
株式投資初心者なんだけど、PayPayボーナス運用が気になってます。株式投資の疑似体験ができるってほんと?
そうなんです。
キャッシュレス決済の「PayPay(ペイペイ)」で提供されている疑似株式投資サービスの「PayPayボーナス運用」が人気で、2021年12月には利用者が500万人を突破したことがわかりました。
これは2020年4月のサービス提供開始から、たった1年7か月です。
特に株式投資初心者に人気で、「意外とリターンが大きく、かんたんに株式投資の疑似体験ができる」と評判なんだって!
今回は
・PayPayボーナス運用とは?
・PayPayボーナス運用のメリット
・PayPayボーナス運用のよくある質問(引き出しのタイミングや税金の仕組み)
についてまとめてみました。
PayPayボーナス運用とは?
キャッシュレス決済の「PayPay(ペイペイ)」は、2020年4月からPayPayボーナスを運用して増やすことができる「PayPay(ペイペイ)ボーナス運用」サービスをはじめました。
PayPay(ペイペイ)ボーナス運用
=PayPayボーナスを運用して増やすことができる株式投資を疑似体験できるサービス
まずは、PayPay(ペイペイ)を使ったことがない方向けに、PayPay(ペイペイ)ボーナスについて説明しましょう。
PayPayボーナスとは?
PayPayボーナスとは、PayPayアプリを使って決済する際に付与される還元ボーナスのことです。
PayPayボーナス
=PayPayアプリを使って決済する際に付与される還元ボーナスのこと
獲得したPayPayボーナスは、Yahoo!ショッピングやその他PayPayが使える実店舗で使うことができ、有効期限はありません。(無期限でいつでも使えます)
PayPayボーナスの還元率
PayPayボーナスの還元率は、PayPayを使った場所によって異なります。
実店舗での決済:1.5%
Yahoo!JAPAN対象サービスでの決済:1%
請求書払いでの決済:0.5%
PayPayボーナスの付与上限
PayPayボーナスの付与上限は、PayPayを使った場所によって異なります。
実店舗での決済:7500円/回、15000円/月
Yahoo!JAPAN対象サービスでの決済:5000円/回、15000円/月
請求書払いでの決済:2500円/回、15000円/月
PayPayボーナスは投資して増やせる?!
PayPayボーナスは、PayPay証券の独自ポイントに交換すれば増やすことができます。
これが株式投資の疑似体験ができるので、株式投資初心者の練習方法として人気です。
PayPay以外の他社でもボーナス(ポイント)を運用することができるサービスは人気で、他にも以下のようなサービスがあります。
【類似サービス】
PayPay「ボーナス運用」
楽天「ポイント運用」(楽天ポイント)
dポイント「ポイント投資」(dポイント)
au PAY「ポイント運用」(Pontaポイント)
クレディセゾン「ポイント運用」(永久不滅ポイント)

世の中にはお得なポイントサービスがいっぱいあるなぁ…。ポイントも投資で増やす時代なんですね(*´▽`*)
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PayPayボーナス運用の投資対象
PayPayボーナス運用の投資対象は、米国株の代表的な指数(インデックス)の「S&P500」です。
S&P500
=米国市場全体の動きを反映していると言われる米国株の代表的な指数
=米国株式市場の約80%の時価総額比率を占めている
自分がどのくらいリスクをとって、PayPayボーナスを運用するかによって、2つのコースに分かれます。
コース① スタンダードコース
コース② チャンレンジコース
それぞれのコースについて詳しく見ていきましょう。
コース① スタンダードコース
スタンダードコースでは、PayPayボーナス運用先として、SPY(SPDR S&P500 ETF)が利用されます。
SPY(SPDR S&P500 ETF)
=S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している株価指数S&P500指数の値動きに連動するファンド
=米国の上場企業の中から厳選された500銘柄(産業グループ24種以上)で構成される
=米国で上場された最初のETF
幅広く米国の上場企業に投資するETF(上場投資信託)なので、長期投資に向いている指数です。
2022年01月12日現在のファンドの組み入れ銘柄は以下の通りです。
銘柄名 | 保有株数 | 組入比率 |
Apple Inc. | 175,036,960 | 6.84% |
Microsoft Corporation | 84,319,560 | 5.97% |
Amazon.com Inc. | 4,898,408 | 3.60% |
Tesla Inc | 9,135,566 | 2.25% |
Alphabet Inc. Class A | 3,378,282 | 2.13% |
Alphabet Inc. Class C | 3,139,982 | 1.98% |
Meta Platforms Inc. Class A | 26,574,152 | 1.97% |
NVIDIA Corporation | 28,077,320 | 1.75% |
Berkshire Hathaway Inc. Class B | 20,566,504 | 1.47% |
JPMorgan Chase & Co. | 33,187,986 | 1.24% |

安定的にPayPayボーナスを運用したい人のためのコースが、このスタンダードコースです。
コース② チャンレンジコース
チャンレンジコースでは、PayPayボーナス運用先として、SPXL(DIREXION S&P 500 3X ETF)が利用されます。
SPXL(DIREXION S&P 500 3X ETF)
=S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が公表している株価指数S&P500指数の値動きの3倍の投資効果を目指すファンド
値動きが3倍になるので、リターンがあればそのリターンは3倍になりますが、リスクがあればリスクも3倍になります。
通常のSPY(SPDR S&P500 ETF)に比べると、リスクは高く、その名の通りチャレンジしたい方向けのコースです。
5年間のSPYとSPXLの推移を比較してみると…

SPY:104.87%
SPXL:377.97%
この5年間で言えば、3倍の投資効果があるSPXL(DIREXION S&P 500 3X ETF)のほうが大きく増えていますが、それはたまたまここ数年の株式市場の値上がりが大きいからです。
下落する時は大きく下落するので、リスクが3倍になってしまうのは注意が必要です。
アメリカと中国で、日本は全くランクインできません。
PayPayボーナスがおすすめの人
PayPayボーナス運用は、投資未経験者におススメなサービスです。
おすすめ① 投資額が少ない人
おすすめ② 投資未経験者
もちろん投資の経験が大きな人でもお得なのですが、期待しすぎは禁物です。
というのも、PayPayボーナスは現金化することはできません。あくまでお買い物に使うことができるPayPayボーナスが増えるのみで、現金と同じように投資することはできません。
また、S&P500以外への投資はできません。投資コースも2コースしかないので他の投資対象に投資したい場合はPayPayボーナス運用以外で投資する必要があります。
理由① 運用して増えたPayPayボーナスは、現金化できない
理由② S&P500以外への投資をすることはできない
PayPayボーナス運用のメリット
PayPayボーナス運用には一定の制限がありますが、メリットもたくさんあります。
PayPayボーナス運用のメリットをまとめてみましょう。
メリット① 初心者でもかんたんに株式投資気分が味わえる
手数料は0円から、付与されたPayPayボーナスで気軽に株式投資をしている気分が味わえます。
証券会社で投資・運用をする場合に必要な口座開設も必要がないので、マイナンバーの提出や同意書類などの提出も必要ありません。
メリット② 1円から投資スタート可能
PayPayボーナス運用は、PayPayボーナスが1円になった時から始めることができます。
PayPayボーナス運用のようなポイントを運用できるサービスは多いのですが、1円から運用できるサービスは他にありません。
貯まったポイントを運用に回せるサービスは他のネット証券でも提供されていますが、最低1円から運用を開始できるのはPayPayボーナス運用のみとなっています(2021年7月13日時点)。
項目 | PayPay | 楽天 | dポイント | au PAY |
最低運用金額 | 1円~ | 100円~ | 100円~ | 100円~ |
メリット③ いつでも引き出し可能
PayPayボーナス運用は、24時間365日いつでも引き出し可能です。
普通の証券会社は時間がある程度限られていたり、タイムラグが発生することもありますが、PayPayボーナスに関してはその場で利用可能と言う点もメリットのひとつです。
PayPayボーナス運用の評判
PayPayボーナス運用は、他の類似サービスと比較しても手軽で、メリットの大きいサービスです。
その点はSNSなどの評判を見ても明らかで、かなり評判が良いことがわかります。特によくつぶやかれているのが以下の3点です。
評判① 意外とリターンが大きい
評判② 1円から投資できるのが嬉しい
評判③ 自動追加機能手間なし&いつでも引き出せる
評判① 意外とリターンが大きい
評判② 1円から投資できるのが嬉しい

PayPayボーナス運用は1円から投資できます。これは、類似サービスと比べてもかなりの強みだよね。他のサービスと比べてもかなりお手軽ってことだ。
評判③ 自動追加機能手間なし&いつでも引き出せる

手間がかかるとどうしても続けられないから、らくちん運用は必須ですよね。わたし手間がかかるポイ活系はどうしても続かなくなってしまうのよね…
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PayPayボーナス運用でよくある質問
その他、PayPayボーナス運用でよくある質問をまとめました。
利用する際にはぜひ、この点もチェックしてからにしてね。
質問① PayPayボーナスを増やす運用のコツは?
PayPayボーナスと通常の証券口座の大きな違いは、PayPayボーナスは土日も買えることなんです。
土日お休みの人は、ちょっとゆっくりできる週末の時間に株価やニュースをチェックして、月曜日に株価がどうなるか予想して、一足先に動くことができます。
例えば…
①土日に株価が上がりそうなニュースが出た場合
月曜日に株価が上がると予想して、土日のうちに安く買っておく
②土日に株価が下がりそうなニュースが出た場合
月曜日に株価が下がると予想して、土日のうちに高く売っておく
などして、PayPayボーナスの売り買いのタイミングを計ることでPayPayボーナスを増やすことができます。
質問② 税金・確定申告はどうすればよい?
PayPayボーナスの運用にかかる税金は、通常の証券会社の株式運用と同じく、利益に対して課税されます。
PayPayボーナスは現金化できず、「ポイント」としての扱いになり、収益は一時所得に分類されます。
一時所得
=給与所得などとは別で、営利目的でない臨時的な所得、対価性のない所得などのこと
一時所得は50万円(最高限度額)の特別控除があるので、年間50万円以下であれば申告する必要はありません。
万一、年間50万円を超えた場合のみ、以下の計算式によって課税金額を計算する必要があります。
一時所得の課税金額=「総収入金額」-「収入を得るために支出した金額(経費)」-「特別控除(50万円)」×2分の1
PayPayボーナス運用が改悪!?2022年度の変更点
このようにイイことしかないPayPayボーナス運用ですが、残念なことに2022年から手数料が必要とされるようになりました。
これまでは追加手数料も引き出し手数料も無料だったのですが、今後は少しルールが変わります。まとめてみましょう。
変更点① 2022年度の追加手数料の変更
2022年3月24日からPayPayボーナス運用は、一部有料化されるというニュースが発表されました。
▼改正前
【追加時】
100円以下→なし
100円以上→なし
【引き出し時】
100円以下→なし
100円以上→なし
▼改正後
【追加時】
100円以下→なし
100円以上→手数料1%
【引き出し時】
100円以下→なし
100円以上→なし
PayPayボーナス運用へ100円以上追加する場合のみ、1%の手数料が取られることになりました。逆に100円未満の場合には手数料はこれまで通り無料となるので99円までなら手数料はかかりません。

今の無料期間のうちにPayPayボーナス運用がどんなサービスか使いこなしておくべきかも?!
まとめ ~PayPayボーナス運用とは?~
PayPay(ペイペイ)ボーナス運用とは、PayPayボーナスを運用して増やすことができる株式投資を疑似体験できるサービスです。
PayPayボーナス運用の投資対象は、米国株の代表的な指数(インデックス)の「S&P500」です。
S&P500
=米国市場全体の動きを反映していると言われる米国株の代表的な指数
=米国株式市場の約80%の時価総額比率を占めている
自分がどのくらいリスクをとって、PayPayボーナスを運用するか決めて、コースを選びます。
コース① スタンダードコース=リスクをとりたくない人用・長期投資用
コース② チャンレンジコース=リスクをとりたい人用・短期投資用
PayPayボーナス運用のメリットは以下のとおりです。
メリット① 初心者でもかんたんに株式投資気分が味わえる
メリット② 1円から投資スタート可能
メリット③ いつでも引き出し可能
参考にしてみてね。
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