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一人暮らしの口座の分け方&自動化を解説!上手な使い分けと金融機関の選び方

一人暮らしの口座の分け方&自動化を解説!上手な使い分けと金融機関の選び方 お金のマインド
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口座管理に迷っている人
口座管理に迷っている人

一人暮らしの場合、最適な銀行口座はどこ?
銀行口座はいくつ持ってるほうがいい?
貯蓄を自動化するいちばん簡単な方法は?

お金の管理がニガテな人、特に一人暮らしの場合は、口座の分け方を変えるだけで一気に家計管理を楽にすることができます。

枝豆
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一人暮らしの場合は、他人の事情は関係なく、自分が貯蓄しやすいように口座を連携できるもんね。

実際に一人暮らし歴が長いOL投資家の筆者も、これまでにいろんな分け方をしてきました。

最初は1つの口座をむりやり使っていましたが、家計管理がどんどん煩雑に。

最終的にたどり着いたのは、銀行口座と証券口座を混ぜて、3つに分ける方法です。

今回は、失敗を繰り返してたどり着いた私自身の口座の分け方を大公開!

一人暮らしの方におすすめの銀行口座・証券口座の分け方・選び方・自動化の方法を解説します。

▼本記事の内容
一人暮らしの場合、最適な銀行口座はどこ?
銀行口座はいくつ持ってるほうがいい?
貯蓄を自動化するいちばん簡単な方法は?

本記事の執筆者_枝豆

ご紹介内容はあくまで個人の見解と運用実績であり、正確性や安全性を保障するものではありません。また情報提供のみを目的としており、投資、法務、税務その他のアドバイスを意図しているわけでもありません。当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。詳細はこちら

一人暮らしの口座の分け方は3つがおすすめ!

一人暮らしの口座の分け方の基本は、3つの口座を開設することです。

枝豆
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最低3つに分けておくと家計管理しやすいです。

口座管理に迷っている人
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3つかぁ…それも管理できるか心配だなぁ…。1つでどうにかできない?

銀行口座を1つしか持たないのはリスクが高く、あまりおすすめではありません。

【銀行口座を1つしか持たないリスク】
・銀行破綻
・システムトラブル
・長期間のメンテナンスなど

アクシデントによって資産を動かせないリスクが生まれてしまうからです。

銀行の経営破綻は、アメリカやスイスだけの遠い国の話ではありません。

日本でも、過去に地方大手の北海道拓殖銀行や、業界4位だった山一証券が金融破綻に陥っています。

枝豆
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わたし、学生だったけどニュースでやってたのめちゃくちゃ覚えてるんですよね…「お金返せ!」って、銀行のシャッターをたたいてた…。怖

銀行破綻はめずらしいとしても、システムトラブルや長期間のメンテナンスで、引き出したい時に引き出せないケースは少なくないはず。

記憶に新しいのは、2021年。

みずほ銀行がシステム障害を連発し、業務改善命令を受けて、業務改善計画を提出しました。

2021 年 2 月 28 日以降に発生した一連のシステム障害について、短期間に度重なる障害を発生させたことで、社会インフラの一翼を担う金融機関として、円滑な決済にかかる役割を十分に果たせず、お客さまをはじめ広く社会の皆さまにご迷惑・ご心配をおかけしましたことを改めて深くお詫び申しあげます。

参考:業務改善計画の提出について|みずほ銀行

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自分の資産は、自分しか守れません。特に一人暮らしの方は、最低限の備えとして口座を分けておくのがおすすめです。

実際に私の場合は、個人資産用の口座を3つに分けています。

給与受取用口座(大手メガバンク)
副業用口座(ネット銀行)
貯蓄用口座(ネット銀行OR証券口座)

それぞれの口座について、分け方とこの分け方にした理由を細かく見ていきましょう。

給与受取用口座(大手メガバンク)

給与受取用口座とは、会社員の仕事の対価としてもらう給与の振込先にしている口座のことです。

枝豆
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まずは毎月ここに大きなお金が入ってきて、ここから他の口座に振り分けるイメージです。いわゆる「メインバンク」ってやつね。

メインバンク=主力となる取引銀行のこと

主な使用用途は、給与の受け取りと生活費の引き出し。

・給与の受け取り
・生活費の引き出し

生活費は基本的に電子決済にしているので、その引き落とし先もこの口座になっています。

また、家賃、光熱費、会費など、プライベートの出費かつ毎月定期的に定額を振り込む案件に関しても、クレジットカードを通じて、こちらの口座から引き落とされるようにしています。

枝豆
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スイカやパスモ、Paypayの引き落とし先も同じだよ。

この給与受取用口座は、都市銀行(大手メガバンク)を利用するのがおすすめ。

都市銀行
=いわゆる「大手メガバンク」と言われる銀行のこと
=日本全国に支店があり、ATMの設置個所も多い
=例:みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行

地方銀行
=各都道府県に本店がある銀行のこと
=地域居住者に対してのサービスが充実していることが多い
=例:東北銀行、千葉銀行、横浜銀行、スルガ銀行、伊予銀行、西日本シティ銀行など

現金が必要な時にすぐ近所のATMでお金をおろせるのは、やっぱり便利です。

枝豆
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現金が必要な時は、かなり減ってはいますけどね…

また、転職した際に、「給与振込口座を、大手メガバンクにしてほしい」というような軽い相談(?)を受けたこともあります。

これは労働基準法施行規則第7条の2第1項にある内容で、「労働者の同意を得た場合には、労働者が指定する銀行またはその他金融機関への振り込みに変えられる」というもの。

当該労働者に対し、第三号イからヘまでに掲げる要件に関する事項について説明した上で、当該労働者の同意を得なければならない。

一 当該労働者が指定する銀行その他の金融機関に対する当該労働者の預金又は貯金への振込み

参考:労働基準法施行規則|厚生労働省

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勤務先の変更によって、メインバンクの変更作業が発生するとなかなか面倒…。過去のお金の流れをさかのぼった時に管理がしずらくなってしまいます。

転職しても変更しなくていいように、私はメイン口座は大手メガバンクに固定することにしました。

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ただ、今はそんなケースもきっと減ってきているよね…。ネット銀行などの信頼性が低かった時代は、給与振込口座に設定できないことも多くあったと記憶してます。

副業用口座(ネット銀行)

2つ目の口座は、副業用の口座です。

副業用の口座については、ネット銀行を選んでいます。

その理由は、実際にここからお金を引き出して生活費に充てることはないから。

ATMを使うこともないし、逆に使えないほうが無駄な出費に繋がらず、節約できます。

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節約のためにも、ネット銀行にして一線引いておくのがおすすめです。

副業用口座のお金は、基本的には副業の再投資に使います。

貯まっているお金はしばらくそのまま置いておきますが、一定の金額が溜まったら証券会社の口座に移して、資産運用を始めます。

一般的にネット銀行は大手メガバンクよりも金利が高いので、放置時間が多い場合にもおすすめできます。

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証券会社に移す前の待機時間に、少しでも金利が良い口座に入れてお金を増やしたい人におすすめです。

また、振込しやすいこともあり、フリーランスの方はネット銀行を使っている人が多い印象があります。

仕事仲間が同じネット銀行を使っている場合、回数無制限で手数料無料になる銀行もあるので、仲間と同じ銀行を使うのもお得です。

わたしは楽天銀行を使っていますが、最初に選んだ理由は、仕事仲間が楽天銀行だったから。

振込回数が増えることが予想できる場合は、振込手数料が無料になるのは大きなメリットです。

枝豆
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あと、楽天銀行は利用すればするほど楽天ポイントも貯まるから、楽天経済圏ユーザーにもおすすめです!

また、楽天銀行で銀行口座を開設すると、楽天のデビットカードも使えます。

デビットカード
=支払いをすると即時に口座から利用額が引落とされる即時払いのカード
=口座残高までしか利用できない

ネット銀行の中には、現金がかんたんに下せるATMが少なくても、デビットカードでスーパーやコンビニ利用ができます。

デビットカードは、現金感覚で後払いのクレジットカードより気軽に使えるのがメリットです。

枝豆
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もし、現金が使えないと困る…という人がいたら、デビットカードを使うのもひとつの手だよ。

貯蓄用口座(ネット銀行OR証券口座)

最後の口座は、貯蓄用の口座です。

2つ目の口座のように、お金の中継地点として一部貯蓄するのではなく、貯蓄のためだけの貯蓄口座を別に持っておくのがおすすめです。

枝豆
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最後の貯蓄用口座は、一度入金したらもう引き出さない覚悟で使っています。

将来の留学費用やマイホームの資金、FIRE後の生活資金や引退後の老後資金をイメージして、資産運用をするための口座です。

毎月決まった日に1番目のメインバンクから自動振り込み設定をしてもいいですが、私はお金の流れを自分で把握したいのもあって、あえて手動にしています。

大事なことは、ルールを決めること。

私は、貯蓄口座からは一切お金をおろさないと決めているので、当たり前ですが、ずっと右肩上がりに増え続けています。

枝豆
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ここからお金は降ろさない!絶対手をつけない!と決めてしまえばこっちのものです。笑

貯蓄用口座におすすめなのは、ネット銀行の口座、そしてもっとおすすめなのは証券会社の口座です。

特に貯金額が1,000万円を超えたら、大手メガバンクでもネット銀行でも、いわゆる銀行口座はあまりおすすめしません。

その理由は、金融機関が経営破綻した場合に適用される「ペイオフ制度」です。

ペイオフ制度
=金融機関が破綻した場合に、預金保険制度に基づいて、預金者に対して保険金を支払う制度のこと

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逆に言うと1000万円以上は保護してもらえません。

じゃあ、金融商品でも買おうかと、銀行窓口で国債や投資信託を買ったとしても保護はされません。

銀行窓口で販売される国債や投資信託等は預金保険で保護されますか?
国債や投資信託は、預金保険による保護の対象ではありません。

引用:日本振興銀行関連のよくあるご質問|預金保険機構
参考:預金保険制度|金融庁

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意外な落とし穴です…。

わたしは貯蓄用の口座は、証券会社の口座にしています。

証券会社の場合は、分別管理が法令によって義務化されているため、証券会社が法令違反をしていない限り、全額補償されることになっています。

分別管理
=金融商品取引業者が預かる顧客の有価証券や金銭などの資産を証券会社自身が保有する資産と明確に区分して管理すること

金融商品取引業者等は、次に掲げる有価証券(次項の規定により管理する有価証券を除く。)を、確実にかつ整然と管理する方法として内閣府令で定める方法により、自己の固有財産と分別して管理しなければならない。

引用:金商法43条の2

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証券会社のほうが保護が2重になっているため、安心感は倍!もちろん買う金融商品によってはリスクは高いですが、私は断然銀行より証券会社のほうが利回り良く資産が増えています。

番外編:不動産投資用口座は別で持つ

わたしは不動産投資もしているので、不動産投資用口座を別途持っています。

不動産投資用口座は、家賃の管理やローンの返済、管理費用の支払いなど全自動で増えたり減ったりしています。

全期間を通じてプラスになっているのと、他のお金と混ぜたくないため、しばらくはこのまま運用する予定です。

具体例:一人暮らしのOL投資家の口座の分け方

私の場合は、以下の銀行口座・証券口座をメイン使用しています。

給与受取用口座(大手メガバンク):三菱UFJ銀行
副業用口座(ネット銀行):楽天銀行
貯蓄用口座(ネット銀行OR証券口座):マネックス証券

最初は給与受取用口座の三菱UFJ銀行だけですべての入出金を管理していましたが、正直すべての入金・出金を把握する余裕はなく、ほったらかしでした。

資産運用もしてない学生の時は、アルバイトの給与受取用口座にお金が貯まったら、同じ銀行の定期預金に預け替えていましたが、もちろん全く増えません。笑

目的に合った口座に預け替えをするようになって、初めてちゃんと家計管理と資産運用ができるようになったので、お金を長期的に運用して増やしていきたい方は、銀行の口座の分け方を今一度チェックすることをおすすめします。

今は、三菱UFJ銀行に入金された給与で日々の生活費を支払いながら、三菱UFJ銀行と楽天銀行の余裕資金をマネックス証券の口座に移動させ、毎月定期的に金融商品を買うことで、労力をかけずに資産運用をしています。

\口座の作り方がもっと知りたい!という方にはこの記事もおすすめ(*´▽`*)

口座を分けたほうが良い理由(一人暮らしの場合)

一人暮らしの場合、自分さえしっかりすれば自分に合ったやり方で口座を分けることができます。

これは資産運用する上で大きなメリットです。

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結婚していた時は、夫婦で資産運用していくことの難しさを感じていました…。効率的な運用をするために説得しないといけないんだけど、それがなかなか億劫で…笑

一人暮らしの人が口座を分けたほうが良い主な理由は、以下の3点です。

ムダ遣いが減る
家計管理がラクになる
システム障害や金融破綻などのトラブルに対応しやすい

実際に経験した私の感情の変化も含めて、一つずつ整理してみましょう。

ムダ遣いが減る

口座を分けたほうが良い1つ目の理由は、ムダ遣いが減ることです。

毎月決まった時に入金されるお給料は、そのままにしているとお金持ちになったような錯覚に陥ります。

つい余分にお金を引き出してしまい、必要以上にお金を使ってしまうのはよくあることです。

あらかじめ貯蓄口座にきちんと分ければ、そもそも給与受取口座に入っているお金が少なくなるので、それ以上の金額を使うことがありません。

貯蓄口座をしっかり分けて、先取貯金を習慣にしておくだけでムダ遣いを減らすことができます。

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実際にわたしは25万円/月の投資ができるようになりました。口座を分ける前は10万円/月がやっとでした。全然違うよね…!

家計管理がラクになる

口座を分けると、お金の流れが見える化されて、家計管理がラクになります。

現代人は、家賃や公共料金、サブスクリプションで会員費や使用料が勝手に引き落とされるため、日々どんなサービスを利用していて、いつどのくらいの残高が残るのか把握しずらくなっています。

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昔は複数の口座から、一度にいろんなサブスクの料金が引き落とされていて、どれがどのサービスなのか、ぜんぜんわからなくなっていました…

その状態だと万が一お金が無くなったとしても、残高がいくらかもわかっていないため、出入金の変化に一切気が付くことができません。

枝豆
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いつの間にか残高がなくなっていて、急いで入金したこともありました。そんなにだらしない人はいないかもだけど…笑

システム障害や金融破綻などのトラブルに対応しやすい

口座を分けるもう一つのメリットは、システム障害や金融破綻などのトラブルに対応しやすい点です。

銀行口座が一つしかない人は、その銀行に通信障害や金融破綻などのトラブルがある場合に、お金を一切引き出せなくなってしまうリスクがあります。

枝豆
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記憶に新しいのは、みずほ銀行のシステム障害です。

この時、システム障害が起こった銀行しか持っていなかったとすると、かなり長い間、自由にお金を引き出せない状態になっていました。

また、銀行の場合は1000万円までしか預金が保護されないので、資産運用へのモチベーションも上がりにくいでしょう。

証券会社ならいざとなっても保護されることがわかっているので、比較的アクティブな投資をしても増やしたいという気持ちになり、金融にますます興味がわくかもしれません。

\口座の作り方がもっと知りたい!という方にはこの記事もおすすめ(*´▽`*)

効率的に家計管理&資産運用をするためのコツ

口座管理に迷っている人
口座管理に迷っている人

銀行ごとにメリットがあるなら、とりあえずたくさん口座を持っておいた方がよさそう!

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いやいや、むしろ口座を増やしすぎてもよくないよ。

効率的な家計管理や資産運用のためには、口座の分け方はもちろん、口座を分けた後にも運用のコツがあります。

注意!口座放置すると手数料がかかる場合も
複数口座を管理できるアプリを活用する
先取り貯金の仕組みをあらかじめ作っておく
ドル決済ができる銀行も持っておく

一つずつ見てみましょう。

注意!口座を放置すると手数料がかかる場合も

銀行口座や証券口座は、増やしすぎるのもよくありません。

口座開設後にその口座を利用せず放置してしまうと、「未利用口座管理手数料」が勝手に引き落とされてしまう場合があります。

枝豆
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ここ数年でメガバンクや一部の地方銀行で未利用口座に手数料を課す流れが来ています…。

例えば、三菱UFJ銀行の場合を見てみましょう。

以下の条件に当てはまる場合のみ、未利用口座管理手数料として、年間1,320円(税込)を支払わなくてはなりません。(2024年3月現在)

対象2021年7月1日以降に開設した口座のうち、以下の条件に該当しない口座

・2021年6月30日時点で、既に開設済みの場合
・他の預かり金融資産(定期預金、外貨預金、投資信託等)が1円以上ある場合
・当行にてお借入れがある場合
条件最後の利用から2年経過
未利用口座管理手数料年間1,320円(税込)
参考:未利用口座管理手数料|三菱UFJ銀行

今はまだ一部の銀行だけかもしれませんが、今後多くの銀行で同じような手数料制度が生まれる可能性があります。

知らないうちに資産が取り崩されないように、用途がない口座はきちんと解約手続きをしておくのがおすすめです。

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口座を開設したことを忘れてしまう人は、複数口座を管理するためのアプリを使うと安心です。

複数口座を管理できるアプリを活用する

銀行口座を複数持っていると、その残高や入金・出金を常に監視するのは困難です。

そんな時に役立つのが「マネーフォワード」や「Zaim」、「Moneytree」などの家計管理アプリ。

その都度ログインしなくても複数の口座をひとつの画面で見ることができ、さらに毎日の財産の増減をかんたんに確認することができます。

また、家計簿の同じ項目の出費の推移を把握することもできるので、何をすれば効率的に節約ができるのか、一目見ればわかるようになります。

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今月は食費を使いすぎたなぁとか、このところサブスク契約しすぎて固定費の割合がスゴイことになってきたとか、見れば見るほど気づきがあります。

家計簿は入力作業が必要なのでどうしても一定の時間がかかり、忙しい人にとっては現実的ではありません。

しかし家計管理アプリなら、最初にダウンロードして、初期設定をしてしまえば、自動で記録してくれます。

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最初に使った時は本当に画期的でした!3口座に収まる一人暮らしの方ならマネーフォワードの無料プランで十分なので、ぜひ使ってみてください。

先取り貯金の仕組みをあらかじめ作っておく

お金の出金・入金対応がどうしても毎月継続できないという方は、最初から仕組みを作ってしまうのがおすすめです。

自動積立定期預金
=同じ金融機関内の通常貯金・預金から自動的・定期的に積み立てる定期貯金のこと

定期自動入金
=指定した金融機関から指定金額を引き落とし、別の金融機関の口座に自動的・定期的に入金できるしくみ
=例:マネックス証券など

同じ銀行の場合は、普通預金から「自動積立定期預金」を利用して、定期的に一定額を定期預金として積み立てます。

違う銀行の場合は、「定期自動入金」を利用して、他の銀行から毎月決まった時に自動で入金することが可能です。

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私は昔、銀行の「自動積立定期預金」を使っていました。でも、マネックス証券へ移動させる「定期自動入金」にしたら、資産運用のスピードがぐんと上がったので、個人的には「定期自動入金」で証券会社に移動させるほうがおすすめ!

特にしばらく相場から離れる時は、積立原資が枯渇しないように「定期自動入金」制度を利用しておくと便利です。

さらに先取り貯金の仲間には、勤務先で行う「財形貯蓄制度」や個人で行う「新NISA]の「積立投資枠」もあります。

財形貯蓄制度
=事業主を通じて積み立てていく目的を問わない使途自由な貯蓄のこと

新NISA(積立投資枠)
=国が行う少額投資用の非課税制度のこと
=つみたて投資枠120万円/年、成長投資枠240万円/年まで非課税で投資可能

確実に貯金を続けるためには、まず、国の「NISA」や「iDeCo(個人型確定拠出年金)」のしくみを利用することがおすすめです。

さらに会社勤めの場合は、勤務先の福利厚生制度を確認したり、民間の金融機関の自動入金サービスをみてみると、必ず自分の貯金や投資方針にあうやり方が見つけられるはず。

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まだ活用していない人は、ぜひ検討してみてください。

ドル決済ができる銀行も持っておく

海外市場でのお仕事をお持ちの場合は、ドル決済ができる銀行を持っておくことも検討したいところ。

大手銀行の場合、海外から送金されたお金は日本円に振り替えて受け取るのが普通です。

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例えば、大手メガバンクの三菱UFJ銀行の場合は、海外からの送金は日本円になっていました。

今後、一人暮らしや独身の社会人であれば特に、1つの勤務先からのお給料だけで暮らしていくのは難しく、いろいろ副業に挑戦していくと思います。

日本にとどまらず世界でお仕事をするケースも増やしていく必要があります。

2022年の円相場は1米ドル150円を突破し、32年ぶりの円安を記録しました。

2024年からは円高が予想されていますが、長期的にみて「円だけしか持たないリスク」が注目されています。

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単純に旅行を良くする人も、海外で使える銀行のデビットカードを持っておくと便利かも…!サービスの形は日々変わっているようなので、気になる方はぜひ調べてみてください。

\まずは1000万円から貯めたいという人には、この記事がおすすめ(*´▽`*)

それでも1口座のみで管理したい場合の注意点(一人暮らしの場合)

複数口座の管理が面倒に感じる人は、目的別口座が使える銀行を使うのもひとつの方法です。

目的別口座とは?

目的別口座とは、目的ごとに目標金額や期限を設定して貯蓄することができる口座のこと。

例えば、家や車の購入、留学費用、旅行費用、結婚費用など、目的ごとに分けることが可能です。

目的別口座サービスが使える銀行の例

住信SBIネット銀行(10口座)
GMOあおぞらネット銀行(10口座)
あおぞら銀行BANK(20口座)

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自分で口座名をつけることもできるので、個人ができるカスタマイズ口座みたいなものを想像するとわかりやすいかも!

一人暮らしなら目的別口座はいらない?

目的別口座は、あくまで目的別に口座が分かれているだけのサービスです。

銀行の「自動積立定期預金」のように、金利が異なる口座間の移動ではないので、あくまでお金がより見える化されるだけ。

もちろんお金の見える化によって、ムダ遣いを減らすことはできるかもしれませんが、実際にそこから自動で投資をしたり、金利の高い口座に移動できるわけではありません。

目的別口座を使ったとしても、結局はそこからもう一度、他の金融機関へ自動で切り替える仕組みを利用することになるので、私はそこまで目的別口座の必要性を感じませんでした。

目的別口座はもうちょっと資産が複雑なご家族向けにはとてもよい制度なのかなと思います。

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私の場合は、結局銀行と証券会社の口座3つで事足りてしまいました。笑 もしかしたらもっといい使い方があるのかもしれないけど…。今のところは、細かく目的を分けて資産管理したい方、もしくはご家族がいる方にはおすすめ!

\口座の作り方がもっと知りたい方は、こちらの記事もおすすめ(*´▽`*)

まとめ:一人暮らしの口座の分け方&自動化を解説!上手な使い分け

私の場合は、以下の銀行口座・証券口座をメイン使用しています。

給与受取用口座(大手メガバンク):三菱UFJ銀行
副業用口座(ネット銀行):楽天銀行
貯蓄用口座(ネット銀行OR証券口座):マネックス証券

基本的には給与の受取は大手メガバンクで行い、副業の収益はネット銀行で受取りつつ、生活に必要なお金以外を自動的に貯蓄用口座に流すということをしています。

このやり方だと、普段の生活費も問題なくATMで下せるし、なにかしらのトラブルがあったとしても対応しやすいわりに、自動できちんと資産を蓄えることができるためおすすめです。

証券会社の中に資産を流せば、そこからさらに自動でつみたて投資が可能になっているので、ご本人が望めば給料を受け取ってから株を買うまで、全行程を全自動で対応できます。

わたしも一部の投資信託は全自動で購入していますが、さすがにシステムに頼りすぎて、市場を見なくなるのもよくありません。

今は毎日市場の確認をしているので、この時期は一部手動にしています。

仕事の繁忙期などが来たら、また全自動化を発動するかもしれませんが、こんな風に自分に合ったやり方で資産が作れるのも、銀行・証券口座を3つに分けているから。

みなさんも自分に合った銀行・証券口座の分け方を一度検討してみてください。
それでは今日もまめまめたのしい一日を。

\まずは1000万円から貯めたいという人には、この記事がおすすめ(*´▽`*)

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