投資信託「テンバガー・ハンター」の運用実績がいいってほんと?
投資対象としてどうなの?みんなの評価や口コミが知りたい!
テンバガー・ハンターより良いファンドってあるのかな?
今回は、こんなことを考えている人向けに、テンバガーハンターについてまとめてみました。
▼本記事の内容
・テンバガー・ハンターの基本情報
・テンバガー・ハンターの評価と考察は?
・テンバガー・ハンターを購入している人の口コミは?
過去30年で約53倍のリターンを出している、大人気のアクティブファンド「フィデリティ・ロープライス・ストック・ファンド」。
その日本版の投資信託が、通称「テンバガー・ハンター(フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース)」です。
そのパフォーマンスの高さが話題となり、設定からたった2年で純資産残高が3,000億円を突破。
でも…いくら人気でも、投資対象として検討するに値する投資信託なのでしょうか?
そこで今回は、通称「テンバガー・ハンター(フィデリティ・世界割安成長株投信Bコース)」を徹底考察!
投資歴15年以上の筆者は投資するのか、しないのか、その答えを出してみたいと思います。
ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら
テンバガー・ハンターの基本情報
まずは、テンバガー・ハンターの基本情報から整理してみましょう。
テンバガーハンターシリーズとは?
運用方針
投資対象と組入銘柄
純資産総額
信託報酬・運用コスト
一つずつ見ていきましょう。
テンバガーハンターシリーズとは?
フィデリティ・世界割安成長株投信は、別名:テンバガー・ハンターと呼ばれています。
テンバガー・ハンターを日本語にすると、以下のとおり。
テンバガー=10倍まで価値が跳ね上がるすごい銘柄
ハンター=狩人
テンバガー・ハンターには、「10倍まで価値が跳ね上がるすごい銘柄を見つける人」っていう意味なんです。なんか、すごいよね。
テンバガー・ハンターは、シリーズ化されている人気の銘柄で、個人投資家が購入できる投資信託は4種類あります。
Aコース=為替ヘッジあり
Bコース=為替ヘッジなし
Cコース=毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジあり
Dコース=毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし
為替ヘッジがあるかないか、そして分配金があるかないかで4種類に分かれているよ。
中でも純資産総額がいちばん大きく、多くの人に購入されているのは、為替ヘッジなしのBコース。
今回はBコースをメインの投資信託として、考察していきます!
運用方針
テンバガー・ハンターの運用方針の特徴は、テンバガー(10倍になる株)となりえる成長が期待できる株を探し出し、投資をすること。
目論見書を読むと、その分析の過程で「ボトム・アップ・アプローチを重視すること」を明言しています。
1:ボトム・アップ・アプローチを重視した個別企業分析を行う
2:将来有望な成長企業や割安企業に投資する
ボトム・アップ・アプローチとは、企業の業績や財務諸表ををしっかり調査&分析し、その結果をもとに企業の成長性を見極めて、投資をすること。
ボトム・アップ・アプローチ
=企業の業績や財務諸表ををしっかり調査&分析し、その結果をもとに企業の成長性を見極めて、投資をすること
カンタンに言うとテンバガー・ハンターの運用結果は、プロの投資家次第。
彼らがしっかり調査や分析をして「割安な成長株」を見つけます。
そこに投資をするのが、テンバガー・ハンターなんです。
このプロの投資家への依存度が高いのは、アクティブファンドの特徴です。
でも、どうやって「割安な成長株」を探すの?結構、難しいことだと思うんだけど…
ほんと、めちゃくちゃ難しいと思う。笑
目論見書によると、その運用プロセスは以下のとおり。
1:セクターや規模に関わらず広く調査
2:利益成長を加速させるファンダメンタルズの変化を分析
3:経営陣や業界見識者との面談によってる最も優れた企業を選別
企業・財務分析はもちろん、直接経営陣と面談をして、今後成長していける会社を見つけるんだって。
企業分析時に見る項目としては、以下のとおり。
新しい経営陣
コスト削減
経営資源の有効活用
新製品
買収・合併
業界変化 など
逆に言えば、インデックス投資の指数のような基準や指標はなく、あくまでプロの投資家の視点で自由に企業がピックアップされます。
でも…アクティブファンドがインデックスファンドに勝つのはなかなか難しいんだよね…。
インデックス投資の父とも呼ばれるユージン・ファーマ氏が提唱する「効率的市場仮説(Efficient-market hypothesis)」によると、そもそもプロの投資家がインデックス投資に勝つのはとても難しいのだとか。
効率的市場仮説
=すべての情報が完全に市場価格に反映されているとする仮説
=価格変動の予測が難しい以上、たとえ専門的な知識を持つファンドマネージャーであっても市場平均に勝つのは難しい
本当にテンバガー・ハンターの選定企業を決めているプロの投資家たちの分析を信じるかどうか。
それは、あくまでそこに投資する私たちの投資判断にゆだねられています。
よし、テンバガー・ハンターがどんな投資信託なのか、くわしく見ていこう!
投資対象と組入銘柄
テンバガー・ハンター(Bコース)は、とにかく「今後成長する割安株(テンバガー)」が投資対象になっています。
企業規模やセクターは一切関係なく、投資していく方針らしい…!
テンバガーは毎年生まれていますが、実は市場全体の1%程度で、そんなに多くはありません。
その割には、テンバガー・ハンターの組み入れ銘柄数は比較的多く、 313銘柄 (2023年2月末時点)です。
具体的な組み入れ銘柄を見てみると…インデックス投資でよく見る、いわゆるGAFAMなどの大手ハイテク株は含まれていません。
割高感があるからかなぁ…。
銘柄名 | 業種 | 組み入れ割合 |
---|---|---|
トタルエナジーズ | エネルギー | 1.30% |
ウェルズファーゴ | 銀行 | 1.30% |
PG&E | 電気・ガス | 1.20 |
オヴィンティヴ | エネルギー | 1.10 |
シグナグループ | 保険 | 1.10 |
アンテロリソーシズ | エネルギー | 1.10 |
伊藤忠商事 | 総合商社 | 1.00 |
スプラウツ ファーマーズ マーケット | 小売業 | 0.80 |
初見の会社が多くて、なんかおもしろい…笑
1位のトタルエナジーズは、世界42か国以上で原油や天然ガスの採掘を行い、石油化学の研究をしている会社で、フランスに本社があります。
銀行や保険など、インデックス投資では割合が少なくなりがちな業種にも分散が効いている印象です。
アクティブファンドなので、常に積極的に売買が行われており、組み入れ上位の業種も常に変化しています。
順位 | 前期末 | 当期末(2023年2月末) |
---|---|---|
1 | 資本財 | 資本財 |
2 | ヘルスケア | テクノロジー |
3 | 素材 | 小売 |
4 | 保険 | エネルギー |
5 | エネルギー | 素材 |
ちょっと気になるのは、テンバガーを狙う割には分散が効きすぎていること。
テンバガーってめちゃくちゃめずらしいから、たとえプロの目利きが正しくて数社あてることができたとしても、他の銘柄のせいで大して基準価格が上がらないんじゃ…っていう心配はちょっとあります。
投資方針からすると、もう少し絞り込んだほうがおもしろい結果になりそうです。
純資産総額
テンバガー・ハンターは、アクティブファンドの中ではかなり人気がある、純資産総額が大きい投資信託です。
インデックス投資で人気の投資信託「emaxis slim 米国株式(s&p500)」やその他の人気アクティブファンドと比べてみると、以下のとおり。
銘柄名 | 純資産総額 |
---|---|
emaxis slim 全世界株式(オールカントリー) | 1,685,410百万円 |
emaxis slim 米国株式(S&P500) | 2,875,919百万円 |
ニッセイ NASDAQ100 | 22,687百万円 |
iFREENEXT FANG+ | 41,528百万円 |
テンバガー・ハンター(Bコース) | 585,905百万円 |
オルカンやS&P500の人気銘柄に劣るのはあたりまえとして、アクティブファンドなのにニッセイ NASDAQ100やiFREENEXT FANG+より純資産総額が大きいのは、すごいことです。
大人気だなぁ…!テンバガーをプロが見つけてくれるっていうわかりやすいコンセプトがキャッチーなのかもしれませんw
純資産総額は、かんたんに言えば投資家から集めた資金の総額です。
純資産総額が大きいと、適切なタイミングで銘柄を売買することができ、投資を有利に進めることができます。
その点、テンバガー・ハンターは特に問題なく、円滑な運用ができそうです。
信託報酬・運用コスト
テンバガー・ハンターの信託報酬などの運用コストは、若干高め。
プロが運用するアクティブファンドなので、運用コストが高いのはある意味、想定内です。しかし、購入時手数料がかかるのはちょっと痛い…。
購入時手数料 | 3.3% ※上限 |
信託報酬 | 1.65% |
信託財産留保額 | なし |
総経費率 | 1.72%(2023年2月現在) |
信託報酬を他の人気投資信託と比べてみると、以下のとおり。
銘柄名 | 信託報酬 |
---|---|
emaxis slim 全世界株式(オールカントリー) | 0.05775%以内 |
emaxis slim 米国株式(S&P500) | 0.09372%以内 |
ニッセイ NASDAQ100 | 0.2035% |
iFREENEXT FANG+ | 0.7755% |
ひふみプラス | 1.078% |
セゾン・グローバルバランスファンド | 0.495% |
テンバガー・ハンター(Bコース) | 1.65% |
テンバガー・ハンターは、アクティブファンドの中でも、ちょっと信託報酬が高めの印象がありますね。
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テンバガー・ハンターの評価と考察!投資価値はあるのか?
テンバガー・ハンターは、プロの投資家がすごい分析力でテンバガーを探して投資してくれる、すごい投資信託であることがわかりました。
そのため、運用コストはちょっと高めだけど、その割には購入者は多く、とても人気があります。
ここからはさらに、投資価値があるのかどうか、パフォーマンスを見ていきましょう。
基準価格の推移は?
利回りは?
年別のパフォーマンス(年間収益率)は?
最大下落率(騰落率)はどれくらい?
NISAとiDeCoの対応状況は?
為替ヘッジありとなしはどちらがいい?
一つずつ見ていきましょう。
基準価格の推移は?
テンバガー・ハンター(Bコース)の基準価格は、設定以来毎年堅調に推移しています。
基準価格:22,038 円(2023年9月現在)
利回りは?
テンバガー・ハンター(Bコース)の利回りは、以下のとおり。
期間 | 利回り |
---|---|
1ヶ月 | -2.27% |
3ヶ月 | 0.03% |
6ヶ月 | 17.73% |
1年 | 15.92% |
3年 | 60.89% |
設定来 | 115.38% |
とても好調そうではありますが…これだけだと判断が難しいので、人気のインデックスファンドと比べてみましょう。果たして、インデックスに勝てているのか…笑
期間 | テンバガー・ハンター(Bコース) | emaxis slim (S&P500) | emaxis slim (オールカントリー) |
---|---|---|---|
6ヶ月 | 9.52% | 13.06% | 9.69% |
1年 | 7.86% | 9.20% | 10.66% |
3年 | 23.70% | 23.20% | 19.70% |
わーーーーww めちゃくちゃいい勝負…長期だと勝てそうな気もするのですが…うーんどうだろう。笑
テンバガー・ハンター(Bコース)は、市場が味方をしてくれれば、インデックス投資に勝つことができる可能性も秘めている、数少ないアクティブファンドのひとつだと言えそうです。
ただ、かなりいい勝負で、「圧勝!!」というわけではありません。
年別のパフォーマンス(年間収益率)は?
テンバガー・ハンター(Bコース)の年別のパフォーマンスは、きっちりと毎年プラスになっています。
設定が2020年なので、まだ歴史が浅く、これだけでは判断できないものの、市場全体があまりよくなかった2022年もちゃんとプラスにもっていっていることを見ると、かなりの実力があるように思います。
期間 | 年間収益率 |
---|---|
2020年 | 58.0% |
2021年 | 36.1% |
2022年 | 3.5% |
2023年 | 20.2% |
しかし、その一方で、アクティブファンドは経費率が高い投資法。
テンバガー・ハンター(Bコース)がオルカンやS&P500などに連動するインデックスファンドに勝てないなら、そもそもアクティブファンドに投資をする意味がありません。
実際にインデックスファンドに勝てるのか、比較をしてみましょう。
人気のインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」、「emaxis slim 米国株式(S&P500)」と比較してみると、以下のとおり。
期間 | テンバガー・ハンター(Bコース) | emaxis slim (S&P500) | emaxis slim (オールカントリー) |
---|---|---|---|
2020年 | 58.0% | 12.7% | 9.0% |
2021年 | 36.1% | 41.3% | 32.7% |
2022年 | 3.5% | ー7.5% | ー5.6% |
2023年 | 20.2% | 14.9% | 9.0% |
https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/253425/253425_20230908.pdf
https://www.am.mufg.jp/pdf/koumokuromi/254520/254520_20230915.pdf
https://doc.wam.abic.co.jp/ap02rs/contents/pdf/32313185_m.pdf
おお!ちゃんと勝てている!!
ここ数年、ほぼすべての期間で、テンバガー・ハンター(Bコース)は「eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)」、「emaxis slim 米国株式(S&P500)」よりも、上回るパフォーマンスを記録しています。
運用期間がまだ短いので、これからどうなるかはわかりませんが、一定の期待はしてもいい実力がありそうです。
特にすごいのは、2022年の相場全体の下落時でも、ちゃんと利益を出せている点。
テンバガー・ハンター(Bコース)は、かなり分散が効いているため、市場が良い時よりも悪い時に力を発揮するタイプの銘柄である可能性があります。
指数はどうしても大型ハイテク株の割合が大きくなるので、景気に関係のない株の比率がテンバガー・ハンター(Bコース)のほうが高い可能性があります。
特に下落相場でインデックス投資に勝てそうなテンバガー・ハンター(Bコース)。
競合となる他社のアクティブファンドと比べると、その実力はどのくらいなのでしょうか?
ここではアクティブファンドの人気ランキング上位によく出てくる、セゾン資産形成の達人ファンドと比べてみましょう。
期間 | テンバガー・ハンター (Bコース) | 資産形成の達人 |
---|---|---|
2020年 | 58.0% | 13.56% |
2021年 | 36.1% | 24.08% |
2022年 | 3.5% | -9.55% |
2023年 | 20.2% | 22.86% |
おおおお。競合のアクティブファンドと比較しても勝ててるぞ。これはすごいんじゃない?
テンバガー・ハンター(Bコース)の実力は本物かもしれません。
最大下落率(騰落率)はどのくらい?
テンバガー・ハンター(Bコース)が怖いのは、まだ設定から数年であること。
設定以来、とてもよい成績を残してはいますが、大きな下落相場を経験しておらず、今後不景気が来た時に、どんな動きをするのかが未知数です。
暴落時にどのくらい下落するのかなんとなく知っておきたいけど、情報がないんだよね。
テンバガー・ハンター(Bコース)の騰落率は、全期間においてプラスであり、ヒントがないのです。
期間 | 騰落率 |
---|---|
1ヶ月 | +7.52% |
3ヶ月 | +5.20% |
6ヶ月 | +16.74% |
1年 | +30.67% |
3年 | +65.11% |
5年 | +128.40% |
10年 | – |
設定来 | +130.18% |
ちょっとここは、予想できない不確定要素になってしまいます。下落相場に強そうではあるけどね。
NISAとiDeCoの対応状況は?
テンバガー・ハンター(Bコース)は、2024年からの新NISA対象ファンドです。
新NISA
∟成長投資枠
∟つみたて投資枠
新NISA制度のうち、成長投資枠で投資をすることができるので、税制優遇を受けながら投資をすることが可能です。
一方でiDeCoの対象ファンドにはなっていませんのでご注意ください。
為替ヘッジありとなしはどちらがいい?
テンバガー・ハンター(Bコース)が人気みたいだけど、
テンバガー・ハンター(Aコース)ってなに?
AコースとBコースの違いは、為替ヘッジのありなしだよ。
テンバガー・ハンターには、AコースとBコースがあります。
Aコース=為替ヘッジあり
Bコース=為替ヘッジなし
どっちを選ぶのがいいのか迷う人も多いかもしれません。
為替ヘッジありとは、ヘッジコストを支払うことで為替による影響を受けなくなるしくみのこと。
為替ヘッジ=ヘッジコストを支払うことで為替による影響を受けなくなるしくみ
どちらがよいかは市況によるので、何とも言えません。
しかし、これまでのパフォーマンスを比べてみると…Bコースのほうが実績がよいという事実はあります。
期間 | Aコース | Bコース |
---|---|---|
1ヶ月 | -2.70% | -2.27% |
3ヶ月 | -7.05% | 0.03% |
6ヶ月 | 2.58% | 17.73% |
1年 | 8.64% | 15.92% |
3年 | 4.12% | 60.89% |
設定来 | 41.39% | 115.38% |
全く違う!!違うファンドみたいだなぁ…でも、あくまで過去の実績なので、今後はどうなるかわからないよ。
今は、円安がどんどん進んでいる時期のため、Bコースのほうが大きく利益を上げていますが、今後もし円高に進むと予想するなら、為替ヘッジありのAコースを選んでおくのもひとつの手。
うーん…為替はぜんぜん予想できないよ…
特にこだわりがないのであれば、純資産総額が大きいBコースのほうがおすすめです。
テンバガー・ハンターの口コミ&評判
テンバガー・ハンターは、もしかしたらインデックスファンドの実績を超えてくれるかもしれない、人気のアクティブファンドであることがわかりました。
でも…実際のところ、個人投資家の口コミや評判はどうなんだろう?
投資信託の評判を知るためには、まず月次の資金流出入額をチェックするのがおすすめです。
評判チェック!純資産総額の推移は?
純資産総額は、投資家が購入したお金の総額です。
純資産総額=投資家が購入したお金の総額
評判が悪ければ、購入しなくなるので、純資産総額の伸びも鈍化するのが普通です。
解約数が多ければ、結果的に純資産総額が減ってしまいます。テンバガー・ハンターはどうかな?
テンバガー・ハンターの純資産総額は、右肩上がりで推移しています。
時々、解約数が購入数を上回ることもありますが、大きく評判を落としたことは設定以来ないようです。
ただ、前月からの変化率は少しずつ落ち着いてきていて、伸びは緩やかになっています。
評判が本当によい投資信託の場合は、変化率もどんどん上がっていくと思いますが、テンバガー・ハンターは激増タイミングがあるわけではなく、成長率も落ち着いていることがわかります。
ここからは実際の口コミもチェックしてみましょう。
銘柄名(愛称)がいい
テンバガー・ハンターは、その名前に興味がわいて、購入に至る人も多そうです。
この投資信託に「テンバガー・ハンター」という愛称を付けた人はセンスがあるな。ちょっと欲しくなってしまった。
引用:Xより
今週の日経ヴェリタス読んでたら、「テンバガー・ハンター」っていう投信に資金が集まってるっていう記事があって、ファンドの中身見たら伊藤忠商事・三井住友FG等、意外と固かった。テンバガー・ハンターって名前いいな。テンバガー・ハンターしたい。
引用:Xより
たしかに目立つ名前ですよね。笑
パフォーマンスがすごい
テンバガー・ハンターのパフォーマンスは、個人投資家にも認められていて、注目されているのは間違いなさそう。
ただし、インデックスに比べて劇的な違いがあるかといえば、そうでもなく、ちょっと様子見の人も多そうです。
これすごい
ふざけた名前ですが良いです
フィデリティ老舗です
515銘柄数でこのパフォーマンスはちょっとすごい
ここ数ヶ月バリューの強みを最大限発揮してますね
引用:Xより
銘柄分析の参考になる
テンバガー・ハンターを実際に購入するかどうかは置いておいて、企業分析や財務分析の参考にしている人がいることもわかりました。
フィデリティがテンバガーを発掘して投資してくれる投資信託。ここの組み入れ銘柄を調べれば、お宝株が見つかるかも?
引用:Xより
テンバガー・ハンターの参考ファンドも $MNST 買ってる。自分の銘柄pickもそれなりに上手く行ってるかな?🤔
引用:Xより
投資コストが高い
アクティブファンドが投資コストが高いのはよくあることですが、それでもテンバガー・ハンターの投資コストは気になるようです。
こんだけぼったくってて低リスクを謳うとは…
引用:Xより
まとめ:テンバガー・ハンターの評価・口コミは?
フィデリティ・世界割安成長株投信のBコースは、テンバガー・ハンターという別名を持っている、人気のアクティブファンドです。
その名の通り、「お得な割安株」に投資をするわかりやすい方針が軸となり、投資のプロが「ボトム・アップ・アプローチ」で企業の個別分析を行います。
投資のプロが、直々にテンバガーを探してくれるため、期待度は高く、テンバガーが気になる人にはおすすめです。
実際のパフォーマンスも悪くないし、評判や口コミも結構いいほうだと思う!
特に、インデックスが暴落相場でヨコヨコしている時期に、ちゃんとリターンを出せるのは、プロの投資家のすごさを感じます。
【フィデリティ・世界割安成長株投信 Bコースの特徴】
・投資のプロが、直々にテンバガーを探してくれる
・分散性が高く、暴落時でも利益がでやすい
・パフォーマンスはインデックス投資と同じくらい、もしくは少し上回ることも期待できる
・ただし、信託報酬などの運用コストは高く、コスト分負けてしまう可能性も否めない
・構成銘柄がインデックスとは大きく違い、サテライトとしてはおもしろいかも
ただ…筆者である枝豆が、テンバガー・ハンターを実際に買うかというと…ちょっと悩ましいところ。
このくらいのパフォーマンスなら、インデックス投資でいいかなと思ってしまうんよな…
気になるのは、やっぱりコスト面。
テンバガー・ハンターは、インデックス投資に比べると、運用コストが高めです。
パフォーマンスは悪くない一方で、運用コストのせいで、インデックスに負けてしまう可能性も無視できません。
どんな銘柄を買っているのかチェックするために、テンバガー・ハンターの動向を追うのは勉強になりそう。でも、今すぐは購入しなくてもいいかなぁ…。
テンバガー・ハンターがおすすめなのはこんな人。
インデックスだけだとつまらないので、分散性の高いアクティブファンドを探している
テンバガー探しというコンセプトがおもしろくて、興味がある
テンバガーはみつけたいけど、リスクは分散したい
当てはまる人は、ぜひウォッチリストに入れて、観察するのがおすすめです。
それでは今日も、まめまめたのしい一日を。
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