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【注意】新NISAへのロールオーバーで失敗しない!得するしくみと裏ワザ大解説

【注意】新NISAへのロールオーバーで失敗しない!得するしくみと裏ワザ大解説株式投資
投資初心者
投資初心者

2024年から新NISAになるって聞いたけど、今の一般NISAに入れているお金はどうなっちゃうの?ロールオーバーってできる?

今回は、こんな疑問にお答えします。

▼本記事の内容
・運用成績によって違う!?新NISAのロールオーバー
・裏ワザ!新NISAの非課税投資枠「122万円」を増やす方法
・新NISAのロールオーバーの注意点

2014年からはじまり、2023年末に終わるといわれていた「一般NISA」。

新規の口座開設が2023年に終了し、2024年からは「新NISA」に生まれ変わることになりました。

投資初心者
投資初心者

え?え?せっかく「一般NISA」をはじめたのに、もうなくなっちゃうの?
「新NISA」ってなにさ。

…と不安に思う方も多いと思います。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

でも大丈夫、安心してください。(はいてますよ)

今「一般NISA」の枠内で運用しているお金は、非課税期間(5年)をすぎたら「新NISA」に移動させることができます。

この移動のことを、「ロールオーバー」と言います。

でも「新NISA」の「ロールオーバー」…ちょっと複雑で、ちゃんと理解しないと失敗しかねないんです。

今回は、今すでに「一般NISA」で運用している方が2024年までになにをすべきか、「新NISA」のロールオーバーにまつわるよくある質問の答えを整理してみました。

本記事の執筆者_枝豆

本記事を書いている枝豆は投資歴12年です。30歳の時に、貯金0から不動産投資と積立投資を始めて、今では「準富裕層」になりました(*´▽`*) 詳しいプロフィールはこちら>

ロールオーバーとは?

ロールオーバーとは、「古い非課税口座から、新しい非課税口座に資産を移動すること」を言います。

ロールオーバー
=古い非課税口座から、新しい非課税口座に資産を移動すること

投資初心者
投資初心者

なぜ古い口座から新しい口座に移動が必要なの?
古い口座のまま運用すればいいじゃん?

普通はそう思いますよね。

しかし、資産を移動しなければならない理由があります。

その理由は、「一般NISA」の場合、非課税投資を続けられる期間は「5年間」までという決まりがあるからです。

5年後に新しい非課税投資枠に移す手続きをすれば、また「5年間」続けて運用することができます。この手続きのことを「ロールオーバー」と言います。

2024年からのロールオーバーはどうなる?

2019年まで「一般NISA」は、2023年までに終了することが決まっていました。

しかし、2024年から「一般NISA」は「新NISA」に生まれ変わり、継続が決定。

「新NISA」ができたことで、これまで「一般NISA」で運用していたお金を「新NISA」にロールオーバー(=移し替え)することができるようになりました。

\2023年までのロールオーバーについては、以下の記事で詳しく解説しています(*´▽`*)

「新NISA」に変わったからと言って、非課税期間終了後の対応は変わりません。選択肢は、これまでと同じ以下の3つ。

選択肢➀ 新NISAにロールオーバー(=移し替え)する
選択肢② 売却する(現金にする)
選択肢③ 放置する(課税口座に勝手に移動)

違うのは、選択肢➀が「一般NISA」にロールオーバーするのではなく、「新NISA」にロールオーバーすることになったという1点だけです。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

ただ…これがちょっと複雑なのです。ここからは「新NISA」のロールオーバーについて説明します。

運用成績によって違う!?新NISAのロールオーバー

2024年からはじまる「新NISA」が2023年までの「一般NISA」と大きく違うポイントは、非課税額投資額が「1階建て」から「2階建て」に変わること。

一般NISA
1階:非課税枠120万円/年

新NISA
1階:非課税枠20万円/年 
2階:非課税枠102万円/年

基本的には、一般NISAから新NISAにロールオーバー可能です。

しかし、1階だけだった非課税枠が2つに分かれたことで少しロールオーバーのルールが複雑になりました。

新NISAのロールオーバー基本ルール

新NISAのロールオーバー基本ルールは、以下のとおり。

➀非課税枠が2つに分かれる (20万円+102万円)
②ロールオーバーする非課税枠を使用する順番は、2階→1階 (2階の102万円が先) 

箱が2つに分かれること、箱の容量が違うことで、若干ルールが複雑になってます。

ルールの複雑化に加えて、わたしたちの資産運用成績は、人によって違います。

この5年間の運用によって増えたOR減った資産額によって、ロールオーバーで使う非課税枠が変わるので注意が必要です。

大きく分けるとパターンは3つ。

➀ロールオーバーする資産が新NISAの非課税枠「122万円」を超えている場合
②ロールオーバーする資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えている場合
②ロールオーバーする資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えない場合

それではひとつずつ見ていきましょう。

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資産が新NISAの非課税枠「122万円」を超えている場合

例えば、資産が150万円だと仮定しましょう。

資産額:150万円

非課税枠:122万円
1階:非課税枠20万円/年→すべて使用
2階:非課税枠102万円/年→すべて使用

はみ出た額:150万円-122万円=28万円

ロールオーバーできる額:150万円
その年に新規投資できる額:0万円

資産が150万円の場合は、150万円全額ロールオーバーできます。

非課税枠からはみ出た28万円も超過分として上乗せできます。
(その年の新規投資はできません。)

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

新NISAのロールオーバーのいいところは、ロールオーバーできる額に上限がないこと!例えば5年間の運用で120万円が200万円になったり、300万円になったりしたら、ぜーんぶロールオーバーできちゃいます。これはうれしい!

資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えている場合

例えば、資産が110万円だと仮定しましょう。

資産額:110万円

非課税枠:122万円
1階:非課税枠20万円/年→8万円分使用
2階:非課税枠102万円/年→すべて使用

ロールオーバーできる額:110万円
その年に新規投資できる額:12万円(=20-8万円)

資産が110万円の場合は、110万円全額ロールオーバーできます。

最初に2階の102万円分の枠を使用し、残りの8万円を1階から使用します。

1階には残り12万円の枠が残っているので、その年は12万円までの範囲で追加投資できます。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

この場合注意が必要なのは、2階の非課税枠から消費するということ!
普通に考えると1階から使う気がしちゃうよね。

資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えない場合

例えば、資産が100万円だと仮定しましょう。

資産額:100万円

非課税枠:122万円
1階:非課税枠20万円/年→未使用
2階:非課税枠102万円/年→100万円分使用

ロールオーバーできる額:100万円
その年に新規投資できる額:22万円(=102-100万円+20万円)

資産が100万円の場合は、100万円全額ロールオーバーできます。

最初に2階の102万円分の枠のうち、100万円分を使用しますが、2階分も2万円余ります。
また1階分については全額未使用のままになります。

その年は22万円までの範囲で追加投資できます。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

残念だけど、ぜんぜん資産が増えずに減っちゃったケースです。ロールオーバーするか、現金化するか迷う人もいるかも?

裏ワザ!新NISAの非課税投資枠「122万円」を増やす方法

新NISAの非課税投資枠は、1階分が20万円、2階分が102万円で合計122万円というルールがあります。

このルールどおりならば、5年間の運用で投資枠の限界は610万円のはずです。

122万円×5年間=610万円

しかし、これまで一緒に見てきた方は、この限界値以上に増やすことができることにお気づきでしょう。

そう、実は新NISAのロールオーバーは、もし5年間の運用で大きく資産を増やすことができていたら、その増えた額もまるごとロールオーバーすることができるのです。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

裏ワザでもなんでもないけどね。笑 でもありがたいなぁ…本当にお得な制度です(´▽`)

金融庁の新NISA制度の概要と改正の狙い

金融庁から公開されている資料「新NISA制度の概要と改正の狙い」の「よくある質問とその回答」には、この非課税投資枠を「122万円」以上に増やすことができるということがきちんと明文化されています。

現行の一般NISAを利用されている方については、5年間の非課税期間終了時において、新NISAにロールオーバーをすることが可能だ(時価ベース)。その際に、2階部分から枠を先に利用していくことになるが、仮に 102 万円を超える金額をロールオーバーするときは、1階部分の枠も利用することに留意する必要がある。

また、1階部分を費消しても、なお、ロールオーバーする金額がある場合は、その金額全体をロールオーバーすることができる(例えば 150 万円をロールオーバーする場合、2階部分と1階部分を使いきることになるが、150 万円全額を新NISAの2階部分に入れることができる)。

参考:金融庁 新しいNISA制度の概要と改正の狙い
https://www.fsa.go.jp/frtc/kikou/2019/20200203_P32-35.pdf

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

この122万円の非課税投資枠の拡大は、金融庁もきちんと認めている裏ワザなんですね(´▽`)

新人投資家
新人投資家

だから~……別に裏ワザってわけじゃないのよw 笑

新NISA対策!これからNISAを始めるなら待つべき?

現行の一般NISAは、2023年までで終了します。

新NISAはかなり複雑ですし、一般NISAから新NISAへのロールオーバーも複雑に感じるかもしれません。

しかし、金融庁の資料「新NISA制度の概要と改正の狙い」にあるように、もし運用がうまくいくならば非課税投資枠を増やすことができるというメリットもありますので、少しでも早くNISAを始めるために新NISA開始前に一般NISAを始めるのもひとつの方法です。

一方で、やっぱり複雑で難しいと思った方は、「つみたてNISA」を始めるという手もあります。

「つみたてNISA」は、「一般NISA」と違い超長期投資を前提としているため、非課税期間が20年と「一般NISA」や「新NISA」の4倍も長い期間投資し続けることになります。

難しいロールオーバーの必要がないので初心者の方でも心配な点が少ないでしょう。

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新NISAのロールオーバーの注意点

ここまで新NISAのロールオーバーについて説明してきましたが、最後に新NISAのロールオーバーを失敗しないための注意点を3つお伝えします。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

誤解しちゃうと、あとでちょっとややこしくなったりするので、この3点は気をつけて~。

注意点① ロールオーバーした年は、その金額の分は新規購入できない

新NISAのロールオーバーの注意点の1つ目は、「ロールオーバーした年は、その金額の分は新規購入できない」です。

先ほどのシミュレーションにも出てきましたが、新規投資可能な金額は非課税投資枠からロールオーバーした金額分を引いた分のみです。

すでにロールオーバーでその年の非課税投資枠を使ってしまっていたら、新規の投資はできません。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

新NISAの非課税枠で持っている商品の投資成績が悪い場合は、もしかしたらロールオーバーしないで、新しい商品を買うっていう選択もありかもしれません。この辺が難しいところですよね。

注意点② ロールオーバーするなら前年10月~12月に書面の提出が必要

新NISAのロールオーバーの注意点の2つ目は、「ロールオーバーするなら前年10月~12月に書面の提出が必要」です。

ロールオーバーする際は、その前年の10月から12月の間に書類の提出が必要になります。

ロールオーバーする書類を提出し忘れると、ロールオーバーできなくなりますので、注意が必要です。

枝豆 (40代独身女性投資家)
枝豆 (40代独身女性投資家)

書類の提出を忘れるとロールオーバーできないよ。(´;ω;`)金融機関によっては書類が送られてくる場合もあるようだけど、それこそ金融機関のルールも5年のうちに変わってもおかしくないです。自分の資産管理のために、しっかり情報収集してね。この辺の手続きが心配な方は…「つみたてNISA」を選ぶっていうのもありだよね。

注意点③ 新NISAでは一部商品はロールオーバーできない

新NISAのロールオーバーの注意点の3つ目は、「新NISAでは一部商品はロールオーバーできない」です。

新NISAでは、対象商品から上場廃止しそうな株式や、高レバレッジの投資信託などのリスクが高い商品が対象から外されます。

そのため、一般NISAでは対象だった商品でも新NISAには対応していないことがあり得るのです。対象にならない商品はロールオーバーができないため、新NISAへ引き継ぐことはできません。

もし、新NISAで対象外になった商品を持っている場合はロールオーバーではなく、売却か課税口座に移す必要があります。

まとめ~新NISAへのロールオーバー裏ワザ解説~

2024年からはじまる「新NISA」が2023年までの「一般NISA」と大きく違うポイントは、非課税額投資額が「1階建て」から「2階建て」に変わることです。

そのため、ロールオーバーのしくみもこれまでとは異なります。新NISAのロールオーバー基本ルールは、以下のとおり。

➀非課税枠が2つに分かれる (20万円+102万円)
②ロールオーバーする非課税枠を使用する順番は、2階→1階 (2階の102万円が先) 

大きく分けるとパターンは以下の3つで、特にロールオーバーする資産が新NISAの非課税枠「122万円」を超えている場合は、上限なくロールオーバーすることができます。

➀ロールオーバーする資産が新NISAの非課税枠「122万円」を超えている場合
②ロールオーバーする資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えている場合
③ロールオーバーする資産が新NISAの2階分の非課税枠「102万円」を超えない場合

また、新NISAのロールオーバーについては、以下の3つの注意点に特に気を付けてください。

注意点① ロールオーバーした年は、その金額の分は新規購入できない
注意点② ロールオーバーするなら前年10月~12月に書面の提出が必要
注意点③ 新NISAでは一部商品はロールオーバーできない

参考にしてみてね。

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