株の割合を増やしたくない人も一定数いるかもしれません。
そんな人におすすめなのが、このたわらノーロード先進国株式!
たわらノーロード先進国株式は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、日本を除く22ヵ国の先進国市場に投資を行います。
既に日本株での投資を行っている方が、グローバルな視点で投資先を広げたい場合に、効率的に分散投資を実現する手段となり得ます。
iDeCo(個人型確定拠出年金)で買う銘柄を探している人
iDeCo(個人型確定拠出年金)を利用している、または利用を検討している投資家にとって、たわらノーロード先進国株式は有効な選択肢のひとつです。
このファンドはiDeCoの対象商品として認定されており、税制優遇の下で長期的な資産形成を目指すことができます。
それも低コストで、かつ長期運用向きなので、将来のための資産形成を手伝ってくれる可能性が高い魅力的な金融商品だと言えるでしょう。
ちなみにNISAのつみたて投資枠と成長投資枠でも対象銘柄になってるよ。
たわらノーロード先進国株式に関する「よくある質問」
最後にたわらノーロード先進国株式に関する「よくある質問」をまとめました!
たわらノーロードバランス8資産の口コミは?
たわらノーロード日経225の評判は?
一つずつ見ていきましょう。
たわらノーロードバランス8資産の口コミは?
たわらノーロードバランス8資産ファンドは、株式、債券、不動産など、8種類の資産クラスに分散投資を行うことで、リスクを分散しつつ安定したリターンを目指すファンドです。
投資家の中には、ポートフォリオの一部としてこのファンドを組み入れることで、全体のリスクを抑えたいと考える方もいます。
口コミでは、わかりやすい投資戦略や下落相場での強さが評価されているみたい。
たわらノーロード バランス(8資産均等型)は下落に強いのはいいんだけど5年で27%しか伸びてないのが物足りない
引用:Xより
たわらノーロードの8資産均等は50億円くらい売れているけど,最適化バランスシリーズはやっぱりほぼ売れてない(´・ω・)笑 商品のわかりにくさに差があるのかな。
引用:Xより
たわらノーロード バランス(8資産均等型)もちょっと面白いかもしれん。新興国債券がドル建てなのがeMAXISとの違い。コストが同等なら債券は為替リスクをできるだけ小さくしたいけど、どうかなー
引用:Xより
たわらノーロード日経225の評判は?
たわらノーロード日経225ファンドは、日本の代表的な株価指数である日経225に連動するパフォーマンスを目指すファンドです。
日本株に特化した投資を行いたい投資家から、特に高い評価を受けてるよ。
投資のこと知らないふりして私も話を聞きに行ったんだけど、その銀行の個人客の投信買付ランキング第1位が『たわらノーロード日経225』だった😇全世界株とか米国株なら分かるけど日経か…と思った。勉強は大事😌
引用:Xより
なんか日経平均上がってるみたいで、今までiDeCoでお荷物感のあった「たわらノーロード日経225」が稼ぎ頭になっとる🤔
引用:Xより
ワイのたわらノーロード日経225が40%超えてた
みんながSP500連呼してる時に買い集めてよかた
引用:Xより
他の投資家と違う動きをするのが上手に資産を増やすコツかも…笑
ただし、日本株に集中することのリスクも理解し、ポートフォリオ全体のバランスを考慮した上で投資を行うのがおすすめです。
たわらノーロード先進国株式と全世界株式、どっちがいいの?
投資先の選択において「たわらノーロード先進国株式」と「全世界株式ファンド」のどちらが良いかは、投資家の目的、リスク許容度、そして市場への見解に大きく依存します。
たわらノーロード先進国株式は、主に先進国市場に焦点を当てた投資を行います。これにより、安定した経済環境と成熟した市場での投資機会を追求することができます。
先進国市場は、一般的に政治的・経済的安定性が高く、長期的な成長を期待できる一方で、新興市場ほどの高い成長率は期待できないかもしれません。
一方、全世界株式ファンドは、先進国だけでなく新興国市場にも投資を行います。
これにより、より広範な地域分散を実現し、新興国市場の高成長ポテンシャルを捉えることが可能です。しかし、新興国市場は、政治的・経済的不安定性が高い場合があり、投資リスクも大きくなる可能性があります。
投資家がどちらを選択すべきかは、個々の戦略によって違います。
安定性重視:先進国株式
成長性重視:全世界株式
難しいけど、結局どちらも6~7割が米国株なので、ゆうて、米国株に偏っていることは忘れないでね。
まとめ:たわらノーロード先進国株式の評判を徹底解説!
たわらノーロード先進国株式は、長期的に資産を増やしたい人の選択肢として有効です。
代表的なメリットとデメリットは、以下のとおり。
手数料が安く低コスト
インデックス投資信託のため安定している
1本のファンドで先進国22ヵ国に分散投資できる
iDeCoやNISAの対象商品なので税制優遇が受けられる
元本割れをすることもある
長期投資向けなので短期リターンは期待できない
結局米国株の投資比率が大きい
手数料の価格競争激化!ライバルファンドが多い
eMAXIS Slim先進国株式の劣化版ってほんと?パフォーマンスに懸念?
投資家にとって大事なのは、たわらノーロード先進国株式で儲かるかどうかではありません。
大事なのは、自分が立てた戦略どおりのポートフォリオを構築できているかどうか。
その際にたわらノーロード先進国株式が役立つかどうかは、人によって異なります。
まずは自分の投資戦略とリスク許容度にあっているかどうかを吟味してみましょう。
それでは今日もまめまめたのしい一日を。
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